多頭飼いなら被害倍増…ストレスによる猫のいたずら

 猫はかわいい生き物ですが、いたずらに悩まされることもあります。

 

 1頭飼いでも困ってしまうイタズラですが、多頭飼いの場合は、いたずらの被害は何倍にも大きくなるので頭の痛い問題です。

 

 しかし、飼い主にとっては悩みのタネのイタズラでも、決して悪気があって行っているものではありません

 

 では、どうして猫はいたずらをするのでしょうか?

 

 猫がいたずらをする理由と多頭飼いをする上でのいたずらの対処方法を見ていきましょう!

猫の多頭飼いによるストレスでのいたずら

 

〜ネコがイタズラをする理由〜

 飼い主の気を引くために行うイタズラもありますが、その他の原因はストレスです。

 

 特に多頭飼いの場合は他の猫と暮らすので、テリトリーなどの問題もあり、ストレスがたまりやすい環境です。

 

 人間もそうですが、狭い家に何人もの人が暮らしている環境は大きなストレスがたまり、自分だけがくつろげるプライベートなスペースがほしくなります。

 

 ネコも同様です。

 

 多頭飼いで落ち着かない、プライベートなスペースが少ないといった環境はストレスがたまります。

 

 食事スペースをネコごとに別々にする、トイレの数に余裕をもたせる、自分だけで静かに過ごせる環境を作るなど、ネコたちの住環境を見直してみましょう。

 

〜運動不足が原因のことも〜

 運動不足もストレスを溜めてしまいます。

 

 人間は歩行する動物なので、平面運動が主体です。

 

 しかし、ネコはジャンプをしたり飛び降りたりして獲物を取るので、立体運動を行わないとストレスがたまります

 

 キャットタワーなどを用意して、ネコが立体的に動けるスペースを作ってあげましょう。

 

 また、キャットタワーを設けることで、上下の空間にネコが住み分けられるので、スペースに限りのある室内でも、ネコたちのパーソナルスペースを確保しやすくなります。

 

〜食事やトイレもストレスに繋がってくる〜

 また、食事のスペーストイレなどは常に清潔を保つように心がけてください。

 

 トイレに他のネコの排泄物が残っているなど掃除が行き届かない場合、トイレを使うのを嫌がってストレスが溜まります。

 

 食事を1つの皿であげるのもNGです。

 

 ネコによって食べるスピードが違いますし、食べる量も異なります。

 

 別々の皿を用意して、自分のペースで落ち着いて食事ができるようにしてあげましょう。

 

 複数飼いの場合、ネコ同士で遊んでくれることもありますが、飼い主に甘えたい気持ちは、1頭飼いでも複数飼いでも同じです。

 

 特に、仕事で家を空けるなど、一日中構ってもらえない場合、ストレスが溜まりやすくなります。

 

 疲れていたり忙しかったりで、ネコに構う時間が取れないこともあるかと思いますが、せっかくネコを飼っているなら、コミュニケーションを心がけましょう。

 

〜イタズラは叱っても治らない〜

 ネコのイタズラは叱ってもなかなか治りません。

 

 ネコは人間の子どもとは違って、イタズラをしたことをいつまでも覚えているわけではないので、留守中のイタズラを帰宅してから叱っても、ネコには何の意味なのか理解できません。

 

 イタズラを叱るときは、その場で行なうことです。

 

 また、長い言葉も理解できないので、ダメ!など、短い言葉で叱ることもポイントです。

 

 しかし、叱る前に、まずはストレスを溜めない環境を整えることで、イタズラを防止しましょう。

 

 火や熱いもの、ネコにとって毒になる食べ物があるキッチン、お風呂の湯船など危険な場所に立ち入らないようにする工夫も大切です。

 

次の記事:「多頭飼いで新入り猫が受けるまさかの洗礼。」

 

前の記事:「多頭飼いで猫ちゃん同士がグルーミングするのはなぜ?」

SNSでシェアする
コメント(0)