老犬が死ぬ前に見せる8つの行動とは?

 ワンちゃんが老犬になってくると、飼い主さんもワンちゃんの「」というものを、嫌でも意識するようになります。

 

 こちらの記事では、ワンちゃんの「死」について詳しく書いております。

 どんなに可愛い愛犬であっても、必ず老犬になり、お別れの時がやってくるため、後悔しないよう最後の日まで連れ添ってあげることも飼い主さんとして重要なことです。

 

 今回は老犬が死の直前に見せる8つの行動についてまとめましたので、別れ際に後悔しないために大切なことを見ていきましょう。

 

 「老犬は死ぬ前に大好きな飼い主に甘える?」でもお伝えしたことと合わせてこちらのページで理解を深めていただければと思います。

 

 正直こういう記事を書くのはです。でも書きます。

 

 将来必ずやってくることで、私自身もその時は冷静でいたいです。

 

 感情任せで行動してしまうとそれはワンちゃんにとって辛いことになってしまう可能性があるからです。

 

 最後まで読んでいただければ、いざその時が来たときに慌てずに冷静にワンちゃんに対して対応できるようになるよう、記事をまとめていますので最後までしっかりと何度も読んでいただけると幸いです。

シニア犬の死期

~シニア犬が旅立つ数週間から数日前の変化~

 ワンちゃんが虹の橋を渡る前に、少しずつその兆候は見え始めます。

 

 下記のような事象が起こりますが、飼い主さん自らの判断ではなく、獣医師さんや専門家に相談することが鉄則になってきますので、それを念頭において読んでいただければと思います。

老犬は睡眠時間が長くなる

(「わんちゃんホンポ」さんより引用)

睡眠時間がさらに長くなる

 老犬になると睡眠時間は長くなりますが、死が近づくとほとんど寝床から動かなくなってきます。

 

 人間と同じように高齢になってくると嫌でも体力が減ってきます。

 

 そのため、「生きるため」の体力を温存するため、睡眠時間を長く取り、行動する時間を短くするわけです。

 

 何かの病気になっている可能性もあるため、必要以上に長く寝ていると感じたら、すぐ病院に連れて行ってあげてください。

食欲が無くなる

 寝ている時間が長くなるほかに、フードを食べなくなることもよく見られることです。

 

 老犬になると以前ほど食欲がなくなり、消化がよくなるように作られたシニア犬用のドッグフードでさえも食べる量が少なくなってくる子も多いですよね。

 

 明らかに必要な分も食べなくなってしまった際には、病気によるもの死期が近づいていると判断せざるを得なくなってきてしまいます。

散歩や運動をしなくなる

 あとは、散歩や運動をしたがらないという変化もよく見られます。

 

 体力がなくなっているときは、少しでも温存しておきたいという本能が働くためです。

 

 このようにして、死が近づくに連れて少しずつ日常生活に支障をきたし始めるのです。

 

 普段、当たり前のようにしていたことができなくなってきてしまうのは飼い主さんからしてとても辛いですよね。

~老犬が旅立つ数日前から最期の症状~

シニア犬の嘔吐

(「theWOOF」さんより引用)

犬は死ぬ前に便が下痢になり嘔吐する

 死期が間近になってくると、下痢を頻繁に起こすようになります。

 

 ワンちゃんは亡くなる直前、体にあるものを全て外に出し切るという本能が働きます。

 

 下痢気味の便が漏れ出てきたり、嘔吐するようになったりしてきたら、あと数日という可能性が高いです。

 

 この時肛門が閉じなくなったという話もあり、肛門が普段より大きく開いているかどうかも確認しておいてください。

 

 ワンちゃんの寝床を常に清潔に保つためにペットシーツは簡単に変えられるものにしておいてあげてください。

 

 中でもこの両面使えるペットシーツだとお得に使えるので我が家でも重宝してます。

犬は死ぬ前に体温が下がる

 それから体温が下がるのも、いよいよというサインです。

 

 動物の体温が下がるというのは、体の機能が停止しつつあるという証拠になってきます。

 

 スキンシップで体温の低下を感じたら、飼い主側も覚悟が必要です。

高齢犬は死の直前に目の力が無くなる

 あとは目に力がなくなってくるのも、亡くなる直前に見られる現象です。

 

 目の焦点が合っていなかったり、こちらを微妙に目で追ったりする仕草をし始めたら、その兆候だと思っておいてください。

 

 でも飼い主さんは優しい表情でワンちゃんと目を合わせる努力をしてあげてください。

犬は死ぬ前に痙攣を起こし始める

 そして昏睡状態に入ると、バタバタとけいれんを起こし始めることもあります。

 

 この状態になったら、いつでも看取れるよう側にいてあげた方がいいでしょう。

 

 優しく撫でながら、声を掛けてあげてください。

犬が昏睡状態に入ったら何日の余命?

 ワンちゃんが上記のように痙攣を起こし始めて、昏睡状態に入ったらあとどのくらいの余命があるのかと考えてしまいますよね。

 

 飼い主さんの頭の中はもうそのことしか考えられていないはずです。

 

 しかし、もう日にち単位の余命はないのが現状です。

 

 痙攣状態から、この後に書くチェーンストークス呼吸というものに入ってしまうともう厳しい状態になってしまっています。

最期が近くなるとき(死ぬ時)の犬のチェーンストークス呼吸

 チェーンストークス呼吸といって、浅く遅い呼吸をした後、次第に深く速い呼吸になり、また浅く遅い呼吸になり、無呼吸になるのを繰り返す異常呼吸が見られます。

 

 ワンちゃんが亡くなる前は上記の様々な特徴が見られますが、このチェーンストークス呼吸はほとんどのワンちゃんで死ぬときに共通して見られます。

 

