〜飼うのはもちろん契約上の禁止事項に違反する〜
見過ごすことができずに道端で猫を拾ってしまったという場合、ペット禁止の賃貸物件で飼うのはもちろん契約に違反します。
そのためもしこういった物件に住んでいる人の場合には、無責任に猫を拾うというようなことをしてはいけません。
しかし、大家さんや管理会社にお願いをすることで一時的な保護を認めてもらえることというのも意外と少なくはありませんので、どうしても見過ごすことができずに拾って帰ってきてしまったというような場合には、きちんと連絡を入れて相談をしてみましょう。
中には避妊や去勢、鳴き声、臭いなどについて問題がなければ、バレなければOKなどという緩い大家さんなどもいたりします。
また期日などの条件を設けて一時保護を認めて貰えれば、その間に猫の処遇を考えることもできます。
ただ、どうするかが決まらないからといってそのまま飼い続けて良いかというともちろん話は別なので、必ず約束を守って決まった期間内に猫の引き取り先を見つけていかなければなりません。
〜思い切って引っ越すのも手〜
ペット不可の賃貸物件に住んでいるにも関わらず猫を拾ってしまうというような人の場合には、相当猫に思い入れがあることでしょう。
そういった場合、現状の住まいではもちろん猫を飼うことはできませんので、思い切ってペット可の賃貸物件に引っ越してしまうというのも1つの方法です。
ペット不可の賃貸物件でも事情を話せば一時的な保護を認めてくれるところはありますし、新しい住まいを探して出ていくとなれば、なおさら話を認めてくれやすいことも出てきます。
情けをかけて拾った猫ならやはり愛情も芽生えますし、一緒に暮らせることが一番の形なので、思い切って決断をするのも一つの方法です。
ただ、この場合はどうしても契約更新の期日の関係など様々な問題が出てきますので、タイミングが上手く合えばという際の話です。
〜友人・職場・NPOなどに相談して引き取り手を探そう〜
ペットの中でも猫は非常に人気が高く、飼いたいという人は意外と後を断ちません。
そのため友人や職場などで猫を飼いたい人がいないかと声をかければ案外引き取り手が見つかったりするものです。
猫を飼いたいけれどなかなか機会に恵まれない、ペットショップで購入するというほどでは無いなど、飼いたいけれど飼えない状況にある人は結構いるものなので、手当たり次第に声をかけてみると良いでしょう。
またどうしても引き取り手が見つからないという場合には、猫の保護活動を行っているNPO法人などに相談するのも一つの方法です。
猫を引き受けてもらい、また同時に里親探しも行ってもらうなど、猫の幸せのために動いてもらうことができます。
自分で飼えなくとも愛情深く飼ってくれる人は探せばいくらでも見つかりますので、大変でも時間をかけて猫が幸せに暮らせるよう努めてあげてください。
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