子猫を拾った時の受診はもう済まれましたか?
もちろん拾った当時は体に傷はないか、寒そうにしていないか、衰弱していないか等を確認したと思います。
しかし、それは目で観察できる部分の確認です。
受診がまだであるなら、重大な病気をもっていないかどうか等は病院に連れていき、獣医師の判断を仰ぐ必要があります。
先天性の病気や猫エイズ、猫白血病ウイルス感染症など隠れた病気は観察だけではわかりません。
受診されたら獣医師に子猫の現状について教えてもらいましょう。
性別などは観察すればわかりますが、生まれてからの月齢や体重などは獣医師が教えてくれます。
その月齢にふさわしい適切体重を知ることで、どのようなものをどの程度食べる必要があるかなど、詳しく世話の仕方などを指導してくださいます。
月齢などは専門家の目からみないとどうしてもわかりにくいものです。
注目する点をまとめましたので見ていきましょう!
〜子猫のノミやダニ予防は絶対ルール〜
現在飼っている子猫は野外から拾ってきたのであるなら、野外に捨てられた子猫にはノミやダニがついていることがよくあります。
ノミやダニに感染している子猫を家にいれた場合、家中がノミやダニだらけになってしまいます。
子供がいるご家庭では要注意!
家に子供さんがおられた場合は要注意です。
子供はかわいい子猫を抱きたくなります。
しかし、抵抗力の弱い子供の病気の原因にもなりかねません。
子猫のノミ・ダニを取ることはルール
獣医師に診てもらい、ノミ・ダニ対策はとったほうがよいです。
かわいさと同時に家の中で飼うための衛生面のルールは必要になります。
〜子猫のワクチン接種の目安は生後2か月〜
子猫は外界からの異物から身体を守る免疫機能が十分ではないので、病気にかかりやすいです。
これらの免疫に変わり必要なことはワクチン接種です。
ワクチンは免疫機能の代わりに子猫を病気から守ってくれますので生後2か月を超えているようであれば必ず接種してください。
〜子猫の病院受診の全体費用と内訳〜
すでに病院受診を済まされた方はよくご存じだとは思いますが、費用はそれなりにかかります。
病院に連れていき、検査を行い、病気やケガ等が見つかれば治療をする必要があります。
どの程度の期間、どのような治療が必要かどうかは、獣医師が詳しく説明してくれます。
治療費の相場の一例をご紹介いたします。
全 体 | ¥8,000〜¥15,000 | |
内 訳 | 初診料 | ¥1,000〜¥3,000 |
血液検査 | ¥8,000 | |
便検査 | ¥500〜¥1,000 | |
混合ワクチン検査 | ¥4,000〜¥8,000 | |
ノミダニの駆除 | ¥2,000 |
上表はあくまで目安の価格です。
検査内容や病院によっても費用は変わってきます。
子猫を拾うことはかなりの費用がかさむものです。
予想以上にかかったと後で請求書を見てから驚くことがないように、事前にどの程度の費用がかかるかは獣医師に尋ねられた方が賢明です。
また、子猫をずっと家で飼いたいのか、拾った子猫の一命をとりとめた後は里親に出すのかを決める必要があります。
家で飼うのではあれば、今後の予防接種や去勢なども視野に入れた通院が必要になってきます。
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最後に
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