ウェットフードは犬が深刻な虫歯になるたった1つの原因

 ワンちゃんも人間と同じく虫歯になることがあります。

 

 ワンちゃんは人間と違って自分で虫歯予防ができないので、虫歯や歯周病にならないよう飼い主さんが注意してあげましょう。

 

 また、食べ物によっても虫歯になりやすさが異なってきます。

 

 ウェットフードはワンちゃんの食いつきがとても良いですが、それが虫歯の原因になる場合もあります。

 

 このため、フード選びにも注意する必要があり、この記事にまとめましたので見ていきましょう!

犬のウェットフードと虫歯

 

~ウェットフードが虫歯の原因かも~

 昔は、ワンちゃんは「虫歯にならない」と思われていました。

 

 ただ、最近になってその理屈が通らなくなってきてるようです。

犬の唾液は酸性ではなくアルカリ性

 「犬は虫歯にならない」と言われてきた1つの理由が、人間の唾液は中性ですが、ワンちゃんの唾液は「強いアルカリ性」といった理由です。

 

 虫歯ができるのは虫歯菌の出す酸が歯を溶かすのが原因ですが、ワンちゃんのアルカリ性の唾液はその酸を中和して歯が溶けるのを防ぐ働きをしていると思われていました。

 

 しかし、最近のワンちゃんは昔と比べて食生活が大きく変化したこともあり、虫歯になる子が増えています。

ウェットフードが歯垢や歯石の原因になる

 その原因の一つが「ウェットフード」です。

 

 ウェットフードは人間の食べる缶詰のような食欲をそそる形態をしており、水分を多く含んで柔らかく、ワンちゃんが食べやすい種類のドッグフードですが、それがワンちゃんの歯を弱くする原因になるのです。

 

 ウェットフードは水分の割合が75%と非常に高く、また、とろみを付けるために増粘剤が使われていることもあります。

 

 そのため、ワンちゃんの歯に付着しやすく、歯垢や歯石の原因になりやすいというデメリットがあります。

 

 ワンちゃんが自分で歯を磨くことができないですし、特に奥歯に付いた歯垢を取るのは飼い主さんにとっても重労働です。

 

~ドライフードが犬の虫歯予防になる~

 虫歯予防の観点でドッグフードを選ぶなら、ウェットフードよりドライフードの方がおすすめです。

水分が少ないため歯に付きにくい

 ドライフードはカリカリの固形物で、水分の割合はわずか10%程度です。

 

 そのため、ドライフードを食べるワンちゃんはのどが渇き、食べた後はをよく飲みます。

 

 カリカリフードでお腹を満たした後にたくさんを飲むことで、歯についた残りカスを流してくれて、歯磨きまではいかなくとも、虫歯予防には十分なります。

唾液が分泌されやすくなる

 また、柔らかいウェットフードより咀嚼の回数が増えるため、その分唾液が分泌されるのも特徴です。

 

 そのおかげで口の中に食べかすが残りにくく、歯垢ができにくいというメリットがあります。

 

 なお、ドッグフードのなかには、歯垢や歯石を防ぐ働きのあるという製品も販売されています。

 

 犬用の歯磨きガムもその一部ですが、食べるだけで歯磨き効果があるという類です。

(「犬の歯磨きの頻度は2日に1回?犬はガムで歯磨き完了?」参照)

歯磨きでのデンタルケアも必要

 ただ、これらのフードでは一部の歯だけしか磨けません。

 

 唾液が増えるのならその分虫歯予防の効果は期待できますが、ドッグフードだけで完全な虫歯対策になるとは過度に期待しない方がよいのは間違いないです。

 

 それよりも、飼い主さんの手でワンちゃんのデンタルケアをしてあげてください。

 

~歯磨き訓練は根気が必要~

 ワンちゃんの歯磨きは、指にガーゼを巻き付けたり犬用の歯ブラシで行いますが、慣れないうちは素直に歯磨きをさせてくれないこともあるでしょう。

 

 小さいころからのしつけが大事ですが、口を触られることに抵抗を感じるワンちゃんも多いため、最初は根気が必要です。

 

 いきなり一度に全部の歯を磨こうとするのではなく、歯に触らせてくれるたびに褒めるなどして徐々に慣らしていってください!

 

 「犬の歯磨き方法 4ステップ」でもまとめましたが、普段歯磨きをあまりしていないワンちゃんの場合、いきなり歯ブラシで磨いてしまうとトラウマになってしまうこともありますので、最初はウェットティッシュ等を使い、口周りや歯を触られることに慣れればそれ以降に歯ブラシを使った歯磨きが楽になりますよ!

 

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