猫の多頭飼いに潜む3つのデメリットとは?ストレス・トイレ・お金の“現実”とその対処法

- 目次 -

① 多頭飼い、思ったより大変かも?と思う瞬間

猫を多頭飼いするべきか?

かわいいだけじゃ続けられない理由

🐾 はじめに、「かわいさ」と「大変さ」はセットなんよ

最初に言わせてもらうけど、多頭飼いってほんとに可愛かよ。 猫が2匹、3匹並んで寝とったり、じゃれ合いよったりする姿は、見とるだけで癒されるっちゃん。

でもね、その可愛さの裏には“現実の手間”がぎっしり詰まっとるってこと、あらかじめ知っとってほしかと。

可愛い=ずっと楽しいとは限らんけん、気持ちの準備と覚悟が大事なんよ。

 

🐾 次に、想像より増える“日常のひと手間”たち

「1匹のときとあんまり変わらんやろ〜」って思っとったら大間違いやけんね。

わたしもちびが、ココアと一緒に暮らし始めたとき、飼い主が一番驚いとったのは“時間の使われ方”がまるで違うってことやったと。

以下は、1匹と多頭での違いを表にまとめてみたけん、参考にしてみてね。

項目 1匹 多頭(2匹)
トイレ掃除 1日1〜2回 1日3〜4回(+掃除の範囲も広がる)
ごはん・水の管理 器1セット/同じ時間 器2セット/時間差・食べ残し注意
遊び・ふれあい 片手間でもOK ひとりずつ丁寧に接する必要がある

ちょっとしたことの積み重ねが、意外と大きな差になるとよ。

 

🐾 最後に、それでも「やってよかった」って思える瞬間があるけん

そりゃ大変ばってん、可愛さと手間が比例しとるってことは、それだけ責任があるってことでもあるんよ。

  • 寝顔が2倍になる
  • 遊び時間が増える
  • 性格の違いに笑える

「大変さ込みで、うちの暮らしやけん」って思えたら、それはもう立派な家族ばい。

最初に「可愛いだけじゃ足りんかも」って気づいとくことが、あとで自分を助けるけん、ここは本音で書いときたかったとよ。

性格の違いがすれ違いになることも

🐾 はじめに、性格が違うのは当然のことなんよ

まず知っとってほしかとが、猫もそれぞれ性格がバラバラってことなんよ。

おっとり派、活発派、甘えん坊、孤高タイプ…。 ひとりとして同じ猫はおらんけん、「合う・合わん」は当たり前に起きるとよ。

でもこの違いが、あとですれ違いの原因になることもあるけん、そこは覚悟ばしとくと気持ちが楽たい。

 

🐾 次に、ちびとココアの“すれ違い日常”をちょっと公開するばい

うちでは、わたしもちびが慎重派・静かに過ごしたか派で、 ココアは元気いっぱい・今すぐ遊ぼう派っちゃん。

そんな真逆の性格やけん、しょっちゅう「え、今それやる!?」ってなると(笑)。

シチュエーション ちびの反応 ココアの行動
わたしが寝とるとき そっと寝たい 突然ベッドに飛び乗ってくる
朝の静かな時間 のんびり伸びとる すでに全力ダッシュしてる
飼い主が帰宅したとき ちょっと待って様子見たい いち早く玄関に突撃

性格の違いは、楽しい反面ストレスにもなりかねんってこと、毎日感じとると。

 

🐾 最後に、すれ違いに気づけるだけでもう十分優しかと

でもね、うちら猫はちゃんと観察してもらえるだけで落ち着けるんよ。

  • ペースの合わない子を無理に近づけん
  • ひとり時間を確保する空間をつくる
  • 「今はそっとしとこ」って態度がありがたい

わたしもココアも、タイプは違うけど、「あんたのことは認めとるばい」って気持ちはちゃんとあるとよ。

性格の違いを“悪いこと”じゃなくて“距離感の調整ポイント”として見てもらえたら、 それだけで多頭飼いはぐっとラクになるけんね。

生活リズムが崩れて疲れがたまる

🐾 はじめに、かわいくても“寝不足”はじわじわ効くとよ

最後に忘れたらいかんのが、飼い主側の生活リズムもじわじわ乱れてくるってことなんよ。

わたしたち猫はそれぞれ好きな時間に起きて、好きなタイミングで行動するけん、 複数おるとスケジュールがバラッバラになると。

「朝から夜まで全部かぶって大騒ぎ」ってわけやなくて、ず〜っとちょこちょこ動きよる感じっちゃん。

 

