子犬のうちは、体も十分に出来上がっていないので、病気にもかかりやすくなってしまいます。
病気に気をつけながら、様子がおかしかったらすぐに獣医さんに相談するということを徹底しましょう。
ここでは、ワンちゃんが子犬の時にかかりやすい病気、そして予防のために家族でできることをまとめましたので見ていきましょう!
〜子犬の時にかかりやすい病気〜
子犬がまだお母さんのおっぱいを飲んでいる間は、そのミルクの栄養により、免疫力がかなり付いている状態です。
しかし、その効力は生後2ヶ月で切れてしまいます。
子犬は、免疫力がまだ弱く、心もとない状態です。
お母さんのおっぱいという助けがなくなってからは、感染症や寄生虫にかかってしまう可能性がぐんと上がります。
また、子犬の体は病気へ対処する力も弱いため、大人のワンちゃんと比べて、病気にかかった時に重症化する可能性も大きいです。
子犬がかかりやすい感染症の例として、パラインフルエンザ(ケンネルコルフ)、パルボウイルス感染症、また寄生虫症では、犬回虫、犬鉤虫、ジアルジア、コクシジウム、トリコモナスなどがあげられます。
〜予防のためにできること〜
子犬にとって、病気はかかりやすく重症化しやすいということは、予防がとても大切になってきます。
ワクチン接種
大切なワンちゃんが病気にかからないためにできることは、ワクチン接種・予防注射を必ずすることです。
狂犬病の注射は飼い主に義務付けられていることですので、欠かさずやるようにしましょう。
また、ワクチン接種は、ワンちゃんの弱い免疫力をカバーしてくれる力になります。
獣医さんに相談しながら、必ずスケジュール通りに受けましょう。
生活環境を整える
健康を保つために「健康的な食生活」と「清潔な生活環境」を整えることを心がけましょう。
また、適度な運動と、十分な睡眠時間をとらせてあげることも大切です。
フード入れ、お水のボウルは毎回必ず洗うこと、ケージやクレートやトイレの掃除はこまめに行うことが重要なポイントになってきます。
また、寝ている間に触ってしまうと起きてしまうことがありますので、睡眠中は触らずに思う存分寝かせてあげることも大切です。
〜他に気をつけること〜
人間の赤ちゃんも同じですが、大人になるまで他にもたくさん気をつけることがあります。
なんでもかんでも口に入れてしまう
ワンちゃんは、なんでも口に入れてしまう傾向があります。
特に、歯の生え変わり時期には、歯が痒くなるため、ボールなど手当たり次第にかじる傾向にあります。
そのまま誤飲してしまう可能性もありますので、口に入れても飲み込めない大きさ・安全なおもちゃを与えるようにしましょう。
骨折や脱臼の恐れあり
また、子犬は骨もまだ細く、完全に出来上がっていない状態ですので、骨折や脱臼を起こしやすい状況にあります。
ワンちゃんが小型犬だったり、床がフローリングのご家庭は、特に注意するようにしてください。
滑りにくいカーペットを敷く、ジャンプをさせない、という点に気をつけてあげましょう。
子犬の体は、まだまだ完成しているわけではなりません。
気をつけなくてはいけない病気や怪我がたくさんあります。
家族みんなで守ってあげるようにしてください!
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最後に
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