子猫を拾った後に行うことを順番で整理

 家で現在飼っている猫は拾われる前はどんな状況だったでしょうか?

 

 猫の場合、「飼うことができずに捨てたケース」「飼い主宅から逃げ出したケース」「野良猫が子猫を生んだケース」が考えられます。

 

 ケースごとに対応は異なってきます。

 

 それぞれの状況に合わせた対応策をまとめましたので見ていきましょう!

子猫を拾ったときの対処方法を順番で整理

 

〜捨て猫の状況を確認する〜

 野良猫捨て猫の場合で拾った後の扱い方が変わってきます。

捨て猫の状況を確認する

野良猫の場合

 野良猫が出産した子猫の場合は近くに親猫がいる確率が高いです。

 

 家で育てて時間がたっている場合は今更もとに戻すことは難しいですが、まだ拾ってきて間もない時には、元の場所に戻してやるのも一つの解決策です。

 

 家で保護をして助けてやりたい気持ちはありますが、人間の勝手で親子を離すことはできません。

迷い猫や捨て猫の場合

 次に家で飼うことができずに捨てたケースや飼い主宅から逃げて来たケースの時には、子猫の身体的な安全を確認する必要があります

 

 また、猫を拾うことは拾得物にあたります。

 

 警察に「拾得物届」を提出しておけば、探している飼い主が同じように届け出をしていれば、飼い主宅に戻ることができます。

 

 また、子猫を家で保護し一命は取り止めることはできたけど、後に続いて飼うことができないときには、里親探しをしなければなりません。

 

 インターネットなどで呼びかけて里親探しをすることも効果的な方法です。

 

 動物愛護相談センター動物保護団体に相談すれば、有意義な解決方法が見つかります

 

 うちのちびの場合、この「迷い猫」のパターンでした。

 

 ある日から数日間自宅周りで子猫の鳴き声が聞こえていて、私の母がずーっと気にしていました。(私自身は全然気が付きませんでした。笑)

 

 そして、当時私は学生だったのですが、学校を終え、バイトから帰ったらちび(超絶子猫だった)を抱えた弟がニコニコしながら突っ立ってたのを記憶しています(゜∀゜)

 

 何日か近所の方々に聞いてみましたが、該当する方がおらず、飼うことになったのが現在の「ちび」です。

 

 たしかこの写真は拾った初日に撮ったものだと思います(いや…初日じゃないかも…んー…とりあえず、ちび、フラッシュ焚いて本当にごめんなさい…笑)。

迷い猫を拾った

 

〜拾った猫の食事や生活環境を整える〜

 拾った後の体温管理食事管理生活環境管理が子猫が今後生きていく上でのポイントとなってきます。

拾った猫の食事や生活環境を整える

子猫は体温調節管理が難しい

 生まれたての子猫は体温調節ができませんので、サポートをする必要があります。

 

 現在飼っている猫の月齢によって対応が異なります。

 

 生後4週間未満の場合、体温調節ができないので毛布フリースなどで保温してあげてください。

 

 また、雨などで体が濡れているときにはタオル等で体をふいてください。

 

 身体を乾かす場合、子猫は親猫の体温37−38度を超えるとやけどをしてしまいますので、ドライヤーなどを乾かすときには、30センチは離して使用してください。

食事管理(生後4週までミルク)

 また、子猫のエサは年齢によって変化していきます。

 

 生後4週までは猫用ミルクが必要です。

 

 普通の牛乳は猫の体内で分解できない成分があるので下痢をしてしまいます。

 

 猫用ミルクが入手できないときは、牛乳に卵黄を混ぜて温めて飲ませることもできますが、あくまでも緊急処置です。

 

 生後4週を超える缶詰ドライフードをふやかして与えます。

 

 生後8週以降はキャットフードを食べることが出来るようになるでしょう。

タオルや毛布で生活環境管理

 猫の為のお部屋づくりも進めていきましょう。

 

 現在、子猫をサークルや決められた場所に置かずに家族と一緒に過ごしているのであれば、子猫が安心してすごせる環境を設定すると良いでしょう。

 

 特に病院受診前であれば、ノミやダニを家に持ち込むことになってしまいます。

 

 段ボールプラスチックケースの底にをひいて環境を作ります。

 

 そこにタオルや毛布などでベッドを作ります。

 

〜拾った猫は必ず動物病院へ連れていく〜

拾った猫は必ず動物病院へ連れていく

 野外にいた猫はノミダニがついていたりします。

 

 早めに病院受診をして、ノミやダニの駆除をしてください。

 

 また、その時に他の病気がないか、あるいは月齢などを医師から教わり、月齢に適切なエサや、しつけなどの指導を受けましょう。

 

 そして、予防接種等の時期や去勢が必要であれば、適切な月齢なども教えてもらってください。

 

〜捨て猫についてのまとめ〜

捨て猫についてのまとめ

 とにかく「子猫」というものはとてもデリケートで、飼うにあたって飼い主となる人も相当気を使います。

 

 上記に書いたように拾って間もない頃は、どんな病気を持っているかわかりませんし、どんな怪我を負っているかもわかりませんし、食事も体に合わない可能性も少なからずありますし、夜も気を張っていて寝ないことだってあります。

 

 すでに自宅に猫ちゃんがいる方ならある程度対応できたり、もはやプロレベルの方もいらっしゃると思いますが、今までそんな経験がない方にとっては初めてのことだらけで、世話だけで非常に疲れると思います。

 

 まずは「動物病院」へ連れていくことが第一歩だと思いますので、「飼う」と決めたなら、動物のプロからたくさん話を聞いて、猫ちゃんが快適にスクスクと育つ環境を作り上げていってください。

 

 このように大変なことばかりかもしれませんが、普段猫ちゃんから与えてもらう「癒し」はたまんねーっす!

 

 猫ちゃん、飼い主さんがお互いハッピーライフを過ごせるように願っております(・∀・)

 

次の記事:「子猫のトイレの猫砂を全て変えると失敗する」→

 

最後に

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