犬のペットロスの原因と解消方法

ふとした瞬間に愛犬とのお別れのことを考えてしまいますよね・・・誕生日を迎えることがうれしいような、せつないような・・・

 

ペットロスという言葉を聞いたことがありますか?

 

大切なペットを亡くしてしまった時に誰もが経験する気持ちの不調です。

 

ペットロスの解消法に万能策はありません。

 

だからこそ、その時を迎えたら、どう向き合えばいいのかを考えておきましょう。

 

ペットロスって何?どんな症状?

ペットロスとはペットを失うことで起こる心の不調をいいます。

 

実はペットロスという言葉が当たりまえのように使われるようになったのは、この20年ほどのことです。

 

ペットが家族同然の存在になったことで、失った時の悲しみや落ち込みがあまりに大きく、一種の病気としてとらえられるようになったことがきっかけです。

 

欧米では、専門のカウンセラーが数多く活躍していて、様々な研究も進んでいます。

 

日本では、あえて口にする人は少ないものの、ペットロスを経験された方、今ペットロスの真っ最中という方は大勢いるでしょう。

ペットロスってどうして起こるの?

ペットロスが起こる原因は様々あります。

 

ペットを失うことで、それまでの生活が一変してしまうことがその原因といわれています。

 

例えば

  • 散歩
  • フードを与えること
  • 掃除
  • 抜け毛をとる手間
  • ペット用品の買い物
  • ブラッシング
  • シャンプー
  • 遊び
  • いたずら

 

ペットを失ってしまうと、毎日の生活からこれらがすべて失われてしまうでしょう。

 

これまでのように早起きをする必要もなくなれば、出掛ける前に洋服についた抜け毛を気にすることもありません。

 

生活がまるで変わる上に、家の中は静かになり、家族の会話も減ってしまうでしょう。

 

ペットを失ったことを、一日の何度も痛感させられるのです。

 

ふとした瞬間に気持ちが落ち込む、涙があふれてしまうのも仕方がありません。これがペットロスなのですから。

 

ペットロスでみられる症状

ペットロスの症状は人それぞれです。必ずしも泣いたり、食欲が減退したりというものばかりではありません。

 

例えば

  • 不意に気持ちが落ち込む
  • 仕事への意欲がわかなくなり、仕事を休んでしまう
  • 学校を休んでしまう
  • 家族との会話を拒む
  • 涙が不意にあふれてしまう
  • 下痢
  • 嘔吐
  • 体重減少
  • 感情の起伏が激しくなる
  • 家事をする意欲がわかなくなる
  • 過食
  • テレビやネットを観たくないと感じる
  • 外出先で犬を目にしたくないと感じる
  • 犬の声を不快に感じる

 

このように悲しみから、自分を守るタイプの方もいれば、逆に

  • ペットショップへ行き、即座に子犬を購入してしまう
  • 犬に関するテレビやWEBを一日中見てしまう
  • 亡くなった愛犬の写真や動画を常に観ている
  • 公園やドッグランへ足を運び、犬を見ていたいと思う、行動する

 

犬がいた生活をこれまで通りに続けようと考えるタイプもいます。

 

どちらの悲しみがより深いのか・・・家族それぞれの症状に共感したり、不快感をいだくこともあるでしょう。

 

でも悲しみの感じ方は人それぞれです。

 

たとえ家族であっても、無暗に相手を否定したり、文句や厳しい言葉を口にするのは控えましょう

 

お互いが今、悲しみの中にいることに違いはないのですから。

子供もペットロスに陥ります

子供は立ち直りが早い?子供はペットロスが軽い?

ペットを亡くし落ち込んでいたものの、翌日には学校へ行き、友達を遊び・・・子供はペットロスとは無関係?と思ってしまいませんか?

 

子供もペットロスに陥ります

 

決して悲しんでいないわけではありません

 

子供は大人と違って、毎日の生活が刺激にあふれています。周りの友達もテンションが高く、遊びにも誘われます。

 

大人のようにただひたすらに悲しみにひたってはいないのです。

 

子供の場合、ペットが亡くなって直後はもちろん、数か月、数年先まで悲しみを抱き続けることが多く、中には生涯のトラウマになることもあります。

子供が大切なペットを亡くしてしまった時の対処法は

  • 思い切り泣いていいと伝える
  • 泣いていることをあえて指摘しない、触れない
  • 立ち直るように促さない
  • 過度な励ましをしない
  • 新しいペットを迎える話をしない
  • 悲しんでいないの?と聞かない

