犬が悲しく恐怖を覚えているときの2つのサイン

 犬の感情表現はボディランゲージによって行われます。

 

 体の動きや表情で相手に自分の気持ちを伝えるワンちゃん同士の共通言語です。

 

 いろんな気持ちを色々なしぐさで表現するのをまとめましたので、見ていきましょう!

犬の悲しみと恐怖

 

~悲しむ顔をしている? ワンちゃんからのこんな合図~

 これは「嬉しい!」や「警戒中!」といったワンちゃんの気持ちそのものなのです。

 

 良い反応なら良いですが、ストレスサインとしての役割もあるので日頃からしっかりと見守ってあげましょう。

 

 悲しむ様子に気づかないまま放置してしまうと、困っていることよって生じている興奮緊張がより強くなってしまったり、問題行動が起きてしまったりすることが多くあります。

 

 あなたのお家のワンちゃんはボディランゲージで次のような合図を出しているのかも……。

「悲しい……」と声を詰まらせて鳴く

 人間と同じように声を詰まらせて鳴くことがワンちゃんにもあります。

 

 いつもと違う鳴き方をしているときは注意が必要です。

「怖いよ!」とストレスを感じている

 耳を後ろに倒し、眉をひそめて悲しむような表情をしている状態。

 

 体は低く尻尾は股の間に挟まれています。

 

 この時点でも相当なストレスがかかっていると思っていいでしょう。

 

 これらの状態に気づくことができないと、次第に落ち着きがなくなってきます

 

〜カーミングシグナルで自分を落ち着かせる〜

相手に敵意がないことを伝える

 このくらいになると、ワンちゃんは自分の気持ちを鎮めようとカーミングシグナルを見せ始めます。

 

 カーミングシグナルとは、無用なトラブルを避けるためのワンちゃんの行動です。

 

 相手に敵意がないことを伝えたり、自分を落ち着かせたりするために取る行動のことをいいます。

 

 動物学者のトゥリッド・ルーガスが「カング・シグナル」と呼んだことから始まった研究で、現在までもそれは続いています。

ピークを越えると威嚇・噛みつき

 話をワンちゃんに戻します。

 

 ストレスゲージが高まっているワンちゃんを放置してしまうと、カーミングシグナルである口舐めあくび身震いなどが行動に現れます。

 

 他にも、座り込んだり地面を嗅いだりするなど、自分の心を安定させるしぐさが増えます。

 

 体毛が暗い犬種などの場合、本能的にピンクの舌をぺろりと出して、メッセージを伝えているとも言われています。

 

 しかし、それでも状況が回復せず、ストレスが限界を迎えると身体を硬くして、威嚇をしたり実際に咬みついてきたりすることもあります。

 

~人間とは違う意味合いのしぐさ~

 先ほどの様な極端な例でなくとも、日常生活にワンちゃんからのシグナルは発信されています。

 

 しかし、気付きにくいしぐさで飼い主さんにヘルプを求めていることもあります。

顔を背ける行為

 例えば、あなたとワンちゃんの間で定めたルールを守ることができなかった時などに、ワンちゃんを叱る場面があるとします。

 

 そんなとき、こちらは真剣に聞かせているのにワンちゃんがプイっと顔を背けたりすることはありませんか?

 

 カーミングシグナルのひとつで「落ち着いてよ!」というときに使われる合図です。

経験で判断できるようになる

 このように人間とワンちゃんの表現方法は違うこともあるため、判断に困ることもあります。

 

 しかし、大切な家族の一員であるワンちゃんのことを正しく分かってあげられるように努めるのも、飼い主さんだけにしかできないことです。

 

 あなたとワンちゃんが、信頼し合った関係を築けることを切に願っています。

 

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