多頭飼いの飼い主さんがしばしば頭を悩ませるのが、ワンちゃん同士の不仲です。
飼い主さんとしてみれば、せっかく一緒に暮らすのだから仲良くしてほしいのはもちろんですが、当のワンちゃん同士は仲良くなるどころか、いつまで経っても喧嘩ばかりということがあります。
そこで、多頭飼いのワンちゃん同士の不仲の理由と、飼い主さんの対処法を見ていきましょう!
〜不仲の3つの原因〜
新入りへのヤキモチ
先輩ワンちゃんが後から来たワンちゃんに強く当たる場合は、飼い主さんの愛情を取られることに対するやきもちが理由と考えられます。
ワンちゃん同士がお互いの存在に慣れて、飼い主さんがちゃんと対処すれば、この問題は時間とともに解決するでしょう。
自分を犬と思わず人間だと思ってる
一方、ワンちゃんの育ち方によっては他のワンちゃんと適切な距離が取れないこともあります。
たとえば、幼いころに強制的に親や兄弟と引き離されたワンちゃんなど、他のワンちゃんと触れる機会がないまま飼い主さんに引き取られた場合、後から来たワンちゃんとの距離感がわからず、攻撃的になることがあります。
縄張り意識から
また、縄張り意識の強いワンちゃんなら、後から来たワンちゃんが自分のテリトリーにちょっとでも入ってくると攻撃的になることもあるでしょう。
普段自分が落ち着いていられるスペースを新入りのワンちゃんがわかるわけないので、入っていってしまいますが、それが先住犬の癪に触るんです。
もちろん仕方ないことですが、これも時間が経てばなんとでもなるので、飼い主さんが様子を見てワンちゃん同士の距離感を保ってあげてください。
〜飼い主さんの2つの対処法〜
すぐに仲良くなれないとしても、飼い主さんのしつけ方やワンちゃんとの接し方次第で徐々に良好な仲にすることは可能です。
しかし、一方のワンちゃんばかり可愛がったり、基本的なしつけもろくにできていなかったりする場合、不仲を助長することにもなりかねません。
飼い主さんが絶対的なリーダーシップを発揮して、ワンちゃんたちをまとめあげることが大切です。
それぞれのワンちゃんに対してしっかりしつけをして、わがままは許さないようにしてください。
いつも先住犬に優先権がある
大切なのは、先にいるワンちゃんを先輩としてちゃんと立ててあげることです。
新しく来たのが子犬ならかわいくて仕方ない気持ちもわかりますが、それで先輩ワンちゃんへの対応がおろそかになってはこれまでの信頼関係にもひびが入ってしまいます。
声かけやなでる順番、食事の順番等は先輩が先、後輩が後、としっかり区別して、ワンちゃん同士に序列をしっかり意識させてください。
優先はするけど愛情は平等に
ただし、先輩を優先するといっても、愛情は平等に注ぐことを忘れないようにしましょう。
飼い主さんの愛情不足がワンちゃんにストレスを与え、ワンちゃん同士の不仲に拍車をかけてしまいます。
逆に、すべてのワンちゃんが飼い主さんの愛情をしっかり感じられるなら、最初は喧嘩ばかりでも徐々にいがみ合うことも少なくなるはずです。
〜喧嘩の仕方に原因があるかも〜
ワンちゃん同士が喧嘩を始めるとすぐに止めたくなってしまいますが、喧嘩の仕方で不仲の原因や対処法がわかる場合があります。
どちらかがケガをすると、ケガをさせた方をきつく叱りたくなりますが、ケガをした方の行動に問題があることもあります。
なぜ喧嘩を始めるのかよく観察して、それによって適切な対処法を考えましょう。
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最後に
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