猫の遊びの根本には肉食動物の本能があります。
そのため猫の本能を掻き立てる遊びを喜びます。
では、具体的にどんな遊びが心から遊べる遊びなのでしょうか?
下記に猫の遊びについてまとめたので見ていきましょう!
〜猫はあまり持続力がありません〜
肉食動物は瞬発力はありますが、持続力はありません。
獲物を追いかけても、すぐにあきらめてしまうのです。
テレビで出てくるライオンも装飾動物のシマウマを追いかけますが、逃げられてしまうとあきらめてしまいます。
猫もライオンと同じ習性をもっているため、何時間も遊びに集中はできません。
一日に遊ぶ時間は15分で十分だといわれています。
勿論遊ばせ方にもよりますが、あまり長時間相手をせず、猫が飽きたら遊ぶのをやめるようにすると良いでしょう。
〜猫の遊びの基本は狩りです〜
もともと猫とはヨーロッパイエネコをネズミ捕獲のために家畜化した家猫のことをさします。
猫は本来狩りをして生きてきました。
外との行き来を許可されている飼い猫が、スズメや昆虫等を持ち帰ることがありますが、それは猫の狩りをする本能からきています。
自分でとった獲物を安全な我が家に持ち帰るのです。
また、最近は衛生面から市街に残飯を放置することがなくなったので、野良猫はネズミを追いかけ、スズメを捕ろうと跳びつき、自分の食料を狩りしなければ生きていけません。
本能のままに生きているといえます。
猫が育てられた環境にもよりますが、猫の遊びの中に、本能を生かした遊びを盛り込むと猫は満足します。
例えば猫じゃらし棒が売られていますが、単に猫の顔をなでるものではありません。
ネズミのように動かして遊ぶオモチャです。
時には影に隠したりすると、猫は必死になって追いかけようとします。
また、隠れた獲物を見つけようとします。
鳥を飼っている人なら、鳥かごの鳥を狙う猫の姿を見たことがあるのではないでしょうか。
飛び立つ鳥を追いかけるのも猫の習性です。
おもちゃを高く、鳥のように進行方向や左右に動かしてみると、猫はそれを捕ろうとして必死にジャンプしようとします。
〜猫と遊ぶタイミングと時間〜
猫は遊びの対象として獲物を想定しますので、おなかがすいている時の方が、獲物を捕らえようとして必死になり、集中して遊んでくれるでしょう。
ただ、あまり長い時間遊ぶということは、長い時間狩りをすることと一緒ですので、ストレスになる可能性もあります。
成猫が満足した運動をすれば短時間でも十分です。
猫は疲れやすく、体力もありません。
そのため、猫の息が荒くなってくるとそこでやめてしまった方がいいのです。
持久力にかけているので、ある程度動けば満足するでしょう。
猫との遊びの時間は大切です。
猫と飼い主との遊びの時間は信頼関係の構築にもなります。
相手をすることで、猫も飼い主に信頼を寄せるようになります。
ただ、猫が遊んでほしいと鳴き声を上げたからと言ってすぐに対応してしまうと、鳴き声をあげればすぐに遊んでもらえると思われるので、その点は気を付けなければなりません。
食事の前の15分などと飼い主も時間を決めてかかわると良いでしょう。
次の記事:「老猫になると現れる5つの変化と飼う上での注意点」→
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最後に
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