ワンちゃんもシニア期に入ると、人間と同様に少しずつ体の不調が出始めてきます。
いつまでも健康でいてもらうためにも、病気や怪我をしたときは獣医さんの指示に従いながら、定期的に病院へ通うことも大切なのです。
ここではワンちゃんの通院事情や、費用面などについてまとめましたので見ていきましょう!
~通院の頻度や費用はどれくらい?~
通院頻度は4週〜6週に1回が目安
老犬となったワンちゃんが病院に行くようになった際、大体4週~6週のペースで通うのが一般的です。
処方されるお薬も、通う頻度に合わせた数だけ処方されます。
そのため、病院側で決められた頻度は必ず守る必要があるのです。
もしどうしても決められた日にちに行くことができなければ、少し早めに診てもらうことが望ましいでしょう。
通院費用は症状による
そしてかかる費用の方ですが、こちらはワンちゃんの症状によって様々です。
数千円以内に納まることも多いですが、重い症状の場合は毎月数万円単位が必要になることもあります。
更に動物病院は人間が通う病院と違って、同じ疾患であっても病院ごとに費用がバラバラです。
他の病院に行った方が安かったということも大いにあり得るため、近隣に複数動物病院がある場合は、必ず事前に調べておいた方がいいでしょう。
~ペット保険も検討しよう~
飼い主さんがどれだけワンちゃんの健康に気を使っていても、やはり老犬になると何かしらの病気にかかることがほとんどです。
10歳以上は半数がガンに
特に癌は、10歳以上のワンちゃんの約半数がかかると言われており、いつ闘病生活が必要になるかわかりません。
そういう際は多くの費用がかかるものの、飼い主さんの金銭的な事情で通院を断念するケースがあるのも事実です。
理由があって断念するならともかく、お金がないという理由での断念は飼い主側も後悔することになり兼ねません。
金銭的不安を解消できる
なので金銭的な不安が少しでもあるのなら、なるべくペット保険に加入しておくことをおすすめします。
ペット保険があればいざという時に安心ですし、ペットの病気による突然の大きな出費にも対応できます。
保険料さえ無理なく払えるのであれば、保険の加入も検討しておいてください。→ペット保険の詳細はこちら
~通院をやめるという選択~
病気のワンちゃんを病院に通わせることは大切ですが、時には「通うのをやめる」という選択をされるケースもあります。
治らないとわかってしまったら…
それは大きな病気にかかってしまい、闘病の果てにもう治らないことがわかった時です。
無理な延命措置はワンちゃんにとっても辛いことだと判断し、最期は家で好きなように過ごさせてあげようと思う方もいらっしゃるでしょう。
無理に病院に連れて行ったことを後悔するケースもあるため、とにかく病院に連れていくのが全てではありません。
延命ではなく苦痛を和らげる治療へ
もし飼い主さんがそのような判断をされた際は、一度獣医さんに無理な延命措置をしない意思を伝えてください。
獣医さんも理解した上で、延命ではなく苦痛を和らげる治療などを提案してくれることもあります。
通院をやめるかどうかは、その上で判断することが望ましいと考えます。
これは私自身体験したことがないことですので、実際にこういった状況に陥った場合、「延命治療をやめる」という判断をできるか自信はありません。
でも今のうちからそういったことを想定しておくことは、いざその状況に直面したときに冷静に判断できるようにこの記事をまとめました。
この記事を読んだ人が一緒に読む記事
最後に
今回の記事が少しでもタメになったな、面白かったなと思っていただいた際には、記事のシェアをお願いします!
ココアとちびの応援をしていただけるととても嬉しいです。
こちらの記事にTwitter・インスタグラム・LINE等のアイコンを載せておりますが、ぶっちゃけ一番嬉しいシェア方法は「はてなブックマーク」です。
お忙しい中お手数をおかけしてしまいますが、ご協力頂けると幸いです。
これからも問題解決できる記事を書いていけるよう、精進してまいります!ありがとうございました!