 

子供が落ちこんでいても、明るく振る舞っていても、悲しみに暮れる大人からはどちらも気がかりでしょう。

 

でも子供も子供なりに様々なことを感じています。

 

無理に励ましたり、レジャーを計画したりせずに、子供の意見を尊重してあげましょう

 

一生悲しみに浸っているわけではないので、気のすむように過ごさせてあげましょう。

毎日の生活をあえて変えないことも効果的

 

今は悲しみの最中だから・・・子供を甘やかすことは必ずしも正解とはいえません。

 

ペットがいなくなったことで、これまでの生活の様々な部分が変ってしまっています。

 

大人が甘やかしたり、生活のルールを緩めることで、さらに生活を変えてしまうと、子供の悲しみを増やしてしまうことにもなります。

 

毎日のお手伝いや勉強、習い事などは出来る限りこれまで通りを意識してあげましょう。

 

もちろん子供が休みたい、無理という場合は受け入れることも必要です。

亡くなったペットの話をたくさんしよう!

 

大切にしていたペットが亡くなった・・・子供がまだ1歳の頃から一緒に暮らしていた・・・毎日一緒のベッドで寝ていた・・・思いだせばきりがありません。

 

ぜんぶが家族にとっての当たりまえな時間だったのですから・・・

 

ペットが亡くなり、家族の会話も減り・・・気が付くと、誰もが無意識のうちにペットについての話題を避けていませんか?

 

もし口に出したら、涙があふれてしまいそうで・・・今まで通りに家事や仕事が出来なくなってしまいそうで・・・

ペットロスカウンセリングではあえて口に出させる

実はペットロスを解消するセラピーのカリキュラムでは、あえてペットとの話題を取り上げることがあります。

 

例えば

  • こんないたずらをした
  • こんな場所へ出かけた
  • お気に入りの洋服
  • 好きな食べ物
  • 夜寝る場所
  • 車に乗せた時のこと
  • 玄関チャイムに吠えてしまうこと
  • 花火の音が苦手なこと

 

挙げ出したらきりがありませんね。

 

このような話題をあえて口にしたり、写真や動画を観たりします。

 

なぜかというと、ペットとの想い出を亡くなってしまったという悲しみにあふれたものから、うれしい、楽しい、笑い話に変えるためです。

 

口にだし、その時の気持ちを思い出すことで、だんだんと悲しみは薄れてゆきます。

 

思い出さないように、口にださないように、泣かないようにとペットとの想い出に蓋をしてはいけません

 

たくさん思い出すことが亡くなったペットにしてあげられる最後のお世話です。

写真や思い出の品は目に見える場所に

ふとした瞬間に涙があふれる・・・ペットのことを考えずに済むようにと思っていませんか?

 

ペットロスから立ち直ることはなかなか難しいものの、自分なりに受け入れ暮らさなければなりません。

 

まずは

  • ペットの写真を見える場所に飾る
  • 思い出の品は見える場所に置く
  • これまでと同じ生活リズムで暮らしてみる
  • 週末や休日は写真や動画を見て過ごす
  • ペットの話題を家族でたくさん口にする

 

ペットロスから立ち直れているか?そうでないか?

 

見極めることはできません。何年経っても悲しみがいえないと感じることもあるでしょう。

 

だからこそペットが亡くなったことを受け入れ、折り合いをつけてゆきましょう。

 

ペットと共に過ごした時間が確かにそこにあった!!そう思えるように写真や思い出の品はいつでも目につく場所に飾ることをおすすめします。

残ってしまった用品は別のペットに役立ててもらう

愛犬が使っていたサークル、食器、余ってしまったフード、お気に入りのベッド・・・なかなか片付けるタイミングが難しいですね。

 

でも簡単に処分する気持ちにもなれません。

 

小さな子供がいる場合、片付けるタイミングも難しいでしょう。

保護団体や自治体の愛護センターに寄付の相談を

もしご自宅に

  • まだ使用できるサークル
  • ペット用ヒーター
  • トイレトレー
  • トイレシート
  • 未開封のドッグフードやオヤツ
  • キャリーバック
  • 未使用のおもちゃ
  • シャンプーやトリートメント
  • お手入れ用品
  • その他未使用のペット用品

 

などがあれば動物保護団体や各地域の保護施設や保健所に問い合わせをしてみませんか。

 

これらの用品を必要としている犬や団体はたくさんあります。

 

保護活動を行う団体の多くはボランティアで、資金繰りが難しく、フードや消耗品の不足に直面しています。

 