🐾 次に、リズムがずれるとこうなるばい…って実例を表にしてみた

以下に、うちでよくある「人間の睡眠妨害事件」ばまとめてみたと。 あるあるやな〜って思ってもらえたら幸いばい。

時間帯 ちび ココア 飼い主のリアクション
早朝5時 ごはん要求で鳴く 一緒に鳴いてくる 「…起きるしかないやん」
深夜1時 おとなしく寝とる ひとりで運動会 「走る音、響くってば」
夜中3時 トイレで砂掘り掘り その音で覚醒 「寝かせてくれ〜〜」

うちら猫が悪かんやなかけど、「かわいい=寝かせてくれる」は別問題やけんね。

 

🐾 最後に、事前に知っとくだけでだいぶ気持ちが楽になるっちゃん

でもね、これも「多頭飼いあるある」やけん、先に知っとくだけでだいぶ心の準備ができるとよ。

  • 活動時間がずれることは前提で考えとく
  • 寝床を別室にして距離を取る日も必要
  • 「夜は静かに」は通じん子もおるけん覚悟しとこ

「かわいいけど、寝られん」ってリアルな感情、実際わたしたちと暮らしてる人にはあるあるやけんね。

快適な環境をつくろうと思ったら、人間のリズムの柔軟さも試されるってこと、忘れんどってほしかと。

② デメリット①:ストレスの原因があちこちに潜んどる

猫を多頭飼いのポイント

縄張り問題は目に見えんところで起きとる

🐾 はじめに、うちらには“ここはわたしの場所!”って感覚があるとよ

まず知っとってほしかとが、うちら猫は「この場所、わたしのやけん」って勝手に思い込んどる場所がたくさんあるってことなんよ。

別に壁に印つけたりはせんけど、「ここは落ち着く」「ここに誰かおるとイラッとする」って感覚は、ちゃんと持っとると。

だから、たとえばキャットタワーの上・窓辺・飼い主のベッドの左側…そういう細かいエリアも「縄張り」になっとる可能性があるとよ。

 

🐾 次に、うちでも起きた“静かなバトル”ば表で紹介するけん

以下は、ちびとココアで実際に起きとった「目には見えん縄張りバトル」の例ばい。

場所 ちびの行動 ココアの行動 結果
出窓のクッション 決まってそこで昼寝しよった 後から飛び乗って割り込む 無言でクッションを譲る→押し入れへ退避
トンネル型のおもちゃ 遊ぶよりも“隠れ場所”として使ってた 中で飛び跳ねる・入口を塞ぐ 近づかなくなって放棄
トイレ前の床スペース 用を足す前にじっと確認しとった そのタイミングでトイレを使う 遠慮してタイミングをずらす

こんなふうに「声も出さん、ケンカもせん」けど、ちゃんとストレスにはなっとるって場面、実は多いとよ。

 

🐾 最後に、“バチバチしとらんけん大丈夫”とは限らんけんね

見た目が穏やかでも、気配の読み合い・タイミングの取り合いは、毎日水面下で起きとるけんね。

  • 目をそらしても足を止める様子がない
  • いつもと違う場所で寝とる
  • トイレの回数が減っとる

こういう変化は、「静かな縄張りストレス」が起きとるサインかもしれんけん、よう観察してほしかと。

縄張りを守る気持ちは本能やけん、それを否定せず、場所とタイミングを分けてあげる配慮が、平和につながる近道たい。

片方ばかり構うともう片方が拗ねる

🐾 はじめに、「平等じゃない」ってうちらはすぐ気づくとよ

まず知っとってほしかとが、うちら猫は飼い主の気持ちにめっちゃ敏感ってことなんよ。

名前ばっかり呼ばれる子、やたら撫でられる子、 「なんか最近、あっちばっかりじゃない?」って、すぐ感じ取ってしまうっちゃん。

わたしもちびは、ココアばっかり可愛がられた日、ちょっとだけふてくされて押し入れに避難しとったと(笑)。

 

