多頭飼いでは、限られたスペースに複数で暮らすことになるので、ストレスがたまらないように気を配ってあげる必要があります。
この時に、特に気をつけたいのがトイレです。
猫はとてもきれい好きなので、トイレに対してもこだわりがあり、トイレに不満があると使ってくれないことがあります。
また、仮にトイレを使ってくれても、トイレに不満があればストレスをためてしまうケースが少なくありません。
ストレス軽減、そして病気の予防のためには、トイレ環境を整えてあげることが大切です。
多頭飼いで気になるのが、トイレは幾つくらい必要なのか、ということを見ていきましょう!
〜多頭飼いでは幾つくらいのトイレが必要なの?〜
一般的にトイレは、「飼っている数プラス1」が好ましいといわれています。
2匹の場合はトイレは3つ、3匹の場合は4つというわけです。
飼い主が留守の場合など、トイレ掃除ができないことは多いのではないでしょうか。
このような場合でも、予備のトイレがあれば、きれいなトイレを使うことができます。
また、他の子とトイレを共有するのを嫌がる子も多いので、それぞれの専用のトイレを作ってあげるという意味でも、トイレの数に余裕をもたせる必要があります。
〜トイレを設置する場所〜
トイレの数に余裕をもたせるだけでなく、トイレを設置する位置にも気を配りましょう。
自分が今いる場所から、トイレまでの距離が遠いと、トイレに行くのが億劫になります。
猫は自分のお気に入りのスペースをもっており、1日の75%をその場所で過ごすといわれています。
トイレは、このスペースの近くに置くことをおすすめします。
2階建て3階建てなど、複数階のある家の場合は、1つのフロアに最低1つはトイレを設置しましょう。
また、トイレまでの距離が近くても、そこに行くまでに障害物があると、トイレに行きにくくなります。
トイレまでのルートに扉やフェンスなどがないかなど猫の動線をチェックし、トイレまでのルートに邪魔がないように配慮しましょう。
人間もそうですが、動物は落ち着いて排泄できる場所を好みます。
洗濯機やキッチンなど家の中でも音がする、騒がしいといった場所はトイレに向きません。
また、室内であっても道路のそばなどは外のざわざわした音や車の騒音などがあるので、トイレに適しているとは言えません。
人間と同様に、食事をする場所の近くもイヤがります。
なるべく人目を感じず、静かな場所にトイレを設置しましょう。
〜汚いトイレではかわいそう〜
そして、こまめに掃除を行って、常にきれいなトイレを用意してあげましょう。
掃除が追いつかないこともあるので、トイレの数は余裕をもたせることが大切です。
日中家をあけることが多い場合は、システムトイレや全自動トイレを利用するのもいいでしょう。
トイレの砂も、最低でも月に1度はすべての砂を交換してください。
トイレの臭いを気にする、デリケートな子も少なくありません。このような場合は半月に1度程度、臭いが気になる前に早め早めに交換してあげましょう。
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最後に
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