ワンちゃんが好きな人に限らず、やはり痩せている野良犬やけがをした野犬などを見ると、かわいそうに思ってしまい、つい食べ物を与えたくなります。
しかし、野良犬を餌付けすることには様々なリスクが付きまとうことを知っておかなければいけません。
そこで、野良犬にご飯をあげるときの注意点をまとめましたので見ていきましょう!
〜野良犬とは野生化した犬〜
野良犬とは、ペットのワンちゃんや猟犬などが放置されてしまい、野生化してしまった犬のことを指します。
単独で生活しているものもいれば、群れで生活している野良犬もいます。
野良犬の残飯かゴミを漁って食べ物にする
野犬は町中にある残飯やゴミをあさったり、野生動物を捕食するなどして生活しています。
毎日ギリギリ生きれいられるかという生活を送っています。
飼い犬と違い、食べ物や生活環境もよいとは言えません。
野良犬は病原菌を持っている
そのため、飼い犬以上に病原菌を持っているリスクは高いと言えます。
また、小型犬や屋内犬などは環境に適応できずに生活できずに死んでしまうケースが多いです。
生き延びていく体力が無いからです。
小型犬が野良犬になるとすぐに死んでしまう
そのため、野良犬の多くは体力のある中型犬や大型犬といったものがほとんどです。
チワワやポメラニアンなどの小型犬が野良犬になるケースもないこともないですが、すぐに死んでしまいます。
実際に小型犬の野良犬を見たことがない方の方が多いのではないしょうか?
〜野良犬を餌付けすることのリスクを知る〜
野良犬を餌付けするとそれが当たり前になってしまう
集団で生活している野良犬の場合、1度餌付けされると、その場所やその人のところへ行くと餌を与えてもらえることを理解します。
食糧を得ることは、野良犬にとって死活問題。
仲間の野良犬たちも、その場所へ行くようになります。
自然に、野良犬の数が増えてくることにつながるのです。
野良犬を触ると病気になってしまう可能性がある
前にも述べたように、野良犬の生活環境は決して衛生的ではありません。
そのため、あらぬ病原菌を持っている場合が考えられます。
触れただけで感染してしまうものや、何かの拍子に噛まれてしまい、傷口から菌が繁殖して重症化するケースもあり得るでしょう。
「そんなつもりはなかった」、「かわいそうだったから」で済まされない場合に発展してしまいます。
野良犬に餌を与えること、餌付けするリスクを十分に知っておかなければいけません。
〜野良犬対策方法は?〜
では、野良犬をどうにかしたいと思っている場合、適切なケースはどういったものなのでしょうか。
動物保護団体に野犬について相談
1つは、野良犬を保護して予防接種やしつけを行い、飼い主を探している施設などがあります。
まずは、こういった施設に相談してみるのが良いかもしれません。
専門のスタッフがいらっしゃいますので、適切なアドバイスなども聞けるかもしれません。
野良犬にエサを与えない
他には、少しかわいそうかもしれませんが餌を与えないことです。
一過性のことと思い、餌を与えてしまうと、様々なリスクが生じてしまいます。
餌付けしようと考えるのは、あまり好ましいこととは言えません。
餌をあげない、餌になりそうな残飯類を放置しないことも重要です。
そして、そういったゴミ捨て場はケージで囲うなどして野生動物が入れなくするなど、自治体を巻き込んで対策を取ることも大切です。
そうすることによって、その場所には餌がないと理解した野良犬たちは、別の場所へ移動することでしょう。
根本的には、最後まで責任を取らず放置してしまう飼い主に責任があります。
難しい問題なのですが、生き物を飼うという行為に、もっと責任を持つ必要があります。
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最後に
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