🐾 次に、愛情バランスが偏ったときに見られる変化を表にしてみた

以下は、飼い主の“偏り”に対して、うちら猫がどんな反応しがちかをまとめた表ばい。

飼い主の行動 猫の反応 起こりうる影響
名前を呼ぶ回数が片方だけ多い もう片方が無反応・スネ行動 信頼感の低下・距離ができる
撫でる・遊ぶ時間が偏る 静かにその場を離れる 一緒におる時間が減る
視線や声かけが一方的 “呼ばれとらんほう”がいじける 押し入れこもり・粗相の引き金にも

「ちゃんと見てくれとる」「わたしも大事にされとる」って実感が、うちらにとっての安心なんよね。

 

🐾 最後に、完璧な平等じゃなくて“意識”がありがたいと

もちろん、毎回キッチリ半分ずつ構うとかは無理かもしれんけど、 「どっちにも目を向けよう」っていう飼い主の気持ちが、うちらにはちゃんと伝わっとるとよ。

  • 名前を交互に呼ぶようにしてみる
  • スキンシップの時間を意識して均等に
  • 片方に構ったら、次はもう片方にも声をかける

わたしたち猫にとって、“平等”って信頼の土台になるけん、 その意識があるだけで、関係はずっと穏やかになるとよ。

たったひとつの声かけが、うちらの安心になる。 そう思ってくれたらうれしかばい。

性格が合わない場合の対処に悩む

🐾 はじめに、“性格の不一致”はあるあるなんよ

さらに厄介なのが、猫同士の性格がかみ合わんときたい。

見た目はかわいかけど、中身は正反対やったりしたら、そりゃトラブルも起きやすくなるっちゃん。

わたしもちびは、静かに寝とるのが好きなタイプ。 でもココアは、寝とる最中でもお構いなしに鼻突っ込んできて「遊ぼ!」って目ぇキラキラさせてくると…。

そんなのが続いたら、「あぁ〜もう無理ばい…」ってなるとやろ?

 

🐾 次に、性格のすれ違いで起きやすいパターンを表で見てみよう

以下に、よくある性格の組み合わせ別トラブルとその対処法ばまとめとるけん、ぜひ参考にしてね。

性格の違い 起きるすれ違い 必要な対策
活動的 × おっとり 元気すぎて片方が疲れる 別々に休める空間を確保
甘えん坊 × マイペース 片方だけが常に接近してしまう 甘えたい子を先に満たしてあげる
警戒心が強い × 社交的 一方が怖がって逃げがちになる 静かな導線を確保してあげる

「性格が合う」と「一緒に暮らせる」は別の話やけん、合わん=失敗と思わんでよかけんね。

 

🐾 最後に、“ちょうどよか距離”を守れる空間があれば大丈夫たい

うちら猫は、無理やり仲良くさせられるより、「距離が守られとるけん安心」って思える方がうれしかと。

  • ひとりになれるスペースがある
  • 動線がかぶらん導線設計
  • 自分のペースを乱されん環境

“仲良し”より“無理なく過ごせる”が最強やけん、 お互いに自分のリズムを保てる場所ば作ってあげることが、いちばんの優しさたい。

性格が合わんことより、合わんままうまく暮らせる工夫を考えてくれたら、うちらもちゃんと安心して暮らせるけんね。

③ デメリット②:トイレと食事で問題が起こりやすい

多頭飼いにおける猫のストレスサイクル

トイレ不足や位置でのトラブル

🐾 はじめに、トイレって見えんけどいちばん重要な場所たい

まずはっきり言うけど、多頭飼いでいちばんトラブルになりやすかとが「トイレ問題」なんよ。

わたしたち猫にとって、トイレって「無防備になる時間」やけん、落ち着けん場所やとほんとに使いたくなかと。

トイレが足りん/場所がかぶる/掃除が間に合わん、 これだけで「ここじゃしたくなか…」→「じゃあ我慢しとこ」ってなるっちゃん。

 

