猫ちゃんへご飯をあげる際、回数や頻度をしっかり管理していますか?
キャットフードをあげるときの注意点をまとめましたので見ていきましょう!
〜食事の頻度を調節できていますか?〜
猫は生まれて5か月頃までは、ご飯をたくさん与えても食べきることができません。
子猫には1日3回を目安に与えましょう。
未成熟な子猫は大量のえさを食べると消化不良などを起こす場合もあります。
成猫になると、1日2回の食事で済むようになります。
その際は、朝と夕に食べさせてあげてください。
うちの猫はダイエット中、という方は子猫の時のように小分けにして与えます。
ご飯を小分けにして与えた方が脂肪が付きづらいからです。
肥満は健康を侵してしまう恐ろしいものです。
また、去勢手術の影響で太りやすくなってしまう猫もいます。
室内飼いの猫は運動不足になりがちですから、キャットタワーやおもちゃで遊ぶなどで解消してあげましょう。
では適切なキャットフードの量は、どのくらいなのでしょうか。
〜適切な給与量を計算しましょう〜
フードは、あげすぎてしまうともちろん肥満になってしまいます。
あるいは極端に少ない場合も、発育が十分に行われなかったり、病気に対する抵抗力も下がっていきます。
適切な給与量を計算することで、体調を管理してあげましょう。
一般的にペットショップなどで売られているキャットフードには、目安の給与量が記されています。
しかし、それはあくまでも平均値に過ぎません。
人間に個人差があるように、猫にも個体差があります。
太りやすい猫、太りにくい猫、といった具合です。
普段からご飯入れの残りを把握しておくと、体調の変化にも気が付きやすいですが、なかなかずっと一緒にいることは難しい方もいるかもしれません。
以下は、1日に必要な摂取カロリーの計算法です。
【猫の体重(kg)×1kgあたりの必要なカロリー=一日に必要な摂取カロリー】
となります。
室内飼いで運動もあまりしていないような成猫であれば、1kgあたりの必要なカロリーは70kcal程度です。
通常体型の猫であれば10kcalを足して80kcalとなります。
また、子猫は盛んに動き回るためそれを上回るカロリーが必要です。
〜ご飯をあまり食べないときは〜
子猫から成猫になるまでの間は大きく強くなるために、勢いよく食べる猫が多いですが、成猫になるにつれ、むら食いが見られるようになります。
これには様々な理由がありますが、ある程度は改善可能です。
キャットフードの酸化
1つ目の理由として、キャットフードの酸化が挙げられます。
この場合の改善点は、食べる時間にだけご飯を出しておく、という方法です。
フードを認識できない
2つ目はウェットタイプによくみられますが、えさが冷たくて猫が匂いを嗅ぎ取れず、ご飯として認識していない場合です。
その際は常温にしておくことで解消できます。
なお、夏場のフードが悪くなりやすいので、普段以上に気を遣いましょう。
年齢に合っていない
3つめは、猫の年齢にフードが合っていない場合です。
特にシニア猫などは、消化機能が衰えてくるので注意が必要です。
ペットショップや獣医さんに相談するのも良いかもしれません。
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最後に
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