猫の年齢はある程度推測できます。
毛のツヤや、口腔環境等を見ればわかるのです。
どのようなところを見れば判断できるのかまとめましたので見ていきましょう!
〜外見から推定する年齢〜
例えば、生後2ケ月で乳歯がそろいます。
6ケ月ごろは乳歯が抜け落ちて、永久歯が生えそろう時期です。
1歳で門歯が減り始め、成猫用のフードを食べるようになります。
5歳ぐらいで犬歯が減り始め、10歳くらいになると歯が抜けはじめるでしょう。
人間でいうと56歳ぐらいです。
食べ物もシニア食が必要になってきます。
何歳から成猫、老猫であるかを認識しておくことで、その月齢、年齢に応じたしつけの方法や、食べ物、ワクチンの時期等を把握することができます。
〜猫の寿命〜
最近は猫ブームでもあり、猫の育て方の研究もされています。
また、ねこの行動学から猫の気持ちを探ることができる本が出版されています。
ひと昔前はお味噌汁にご飯を混ぜたものを猫まんまといい、飼い猫も人間の食べ物を少し分けてもらい生活していましたが、現在は猫の健康を考えた猫用ミルクや、猫用フードなどが売りだされています。
猫も長生きする時代になり、20年以上生きる猫もいます。
飼い猫の場合
飼い猫の場合は平均10年から16年の寿命です。
野良猫の場合
野良猫の場合は、管理された生活環境の中にいるわけではないので、どうしてもいろいろな病気をもらってきます。
外で生活する分、事故にあうこともあったりしますので、寿命は4−5年です。
ただ、以前は野良猫は2年ぐらいといわれていたので、野良猫の寿命も延びたことが分かるでしょう。
〜成猫と呼ばれるのは1歳から7歳〜
成猫の年齢を区分すると
・幼猫は0−12ケ月
・成猫は1歳から7歳未満
・高齢猫は7歳以上
・長寿猫は17歳以上
と区分されます。
これを人間の年齢に例えると、猫は1歳を超えると身体的に4歳年を取っていきます。
猫1歳で人間17歳ぐらいなので、2歳では22歳、3歳では26歳になり、猫7歳では人間では44歳ぐらいです。
つまり猫ならば1歳から7歳、人間でいうと17歳から44歳を成猫といいます。
成猫の身体的特徴としては、猫の1歳では体重も3.5キロから4.5キロぐらいです。
門歯は減り始め、成猫用のフードを与えるようになります。
オスは交尾し、メスは子猫を産めるようになるでしょう。
オスは2歳になると発情期が盛んになり、3歳ではさかりの全盛期になります。
4歳で貫録がでてくるようになり、5歳では運動能力が低下してきます。
口の周りに白い髭が生えてくるでしょう。
7歳になるとシニアになり、肥満に注意しなければなりません。
毛並みも悪くなってきます。
しかし、これは一般論です。
猫の身体的な状況は生活スタイルで大きく変わってきます。
飼い主によっても状況は変わるでしょう。
猫に健康診断を受けさせながら、必要な時にワクチン接種をし、病気から守ってやれば、病気にかかるリスクも減少します。
猫の栄養学を極めた食品を食べれば毛並みもよくなり、歯の抜け具合も変わってくるものです。
食べるものによって歯の減り具合も変わってきます。
特に最近の猫ブームの中では、飼い主によって猫の世界の中にも健康格差、環境格差などが顕著に表われてきます。
← 前の記事:「成猫の去勢手術のは生後6か月から1歳がベスト」
この記事を読んだ人が一緒に読む記事
最後に
今回の記事が少しでもタメになったな、面白かったなと思っていただいた際には、記事のシェアをお願いします!
ココアとちびの応援をしていただけるととても嬉しいです。
こちらの記事にTwitter・インスタグラム・LINE等のアイコンを載せておりますが、ぶっちゃけ一番嬉しいシェア方法は「はてなブックマーク」です。
お忙しい中お手数をおかけしてしまいますが、ご協力頂けると幸いです。
これからも問題解決できる記事を書いていけるよう、精進してまいります!ありがとうございました!