賃貸物件の中には犬をはじめ、ペット不可の物件は数多くあります。
もし自分がそういう物件に住んでいるにもかかわらず捨て犬を拾ってしまったら…今後拾った場合にはどうすればいいのか…?
大家さんに交渉してみる価値はあるのか?
交渉した結果、OKが出る可能性はあるのか?
最後まで読んでいただくことでペット不可賃貸物件での飼育可能なスキルが付きますので、ぜひ一緒に見ていきましょう!
〜捨て犬をペット不可賃貸で飼う方法〜
ペット不可としている賃貸が多い理由は、ペットによって傷ついてしまったらその分修理代やクリーニング代がかかりますが、その分を大家さんは払う必要があるからです。
太っ腹な大家さんで、「そんなもんなんぼでも払いまっせ!」みたいな方であればいいですが、ペット飼育可の物件は、実際は敷金の中に組み込まれることが多いです。
その分敷金が高くなるわけですが、そうすると賃貸を探している人たちは自分たちにかかるお金が嵩むので、敬遠します。
そうするとその物件は借りられる可能性が少なからず減ってしまうという背景があります。
その背景を元にペット不可の物件でも今から紹介する交渉術でペット飼育可に持っていくことができるようになります(もちろん100%成功するわけではないの悪しからず)。
空室が多い物件の場合はこのような追加条件をクリアすることによって、ペットを飼うことが許されるケースも全くないわけではありませんので、思い切って相談してみましょう。
入居後でも使える交渉術になります!
敷金やクリーニング代の負担をあえて提案する
上記のように大家さんはクリーニング代を気にします。
敷金というものはその物件を出たあとに行われるクリーニングの代金に使われます。
ペットを買っていなければまぁまぁそこまでは修理も必要なくクリーニングできるでしょう(個人差はあります。笑)。
しかし、犬を飼うとなると大家さんからすると「壁紙を破られてしまうかもしれない」「匂いが取れないかもしれない」という心配事が出てきます。
となるとクリーニング・修理代はもちろん嵩みます。
なのでここを攻めていきます。
ペット不可だけど、間取りや立地など気に入る物件もあると思います。
そういったときは、例えば敷金が家賃の1ヶ月ならそれを2ヶ月・3ヶ月という風に多めに払うことでワンちゃんを飼える可能性が上がります。
家賃を上げてくれとあえて提案する
別の攻め方です。
もうそのままです。
「家賃を上げてもいいからこの犬と生活をさせてくれ!」と懇願することです。
ここでも大家さんは後々のクリーニング代を気にしているので、入居期間と家賃アップの差額を瞬時に計算することでしょう。笑
おそらく短い期間であれば結構上がると思いますし、長い期間であれば多少の家賃アップで済むかもしれません。
敷金アップ法と家賃アップ法どちらが良いか
住む期間によってもコスパの良し悪しは変わってくるのでなんとも言えない部分があるのも正直ありますが、例えば2年住むなら「敷金アップ法」を選んだ方がお得だと思います。
敷金というのは最後物件を出たあと、クリーニング代を差っ引いて残った分は返ってきます。
私自身、最近までペット可の賃貸に住んでおりました。
飼っていたのは犬ではなく猫ですが、入居したときに支払った敷金は2ヶ月分で、4年弱住み、クリーニング代を差っ引いて1ヶ月分の敷金が返ってきています。
ぶっちゃけ、猫より犬の方が家を壊す可能性は低いです。笑
なので、恐らくほとんどの場合で支払った敷金の割合で私以上に取られるケースっていうのも少ないかなと思います。
ひとつの例なので参考程度にしてもらえればと思いますが、こんな感じです!
〜捨て犬の「一時的な保護」は認められるケースが多い〜
ここまで書いたことはワンちゃんをがっつり飼うことに焦点をあてて書きましたが、実際飼うことができないけど助けてあげたいという方もいらっしゃると思います。
ペット不可の賃貸物件に住んでいても、捨て犬の存在を知りながら放置してしまうのは可哀想ですよね。
「一時的に保護する場合」は認められるケースも多いので、まずは管理会社や大家さんに相談をして助けてあげましょう。
それによってすぐに強制退去になるということはまずありませんので、お願いしてみてください。
もし、一時的に保護している最中に飼うと決めるのであれば、上記に書いたように大家さんに交渉してみるのもアリです。
〜捨て犬を拾ったあとにすべきこと〜
見つけたら捨て犬なのか迷い犬なのかを判断する
状況によっては迷子の場合もありますので、首輪などを確認しましょう。
中にはマイクロチップを埋め込まれている場合もありますので、読み取り器がある保健所や動物病院や愛護センターなどに問い合わせてみることも必要です。
保護した場合はまずそれぞれの機関に連絡をして判断しましょう。
飼い主の特定が可能な状況で飼い続けた場合は、「占有離脱物横領罪」という罪に問われてしまいますので気をつけましょう。
段ボールに入って手紙が添えられている場合などは捨て犬と判断できますが、そうでない場合は迷子の可能性が高いです。
状況に応じて判断するとともに、各機関に問い合わせてみてください。
各地管轄の動物愛護センターや警察に届け出た場合、保護期間を過ぎると殺処分されてしまいます。
可能であれば届け出を出しておいて、連絡を待つ間は自宅で保護してあげるのが良いでしょう。
捨て犬を動物病院で検査をする
捨て犬を飼う場合でも、一時的に保護する場合でも言えることですが、衛生面に不安がある場合は、動物病院で検査をしてもらいましょう。
持病があるケースも考えられますので、自宅で保護する場合には必ず連れていってほしいです。
ワンちゃんの病気の中には人間にも移る病気(人獣共通感染症)もありますので、それを予防するためでもあります。
捨て犬を拾いたいけど交渉不成立なら里親探し
いつ捨て犬を拾うかわからないので、もしもの時のために流れを把握しておくことは大切です。
最終的に自分で飼うことになるかもしれませんので、予め対処方法を身につけておきましょう。
交渉が成立しなかった場合は里親を探してあげるというのも選択肢のひとつです。
今はインターネットが普及していますので、探すのはそれほど困難ではありません。
〜捨て犬保護についてのまとめ〜
やっぱり「弱きものは助けたい」という気持ちで私もこの記事を書いているので、この記事を読んでくださっている方は同じような気持ちの方が多いのかなと思います。
もし仮に捨て犬を拾ったあとに大家さんとの交渉が不成立となってしまっても、今の時代、ネットの力でなんとでもなります。
確かに里親になる人がどんな人かという心配事もあるかと思います。
もし心配であればSNSで自分の友人に声をかけることだってできますし、そのご友人から動物好きの人を紹介してもらえるかもしれません。
「助けてあげたい」という気持ちがあればなんとでもなるので、ぜひワンちゃんたちに力を貸してあげていただけると幸いです。
Twitterの方にご連絡をいただければ私の方でも拡散いたします。
今後私自身捨て犬保護に関してまだまだ知ることがありますが、新しい情報はこちらの記事に追記していきますので、ブックマークしておいて頂けると幸いです。
以上でこの記事を締めたいと思います!
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最後に
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