🐾 次に、よくある“トイレの失敗パターン”を表にまとめたと

以下は、うちで実際に起きた or 飼い主がヒヤッとしたトイレに関するトラブル例ばい。

原因 うちらの行動 飼い主が取った対策
数が足りなかった トイレの前で順番待ち → 間に合わず粗相 数を「猫の数+1個」に増やした
設置場所が集中してた 動線がかぶって落ち着かず逃げ出した 部屋ごとに分散して設置
掃除の頻度が足りなかった 入りかけて出ていく → 別の場所にしてしまう 1日2回以上掃除するようにした

これ、全部「そこまで深刻やと思ってなかった」って飼い主があとから反省しとった内容やけんね。

 

🐾 最後に、「トイレ=安心できる場所」って感覚ば忘れんで

うちら猫にとって、トイレは“見られたくない”けど“安全じゃないと使えん”というデリケートな場所なんよ。

  • 誰かが通る位置はNG
  • 音や気配がする場所も落ち着かん
  • 匂いが残っとると警戒することもある

「汚れてない=大丈夫」やなくて、「気持ちよく安心して使えるか」が大事なんよね。

トイレ問題については、別の記事でも詳しく紹介しとるけん、気になった人はぜひ見てみてね。

食事中の威嚇や横取り問題

🐾 はじめに、ごはんの時間にこそ“空気”が大事たい

次に起きやすかとが、ごはんの時間における「緊張」や「駆け引き」なんよ。

うちの場合、ココアは食べるのが早いけん、先に食べ終わったあとに わたしの皿ばじーっと見てくるとよ…。 そのときのわたしの視線?怖かったって言われとるばい(笑)。

「食べとるのに見られる」って、それだけでプレッシャー感じるんよね。

 

🐾 次に、食事中に起きやすい問題と猫のリアクション

以下に、うちや他の家庭でもよく聞く「多頭飼いあるある」なごはんトラブルと、その時の猫の様子をまとめた表ばい。

起きた問題 猫の反応 影響
横取りされた 皿から離れて遠慮し始めた 食べ残し・栄養不足
見つめられながら食べた 何度も後ろ振り返って落ち着かん 食事時間が長くなる/途中でやめる
急いで食べようとした 噛まずに飲み込み、あとで吐いた 消化不良・吐き戻しの原因に

「好きなときに落ち着いて食べられる」ってこと、わたしたち猫にはめちゃくちゃ大事なんよ。

 

🐾 最後に、“落ち着いて食べられる環境”をつくってほしかと

ごはんの時間って、ただの栄養補給やなかと。 その時間を「安心して過ごせたかどうか」で、その日の気分すら変わってくるとよ。

  • お皿の距離はしっかり離す
  • 視線が交わらんように向きを工夫する
  • 食べ終わった子は先に部屋を出す or おもちゃで誘導する

わたしもちびは、お互いちょっとでも見られとると集中できんけん、 「ごはんの時間=安心できる時間」って空気を守ってもらえるとすごく助かるとよ。

うちら猫が穏やかにごはんを食べられる環境、 それは多頭飼いをうまく続けるための基本中の基本たい。

環境整備ができとらんとケンカの元になる

🐾 はじめに、「場所の取り合い」は静かに起きとるとよ

そして最後に気をつけてほしかとが、環境がちゃんと整っとらんと、それだけで日常がピリピリするってことなんよ。

トイレ・ごはん・寝床、これらはうちら猫にとっての“生活インフラ”たい。 どれかひとつでも不安があると、それが「争いの火種」になることもあるとよ。

とくに多頭になると、同じスペースを奪い合うような場面も増えるけん、先回りして環境を工夫しとくことが本当に大事っちゃん。

 

🐾 次に、整備不足から起きやすい“地味だけど大事な問題”を見てみて

以下に、飼い主が「大丈夫やろ」と思いがちな場所で、 実際にうちら猫が感じとるストレスと必要な対策を表にまとめたばい。

項目 起こりがちなトラブル 必要な工夫
トイレ 順番待ち・我慢・粗相 数を増やして距離も取る
食事スペース 横取り・食欲低下 目線の合わん位置で同時に与える
寝床 場所の取り合い・威嚇 数+高さのバリエーションを用意