 今まで経験をしたことがない飼い主さんもいらっしゃると思いますが、犬の死に際の呼吸に関してはこのようなチェーンストークス呼吸が見られますので、覚えておいてください。

 

 これは人間にも同様な症状が現れるもので、動物が昏睡して間も無くしてから亡くなる瞬間に起こります。

犬がチェーンストークス呼吸になった後の余命

 チェーンストークス呼吸に入ってしまうと恐らくあと数分ほどの命しかないようです。

 

 本当にワンちゃんが「死ぬ間際の呼吸」というものがチェーンストークス呼吸になります。

 

 もちろんワンちゃんそれぞれの個体差で、長くて1日持つかもしれませんが、正直看病している飼い主さんの気持ちを考えるといたたまれません。

 

 チェーンストークス呼吸というのは人間でも起こる症状で、想像しただけでもこれが最期になってしまうということがイメージできると思います。

老犬が最期を迎えるのを綴ったブログ

 私自身、経験したことがないのでその瞬間が訪れたらどうなるのか想像ができませんが、このことについて詳しく書いてある方のブログを見つけましたので、参考までに載せておきます。(→「まい・だいありー・ばい・えむ 」さんのブログ)

 

 詳細がしっかりと書かれているので、心構えを持つのに勉強になるブログになります。

 

 私自身は「ワンちゃんの死」を経験したことがないので、こちらのブログを読むことで段階的に詳細的にイメージできるかと思います。

 

 ただ、読んでいると、心がとても締め付けられる部分もあるので、ご理解の上で読んでください。

犬が死ぬ前の匂いは松ヤニ?

 ワンちゃんの死がそろそろ近くなってきているときにある匂いに気付くかもしれません。

 

 それは「死の匂い」といって松ヤニを焦がしたような、鼻にグッとくる匂いになります。

 

 この「犬の死が近いときの臭い」を感じない飼い主さんもたくさんいらっしゃるようですが、気付く人には気付きます。

 

 人間でもこのような加齢臭ではなく、焦げたようなニオイを放つことが多いらしく、少しオカルトチックな感じですが、頭の片隅に入れておいた方がいいと思います。

 

 このことを知ったところで、この「死が近いときのニオイ」に気付いてしまうのは少々後ろめたい部分もありますが、ここに記しておきます。

~高齢犬へ最後にしてあげられるたった1つのこと~

犬のペットロス

(「占いの歩き方」さんより引用)

犬のペットロスを低減させるために

 ワンちゃんを見送る際の後悔が大きければ大きいほど、その後ペットロスが重症化してしまう傾向にあります。

 

 なので最期はできるだけ後悔しない見送り方が大切になってきます。

 

 もし最期の瞬間一緒にいられるのであれば、できる限り優しくたくさん声を掛けてあげてください

 

 また、誰かに相談することはなかなか難しいことかもしれません。

 

 ワンちゃんが亡くなってしまった後に立ち直ることもなかなか難しいことかもしれません。

 

 ペットロスというものは思っている以上に辛いものです。

 

 そんなとき、対面せずに電話やメール等オンラインでプロのカウンセラーに相談することもできます。

 

 私の周りでも利用している人が多く、無料で診断もできるので、ペットロスになってしまう前に、前もって準備しておくことをオススメします。

犬の聴覚は最後まで機能している

 反応しないかもしれませんが、体は動かなくとも聴覚は最期まで機能しています

 

 最期の時までちゃんと飼い主さんの声は届いているのです。

 

 そして、もし仕事などで家を出なければならない時は、出る前にたくさん可愛がってあげてほしいです。

 

 たくさん声をかけてあげてください。

 

 「いつも通りの声のトーンと声の大きさ」で声をかけてあげることが大切です。

犬の最期を看取れなくて後悔しないように

 そうすることでワンちゃんも幸せになりますし、飼い主側の後悔も少なくなります。

 

 先ほども書きましたが、本当に死の直前になると全身が痙攣します。

 

 声をかけてあげ、飼い主さん自身が後悔しないように対応してください。

 

 ワンちゃんの死が近づいているのは受け入れたくないですよね。

 

 まだまだ元気になるかもしれないというわずかな望みもあると思います。

 

 愛犬が小さい時やイタズラをして怒ったこと、無駄吠えもするし、夜も寝なかったり、たまにある食欲不振で心配になったり、そして何よりたくさん遊んだこと

 

 たくさんの思い出がありますよね。

 

 「優しくたくさん声をかけてあげる」というこのたった1つのことですが、そんな愛するワンちゃんの一生の最期をいい気持ちで送らせることができる魔法の手段なので必ずやってあげてくださいね。

 

 私からの切なるお願いです。

〜犬が亡くなった後に飼い主がすべきこと〜

 ワンちゃんが亡くなった後に飼い主さんがすべきことはいくつかあります。

 

 役所に届け出をしたり等、法律に関わってくることもあり、ワンちゃんが亡くなってからの期限もあります。

 

 それについては実体験を元に下記にまとめましたので、こちらを最後まで読んでいただけると幸いです。(→「犬が亡くなった後に飼い主がすべきこと」参照)

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

 いざという時に慌てないよう、何度かこちらの記事を見返していただき、内容を覚えていただけると私自身も嬉しいです。

 

 これから私が勉強していく中で、こちらの記事に追記する必要があることがあれば、追記していきますので、ブックマークをしておいていただければと思います!

 

 以上でこの記事を締めたいと思います!

 

次の記事:「老犬が死を悟ったときの6つの行動」

 

前の記事:「老犬への点滴方法と費用と副作用」

 

最後に

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これからも問題解決できる記事を書いていけるよう、精進してまいります!ありがとうございました!

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