捨てようか・・・と思っていた用品を困っている他の犬に活用してもらえると考えると、家族の気持ちを少し軽くなりますね。

事前の問い合わせを忘れずに

全国の保護団体は、それぞれに保護施設や生活環境の違いがあります。寄付品の受け入れ基準も様々なルールがあるので、まずは事前に連絡をしましょう。

 

新しい家族を迎えることもペットロスには効果的

ペットロスの原因はペットへの罪悪感や後悔

ペットを亡くした家族は誰もが、罪悪感におしつぶされそうになります。

例えば

  • もっと遊んであげたらよかった
  • もっとたくさん散歩に行ってあげたかった
  • もっと美味しいご飯をあげたかった
  • もっと叱らずにいるべきだった

 

考え出すときりがありませんね。

 

病気治療中や老犬の介護の後に亡くなったしまった場合、罪悪感もより大きくなりがちです。

 

この罪悪感や後悔から、もう犬は飼わない、飼えない、飼いたくない・・・こんな声もたびたび耳にします。

 

でもペットと過ごした時間は、罪悪感ばかりではなかったはずです。

 

楽しい時間、うれしい時間、笑いがあふれていた時間もたくさんあったはずです。

 

罪悪感とペットを失った悲しみを今は混同しているにすぎません。

 

もうペットを飼うべきではない・・・と自分を責めることは、もう止めにしましょう。

子犬や保護犬を家族に迎えることもペットロス解消に効果的

ペットを失った直後にあたらしいペットを家族に迎えたら・・・家族の意見や周りの声が気になるでしょう。

 

でもこの方法は必ずしも間違えではありません

 

新しい家族を迎えることは、ペットロス解消に効果的であると、ペットロスカウンセリングの手法の中でも推奨されています。

 

もちろん新しく迎えるペットは、生まれ変わりではありません。

 

一からしつけ、トイレの世話、散歩をしなければなりません。以前のペットとは性格も行動も仕草もまるで違います。

 

この点は、新しく迎える前に家族でしっかりと話し合っておきましょう。

ペットロスは鬱病の一種

気分の落ち込みが続く場合は専門医を受診

ペットロス、たかがペットなのに・・・時には周囲や仕事先でこのような言葉を投げかけられることもあるでしょう。

 

でも今やペットロスは「鬱病」の一つであると認められています。

 

鬱病である以上、専門の医師の治療を受けることも時には必要です。

 

自分だけで解決できる、いつかは自然と治ると過信せずに、辛い時は周囲にそのことを伝えましょう。

 

無理をしすぎないことも、ペットロスからたちなおるためには大切です。

ペットロス関連のセミナーや集まりへの参加

国内でも徐々にペットロスへの関心が高まっています。

 

ペットロスカウンセラーの仕事や資格制度もあります。まだまだ件数は少ないものの、ペットロスを抱えた方々が集まるセミナーなども開催されています。

 

ペットロスはその思いを周囲と共感したり、思い切り泣いたりということも解決につながります。

 

自分だけで落ち込みすぎないように、周囲に目を向けてみましょう。

SNSだからできる気持ちの発散法

なかなか人前で泣くのは・・・通院するほどではない・・・仕事が忙しい・・・ペットロスという自覚はあるものの、どうしたらいい・・・と思い悩んでいる方も多いでしょう。

 

ペットロスは症状も立ち直り方も様々です。

 

無理をしないこと、自分なりのペースで進むことが大切です。

 

立ち直る方法の1つの手段として、SNSもぜひ活用しましょう。

 

SNS上には同じようにペットを亡くした直後の方、長引くペットロスに困っている方、様々な方がいます。

 

もう目の前にいないペットの事・・・家族や友人に話題を振るのも・・・でもSNSなら思い切り書き込めるでしょう。

 

投稿中に涙があふれてしまっても、何も気にすることはありません

 

可愛かった写真、想い出の写真をたくさん並べるのもいいでしょう。

 

同じ犬種の写真をたくさんみたり、楽し投稿に癒されたり、気が付けば辛かったペットロスから少しだけ立ち直れているかもしれませんね。

まとめ

ペットロスは決して恥ずかしいことではありません。

 

感情を押し込めてしまわないように過ごしてください。

 

気が付けば愛犬との楽しい思い出があなたを癒し、辛い気持ちを癒してくれるはずです。

 

最後に

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これからも問題解決できる記事を書いていけるよう、精進してまいります!ありがとうございました!

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