ワンちゃんを多頭飼いするにあたって気になるのが「トイレの数をどうするか?」ではないでしょうか。
ワンちゃんそれぞれに一つずつ用意するのがよいのか?
それとも、共同トイレを作って全員がそこで用を足すようにすればよいのか?
経験がないとなかなかわからないことです。
そこで、多頭飼いで気になるトイレの数について見ていきましょう!
〜犬を多頭飼いする時のトイレの数は1つでOK?分けるべき?〜
犬の多頭飼いでは最初のうちはトイレを分ける
結論から言えば、トイレの数は個別に用意しなくてもよいです。
ただし、もともといたワンちゃんと新しく迎えたワンちゃんの関係性によっては、個別に用意した方がよい場合もあります。
ケースバイケースとも言えますが、同じ親から生まれた子犬を複数匹同時に迎えるのでない場合は、少なくとも最初のうちはトイレを分けた方がよいでしょう。
なぜなら、後から迎えたワンちゃんは、新しい環境に慣れるまでケージに入れておく時間が長くなるからです。
多頭飼い犬たちのトイレのしつけができたら1つにまとめてOK
新しい子が環境にも先輩のワンちゃんにも慣れて、トイレトレーニングもできてきたころなら、大きめのトイレを一つ置いておくだけでも大丈夫です。
散歩中、ワンちゃんは、他のワンちゃんがおしっこした電柱などに同じようにおしっこをしますが、においが付いているところで用を足すのが一般的です。
ですので、家の中でも一つトイレを置いておけば、新しい子もしつけがしっかりできている先輩に倣って早くトイレを覚えてくれるでしょう。
それに、トイレを一つにできれば掃除も楽になります。
〜犬の多頭飼いでトイレを個別に用意した方がよいケース〜
ただし、ワンちゃんによってはトイレを個別に用意した方がよい場合があります。
高齢犬や病気を抱える犬はトイレを分けた方がよい
一般的には一つでOKといっても、なかには他のワンちゃんのにおいを嫌がるワンちゃんもしますし、先輩ワンちゃんが縄張り意識の強い子なら同じトイレを使わせたくないことも考えられるからです。
また、トイレを一つにすると、個別におしっこの量や色を確認したくてもどっちのものなのかわからないというデメリットもあります。
高齢犬や腎臓に病気を抱えるワンちゃんなどがいるお宅では、トイレを分けた方がよいでしょう。
いずれにせよ、部屋が広くてそれぞれに十分な広さのケージが置けるのであれば、トイレも個別に用意した方がよいかもしれません。
多頭飼いの中でストレスなく犬が排泄できるように
実際どうなのかはやはりワンちゃん次第ですので、いろいろ試してみてください。
ケージを開けてフリーにしていても、トイレは自分のところに帰ってするというワンちゃんもいれば、相手の場所でも構わずする子もいます。
それぞれのワンちゃんが気持ちよく排泄できることが何より大切ですので、様子を見ながら決めましょう。
〜犬のトイレの置き場所は静かなところに〜
一つにしろ、個別に用意するにしろ、トイレの置き場所には注意してください。
トイレ周りが騒がしいと犬は用を足せない
まず、ワンちゃんが落ち着いて排泄できることがキーポイントになってきます。
周囲が騒がしすぎると集中できませんし、見られていると落ち着けないワンちゃんもいます。
なるべく騒がしくない場所にトイレを置いてあげることが大切になってきます。
食事の場所からは犬のトイレ離すこと
また、食事の場所とは離した方よいでしょう。
ワンちゃんにとって食べたり寝たりする場所は常に清潔にしたいという習性があるからです。
人間も同じですね。
排泄するときにプレッシャーがかかるとそれだけでストレスになり、用を足せなくなってしまうとそれこそ病気になる可能性も上がりますので注意してください!
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最後に
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