外飼い犬のための3つの寒さ対策

 ワンちゃんを外で飼う場合、犬小屋には十分配慮してあげなければなりません。

 

 昔と今では考え方も当たり前のように変わっており、ワンちゃんの飼い方も変わっています。

 

 子犬や元気いっぱいの成犬、また老犬など年齢によっても寒さに対する体力や感覚は変わってきます。

 

 ただし、犬だからと言って冬の外でも寒くないということはないと考えておいてほしいです。

 

 その辺を勘違いしてほしくないですし、外の犬に関してしっかりこの記事にまとめましたので見ていきましょう!

犬の冬の寒さ対策

~冬の外飼い犬は雨風凌げれば良いというわけでは無い~

冬の外飼い犬は雨風凌げれば良いというわけでは無い

気温に合わせた外飼い犬の寒さ対策が必要

 「犬は元々野生の生き物なのだから自然に近い環境で過ごせれば良いのだろう」と思う飼い主さんもいるかもしれません。

 

 しかし、年々暑さ、寒さが厳しくなってきている昨今においては外飼いの犬小屋は雨風を凌げれば良いというのでは無く、気温に合わせてきちんと対策をしてあげなければなりません。

外飼い犬の体調不良やストレスに繋がる天候変化

 自分で体温環境を調節できない分、飼い主さんがきちんと管理をしてあげないとワンちゃんの体調やストレスに大きく影響しますので、快適に過ごせる環境を整えてあげてください。

 

 ワンちゃんは喋って伝えることができませんので、飼い主が気を遣い過ぎるくらいに気にしてあげなければなりません。

~小型犬や老犬を冬に外で飼うのは絶対NG~

 外飼いの犬小屋の管理では、特に寒さ対策をしっかりしてあげる必要があります。

小型犬や老犬を冬に外で飼うのは絶対NG

小型犬や老犬を冬に外飼いするのは虐待と同じ

 ワンちゃんは暑さよりも寒さに強いとは言われているものの、近年の外の寒さというのは犬が野生で暮らしていた時代の寒さとは比べ物になりません

 

 特に南国出身の小型犬短毛種子犬高齢犬などは冬の寒さが命取りになりますので、前提として外飼いをするのは止めましょう。

 

 子犬を外飼いしている人を聞いたことありますか?

 

 ないですよね。

 

 しかし、高齢犬を外飼いしてる人はどうでしょう?

 

 結構いるかもしれません。

 

 たしかに「犬」かもしれませんが、人間だったらと考えてみてください。

 

 愛犬は野良犬ではありません。

 

 飼い主さんのさじ加減でいくらでも寒さ対策はできます。

 

 もう一度書きますが、老犬の外飼いは止めましょう。

犬小屋にフリースや湯たんぽ・ダンボールを置いて寒さ対策

 中型犬以上、寒冷地出身のワンちゃんであっても、寒さ対策としてフリース毛布は必須です。

 

 また、犬小屋をすっぽり覆う段ボールナイロンシートを用意し小屋の中に冷気が入らないよう工夫してあげることも必要になってきます。

 

 風通りの無い陽の当たる場所に犬小屋を設置する、夜はタオルや毛布などで包んで湯たんぽをいれてあげるなどするのも良い方法でしょう。

栄養失調や凍死する外飼い犬もたくさんいる

 また、あまりにも寒い日には、外では無く玄関に入れてあげるなどの対処もしてあげてください。

 

 強い寒波が押し寄せる場合、ワンちゃんが寒さで凍死してしまう可能性があります

 

 臨機応変に対処してあげないと寒くて可哀想な思いをさせるだけでなく命を奪ってしまうことにもなるので、気をつけなければなりません。

 

 寒さに当てられると身体の機能が下がり食欲も落ち、そこから食べられなくなって栄養失調になるといったことも出てくるので、冷えを甘く見てはいけません。

~外飼い犬が暑くてストレスを感じるということの無いように~

 寒さ対策とはいえ、あまり手をかけすぎると今度は逆に暑くなりすぎてしまう怖れもあるので注意が必要です。

外飼い犬が暑くてストレスを感じるということの無いように

外飼い犬への低温火傷には気をつけて

 外気が入らないように犬小屋を覆い過ぎると、息苦しくなったりサウナのように暑さを感じることも出てきます。

 

 また、湯たんぽなどは扱い方を間違うと低温火傷を起こしてしまう可能性があるので注意してあげましょう。

結局愛犬の性格にもよる

 身体を動かすのに十分なスペースが無いとストレスになりますし、湯たんぽなどが熱い場合に逃れる術が無くなってしまうので、こういった点に気をつけることも必要です。

 

 環境を整えてあげたら、やりっぱなしにするのでは無く様子を見て本当に寒くないか、快適に過ごせるかを確かめて必要な調節を行ってあげてください。

 

次の記事:「犬用の豚皮骨の3つの危険性」

 

前の記事:「犬へ与える骨の2つの必要性を学ぼう」

 

最後に

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