7歳も過ぎれば猫は「老猫」と呼ばれるようになってきます。
元気がある猫も10歳を過ぎればどこかしらに衰えを感じたり、何か変わってくるでしょう。
抵抗力も落ちてくるので病気にかかりやすくなりますし、6歳を過ぎた猫のほとんどが腎不全になると言われています。
いざ病気になったときに慌てないように、愛猫ちゃんが元気なうちに知識をつけられるようにまとめましたので、見ていきましょう!
〜老猫は通院の頻度が上がる〜
健康診断も1年に1回だったのが半年に1回になるなど、要するに病院に行く回数が増えます。
人間も病院に好んで行くという人は、おそらく少ないでしょう。
猫も同じで、病院は嫌な場所なのです。
いつもの慣れ親しんだ家から外に出されること・無理やりキャリーに入れられること・長時間移動すること・病院という自分に嫌なことをするところへ行かなくてはいけないことなど、他にもたくさんありますが、嫌な要素は沢山あります。
老猫にとって通院はストレスになってしまいますし、そのストレスは身体の不調を招く原因にもなってしまいます。
ストレスになるからといって、病院に行かないわけにもいきません。
年を取ると通院頻度が上がるのは仕方がないことです。
そのため、元気なうちからできるだけ通院がストレスにならないように準備しておきましょう。
〜キャリーに慣れる〜
まずはキャリーに慣れることが一番です。
狭いキャリーに無理やり入れられて移動するのが苦手な猫が多いですし、見慣れていないものなのでキャリー自体を警戒してしまいます。
通院のたびにキャリーを使っていれば、「キャリー=病院」へ行く嫌なものというイメージも付きやすくなってしまうでしょう。
キャリーに慣れる方法としては、通院時だけでなく普段から部屋の中に置いてください。
1日1回でいいので、食事やおやつを中にいれてそこで食べてもらうことから始めましょう。
普段からそこで食事をすることで、キャリーに慣れるようになります。
他にも飼い主のニオイのする毛布やクッション・お気に入りのおもちゃなどを中に入れておくのもいい方法です。
日ごろからキャリーを部屋に置いて、その中で過ごすのが当たり前になってくれば、通院時にキャリーに入れても嫌がることが少なくなってきます。
移動がストレスでなくなれば、通院もそれだけ楽になるでしょう。
〜待ち時間の過ごし方〜
病院で待っている時間も、猫にとってはストレスになります。
ストレスをできるだけ減らすには、待ち時間の過ごし方も工夫しましょう。
例えばかかりつけの病院の待ち時間が少ない時間を把握して、その時間に行くようにすることも効果的です。
予約ができるところならば、事前に予約をしておけば待ち時間も少なくて済みます。
どうしても待ち時間が読めない・いつも混んでいるところなどは、受付だけ先に済ませて車の中など病院の外で待つこともいい方法です。
病院によってはOKしてくれることもあるので、確認してください。
待ち時間が長いと、それだけ猫も不安になったりストレスに感じてしまいます。
少し気を遣うだけでも待ち時間を少なくしたり、ストレスを減らすことはできるので試してみましょう。
特に老猫ちゃんにとっては「ストレスは天敵」なのでストレス回避はとても重要になってきます。
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最後に
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