「まあ共用でもいけるやろ」って思ったときがいちばん危なかけんね。

 

🐾 最後に、“使えるかどうか”は「数」じゃなく「安心感」で決まると

大事なんは、「数は足りとる」じゃなくて「ちゃんと使えてるか」ってとこばい。

  • 場所が近すぎて片方が遠慮してる
  • 通り道が交差してピリついとる
  • 誰かに見られて落ち着かん

「分けとるつもり」やなくて「使えてるかどうか」を観察する目が大事っちゃん。

わたしたちが自然にそこを選べるかどうか、日々の行動から見守ってくれるとありがたいとよ。

④ デメリット③:飼い主の負担が増える

猫の多頭飼い検討ポイント

掃除・お世話の時間と労力が2倍以上

🐾 はじめに、2匹になったら「倍」どころやなかとよ

まず正直に言わせてもらうけど、猫が2匹になると、お世話の手間は「2倍やなか」とよ。

わたしたち猫って、それぞれやり方もリズムも違うけん、 単純に同じことば2回するんやなくて、“ちょっとずつ違う2種類のお世話”を並行しとるような感覚になるっちゃん。

だから実際は体感「×2.5〜3」くらいの負担になることもざらにあるとよ。

 

🐾 次に、「こんなに増えると!?」って驚かれた例を表にまとめたばい

以下に、飼い主が「あれ、思ったより手間かかるね…」って感じた作業ばまとめた表ばい。

項目 1匹のとき 多頭(2匹)になってから
トイレ掃除 1日1〜2回 1日3〜4回+シート交換頻度UP
ごはん・水の管理 器1セット/まとめて対応 器2セット/片方が食べ残す/時間差発生
抜け毛・掃除 1日1回掃除機で十分 床・布・空中に毛舞いまくり/1日2〜3回掃除

わたしもちびも、季節の変わり目は抜け毛すごいけんね。 「部屋がふわふわしとる…(笑)」って飼い主が言いよったの、聞き逃してなかばい!

 

🐾 最後に、「かわいさ」と「手間」は同居しとるって知っとこ

もちろんね、わたしたちは悪気なく生活しとるだけなんよ。

  • 1匹ずつトイレの好みが違う
  • 食べるスピードが違うけん順番がズレる
  • 毛の質も違って、抜ける量もバラバラ

でもそれを「手間ばい…」って思いながらも笑って向き合ってくれよる飼い主の存在が、 うちらにとってはいちばん安心できる環境なんよね。

「大変やけど、それ以上に愛おしか」って思ってもらえたら、うちらはそれだけでしあわせたい。

留守番中のいたずらや喧嘩のリスク

🐾 はじめに、「目が届かん時間」こそが試されるっちゃん

さらに気をつけてほしかとが、留守中に何が起きとるかわからん不安なんよ。

多頭飼いやと誰かがテンション上がった拍子に、想定外の事件が起こること、ほんとにあるとよ。

うちでも、ココアが調子乗ってわたしの寝床にドーン! 帰ってきた飼い主が見た光景は「毛だらけのクッション」と「わたしの超不機嫌な顔」やったばい(笑)

 

🐾 次に、留守中に起きやすいリスクを表にまとめたけんチェックして

以下に、実際に起きた or よくある「留守番トラブル」を表にしたばい。 気づかれんだけで、意外と発生しとる件もあるけんね。

トラブル内容 具体的な様子 帰宅後の状況
縄張り侵害 寝床やお気に入りの場所を取られる クッションが荒れとる/片方が距離とる
いたずら倍増 棚から物を落とす/カーテンで遊ぶ 物が床に散乱/カーテンほつれとる
おもちゃ・毛布の取り合い 誰が使うかで無言の圧 毛布がボロボロ/誰も近づかん

「帰宅後に変な空気を感じたら、何かあったかもしれん」って察してくれると助かるとよ。

 

