単頭飼いの犬「寂しい」ときの2つの合図

 単頭飼いをしている家庭で、特にお留守番をさせることの多い家だとどうしても「ワンちゃんが寂しいんじゃないか」と考えてしまいます。

 

 気持ちは分かりますが、人間が性格それぞれなように、ワンちゃんも性格や気質はそれぞれ異なりますので、一概に「単頭飼いの犬は寂しい」ということはできません

 

 そこで「寂しさ」からくるストレスをなるべく無くすためにこの記事をまとめましたので、見ていきましょう!

犬の単頭飼いでの寂しさ

 

〜縄張り意識が強いと新入りと仲良くできない〜

 特に、縄張り意識が強い和犬などは後からもう一匹の犬がやって来ても仲良くできないというケースも多く報告されています。

 

 なかにはどうしてもケンカをしてしまうため、せっかくお迎えしたのに他の家庭で飼ってもらうことになったというワンちゃんもいます。

 

 では、自分の飼っているワンちゃんが「寂しい」と思っているかどうか、どのように判断していけばいいんでしょうか?

 

〜犬の「寂しい」の合図〜

 寂しがっているワンちゃんの「寂しい」という合図はどんなものがあるのでしょうか?

吠えたり鳴いたりする

 一番分かりやすいのは「吠える・鳴く」という点ではないでしょうか。

 

 威嚇するように喉を鳴らすのではなく、飼い主さんを呼ぶように大きな声で吠えたり、鳴くのを我慢しながらも声が出てしまう…というような鳴き声です。

 

 この声を出しているときにかまってあげると、「鳴いたら・吠えたら来てくれる」と覚えてしまい、近隣トラブルの元になってしまうため、飼い主はぐっと我慢し、鳴き終えたら傍にいってあげるという訓練をしましょう。

 

 それでも、外出中ずっと鳴いている、ずっと吠えているという子がいたら、飼い主がいないことに耐えられないワンちゃんかもしれないので、相性の良い子を家族にもう一匹お迎えするのも有りかもしれません。

イタズラをする

 次に、イタズラをしてしまうケースです。

 

 ずっとケージにいるときなど「暇だなぁ」と感じたワンちゃんが、噛んで欲しくないものを噛んだりすることはよくあります。

 

 そうならないように夢中になれるおもちゃを与え、やってはいけないことを教えても改善されない場合や、飼い主不在のときだけしてしまうというワンちゃんの場合、寂しさが原因で引き起こされている行動の可能性が高いでしょう。

 

 「二匹になったらこのイタズラで家が大荒れになってしまうのでは?」と心配になるかと思いますが、寂しさが原因の場合は他の犬と遊ぶことで紛れますので、改善に向かうことが多く見られます。

 

 相性の良い子を探してみるのもいいかもしれません。

 

〜複数飼いから単頭飼いになったワンちゃん〜

 仲が良かったワンちゃんと別離してしまい、単頭飼いになったワンちゃんも、もちろん寂しさを覚えます。

急な死別で混乱する

 特に急な別離となってしまった場合、鳴いたり吠えたりという行動がとても多くなると言われています。

 

 ワンちゃん自体、「死別」というものを理解するのが難しい場合もあるので、「時が解決してくれる」とは簡単に言い難いですが、少しの間は特に飼い主さんのサポートが必要になってきます。

新たに迎え入れるときはこんな注意を!

 また、別の子を迎え入れるというのも、ワンちゃんの寂しさを紛らわせる方法の一つですが、鳴いてしまうというほかに、食欲がない、散歩に行きたがらないという行動を見せている場合、ストレスになる可能性も大きくあります

 

 まずは信頼し合っている飼い主が積極的にコミュニケーションを取り、ワンちゃんの寂しさを紛らわせてあげてください。

 

次の記事:「犬の単頭飼い~3つのメリット~」

 

前の記事:「単頭飼いの犬と人間との序列」

 

最後に

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