老犬への点滴方法と費用と副作用

 人間と同じく、ワンちゃんも年齢を重ねるにつれ体の不調に悩まされやすくなります。

 

 そして老犬になれば、時には点滴で栄養補給や輸血をする場面も出てくるのです。

 

 ここでは老犬の点滴についてまとめましたので見ていきましょう!

老犬の点滴

 

~点滴の方法と掛かる費用~

「皮下投与」「静脈内投与」2種類の方法

 まずワンちゃんの点滴には、「皮下投与」と「静脈内投与」の2種類があります。

 

 比較的軽い症状の場合は皮下投与、重度の症状の場合には静脈内投与を行うことが多いです。

費用はそれぞれ異なる

 かかる費用はそれぞれ皮下投与の場合は1,500円前後、静脈内投与の場合は2,500円前後となります。

 

 ただし、病院や症状によって前後するほか、静脈内投与は長時間かけて投与を行うため、別途入院費(3,000円前後)が発生する可能性もあります。

 

 また、皮下投与は病院ではなく、飼い主が自宅にて行うこともできます。

 

 必要なもののほとんどは病院で購入でき、費用も1,000円かからないため、通院よりも自宅で投与する方が安く済みます。

  皮下投与 静脈内投与
症状 軽い症状のとき 重度の症状のとき
費用 1,500円前後  2,500円前後
入院 ×
自宅投与 ×

 

~自宅で皮下投与を行う際の注意~

まずは獣医師さんと一緒に練習を

 ワンちゃんの点滴を自宅で行う前に、まずは病院で獣医さんと一緒に練習を行うことが必要です。

 

 慣れていないとワンちゃんが痛がってしまって、トラウマを植えつけてしまう原因にもなるからです。

 

 どの道、点滴を市販で買うことはできませんので、まずは何回か病院に通いながら、先生と一緒に皮下投与の練習をしてみてください。

 

 そして先生から見て問題なければ、病院で必要なもの一式を購入して、自宅での皮下投与を始めましょう。

最初はひとりで行うのは難しい

 恐らく最初の方は、一人だと怖がるワンちゃんを抑えながら片手で針を刺すのは難しいため、誰かと協力しながら行うのが望ましいです

 

 飼い主さんもワンちゃんも慣れてくれば、やがて一人でも簡単に投与ができるようになってきます。

点滴パックを家庭ゴミで出すのは絶対ダメ!

 また、点滴で使ったパックなどは医療廃棄物にあたるため、家庭用のごみで出すことは禁じられています。

 

 なので次回に病院に行く際に、受付で渡してください。

 

~点滴による副作用は?~

 中には点滴を行うことでの副作用を心配する声もあります。

 

 副作用のない薬物は存在しなく、ワンちゃんの体質によって大きな拒否反応を起こすケースも確かに存在します

皮下投与は副作用が無い?

 一方で皮下投与の際には、現在それほど大きな副作用はないとされています。

 

 それに点滴が必要になるのは、かなり弱ってきている状況であることがほとんどです。

 

 なので動物病院で点滴が必要だと判断された際には、副作用よりも心配すべき点があると判断し、獣医さんの指示通りのタイミングで投与を続けていくことをおすすめします。

点滴で体が冷えるので必ず温めること

 また、皮下投与を行った際に震えだす現象も多く見られますが、こちらは皮膚に水分を入れることで体が冷えてしまった可能性も高いです。

 

 湯煎で温める時間を長くすることで解決した例もありますので、投与後に体を冷やさない工夫も行ってみてください。

 

 もし大きな副作用があると感じたら、その際は投与されている成分の見直しが必要な可能性もあるため、速やかに獣医さんに相談しましょう。

 

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