犬を単頭飼いから多頭飼いにする時の2つの注意点

 単頭飼いだと「いつも一匹でかわいそう。もう一匹飼おうかな」と思うこともあるでしょう。

 

 確かに、留守番の時でも一匹より二匹いた方が淋しさが少ないように思えます。

 

 実際、たくさんの良いことも多頭飼いにはありますが、単頭飼いにはない苦労することもたくさんあるので、思い付きで簡単に決めないことが大切です。

 

 そこで、具体的に多頭飼いのメリットや注意したいことについて見ていきましょう!

犬の単頭飼いから多頭飼いにするときの注意点

 

〜多頭飼いの2つのメリット〜

社会性・上下関係を身につけられる

 多頭飼いの一つのメリットとして、ワンちゃんが社会性を身に着けやすいということが挙げられます。

 

 ワンちゃんはもともと群れで生活していた動物ですので、多頭飼いならワンちゃん同士の間で自然とルールができるからです。

 

 単頭飼いだと、ワンちゃんは自分も飼い主さんと同じ人間だと思い込んでいることがありますが、多頭飼いなら仲間のワンちゃんを見て過ごすので「自分は犬だ」と自覚できます。

わがままにならなくなる

 また、単頭飼いの場合、飼い主さんに溺愛されているワンちゃんが多いです。

 

 溺愛しているつもりはなくても、飼い主さんの愛情が一匹だけに注がれるわけですので、当のワンちゃんとしては、自分こそがボスだと勘違いしている場合も多いでしょう。

 

 そのため、わがままになる傾向があります。

 

 ところが、多頭飼いだと、飼い主さんの意識が分散されるのと、ワンちゃん同士の関係性もあって、単頭飼いよりもわがままになる傾向は少ないと言えるでしょう。

 

〜多頭飼いの2つの注意点〜

やんちゃな子犬と先住犬の温度差

 一度に複数の子犬をもらって飼い始めるのでないなら、多頭飼いを始める時は、すでに飼い主さんの愛情を独り占めして育ってきた先輩のワンちゃんがいることになります。

 

 そこに、急に知らないワンちゃんが現れて、飼い主さんの愛情を奪うわけですので、先輩ワンちゃんが感じるストレスは相当なものです。

 

 また、たいていの場合、新しく来るワンちゃんはやんちゃ盛りの子犬なので、落ち着いて暮らしていた先輩ワンちゃんにとっては煩わしさも半端ではないでしょう。

先住犬がストレスで体調不良に?

 溺愛されて育ってきたワンちゃんなら、新入りの子犬のせいでストレスから体調を崩すことも考えられます。

 

 食欲不振、吐き気、大腸炎などが見られる場合は治療が必要です。

 

 数週間経てば、たいていの場合はお互いの存在に慣れてストレスもなくなるはずですが、なかには相性が悪くて仲良くするのが難しいワンちゃんたちもいるでしょう。

 

 そういう場合、飼い主さんはお互いのワンちゃんにとってストレスにならないよう、ケージの場所を離したり別々に散歩に連れて行ったりなど、単頭飼いよりもたくさん気を遣わなければなりません。

 

〜お金のこともよく考えて〜

 多頭飼いのメリットや注意したいことについて見てきましたが、それよりもまず、多頭飼いにした時にどのぐらいお金がかかるかを考える必要があります。

 

 フード代、ワクチン代、トリミング代、ペットシーツ代など2匹飼えば単純に2倍になるわけですし、大型犬ともなると食費だけで月に数万円かかることも珍しくありません。

 

 それだけのお金をかけてでも多頭飼いにするべきなのか、思い付きで行動する前にしっかり考えることが大切です。

 

 たとえ動物・ペットだとしても「命」を預かるわけですので、思いつきで行動して後から後悔して、ワンちゃんたちを後悔させることは絶対にしないでください!

 

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