🐾 最後に、リスクがある=悪いこと、じゃなかと

もちろん、リスクがあるけんって多頭飼いをあきらめる必要はなかとよ。

  • トラブルが起きても、修復はできる
  • 仲裁のための空間づくりもできる
  • 性格を見極めるきっかけにもなる

「何か起こるかも」って心得とくことで、冷静に対応できるけんね。

多頭=にぎやか=思いがけないことも起きるって思ってくれたら、それだけでだいぶ余裕が持てるばい。

お金の負担もじわじわ増えていく

🐾 はじめに、「想像以上にかかるばい…」って思う瞬間がくる

最後に避けて通れん話、それはお金のことたい。

多頭飼いになると、何もかもが“倍”になるって思っとった方が間違いなかとよ。

ごはん・トイレ砂・ワクチン・おもちゃ・ケア用品…全部2匹分。 さらに病気やケガが重なった日には、家計も悲鳴あげるかもしれんばい。

 

🐾 次に、1匹と2匹でどれくらい違うかざっくり表で見てみて

以下は、うちで実際にかかっとる費用感ばざっくりまとめた表やけん、 “現実の数字”として見てもらえたら助かると。

項目 1匹の場合(月あたり) 2匹の場合(月あたり)
ごはん・おやつ 約3,000円 約6,000円
トイレ砂・シート類 約2,000円 約4,000円
病院・ケア用品 年間15,000〜20,000円 年間30,000円以上

ちょっとした差が、年間で見るとかなり大きな金額になるとよ。

 

🐾 最後に、「覚悟さえあれば」乗り越えられる金額たい

もちろん、お金の話ばいっても、無理やけんやめとけ!って言いたいんやなかと。

  • あらかじめ月額シミュレーションしとく
  • 緊急時に備えてちょこっと貯金しとく
  • おもちゃや毛布は「使い回し」もうまく活用

かわいさ・楽しさ・癒しと引き換えに、「現実」も一緒に抱える覚悟がいるってことば、最初に知っといて損はなかばい。

その覚悟ができとったら、あとからやってくる「2匹分の幸せ」は何倍にもなって返ってくるけんね。

⑤ でも、“備え”があればうまく乗り越えられる

多頭飼いの猫の調和のとれた生活

環境を工夫するだけでストレスはかなり減らせる

🐾 はじめに、「えっ大変かも…」って思ったら、まず環境ば見直してみて

ここまで読んで「多頭飼いって大変そう…」って感じた人もおるかもしれんね。

でも安心してよかと。 わたしたち猫は「環境が整っとるかどうか」で気持ちの安定度がぜんぜん変わるっちゃん。

つまり、“性格の相性”より“空間の相性”のほうが大事な場面、めちゃくちゃ多いとよ。

 

🐾 次に、うちで実際に役立っとる“環境のポイント”を表にまとめたばい

以下は、うちで飼い主が整えてくれとる環境の中でも、 とくに「これがあったけん今も平和でおれる」って思っとるポイントばい。

準備項目 内容 理由
トイレ 猫の数+1個、別々の場所に設置 縄張り争い・粗相の防止
食事スペース 視線が合わん場所で同時に出す 緊張感なく食べられる
寝床 高さと場所にバリエーションを 「自分の居場所」が持てる安心感

この3つが揃っとるだけで、わたしたちのイライラは半分以下になるってほんとやけんね。

 

🐾 最後に、「うまくいかん=環境が合ってないかも?」って思ってほしか

多頭飼いでトラブルが起きたとき、つい「相性が悪いんやないか?」って思いがちやけど、 実は原因の9割は“環境不足”やったりするとよ。

  • ケンカが多い → 逃げ場が少なすぎる
  • 食べ残しが多い → ごはんの位置が近すぎる
  • 粗相がある → トイレが足りてない or 場所が落ち着かん

「どこで過ごしてるか」「ちゃんと使えてるか」を観察することが、いちばん効果的な対策ばい。

空間を整えること=信頼関係の土台を築くことやけんね。 それさえ意識しとってくれたら、わたしたちも安心して毎日過ごせるっちゃん。

「平等に関わる意識」が信頼を守ってくれる

🐾 はじめに、「どっちも大事」って気持ちはすぐ伝わるとよ

次に大事になるのが、飼い主の愛情のバランスたい。

わたしたち猫は言葉じゃなくても、“どっちに気持ちが向いとるか”すぐ察するとよ。

片方だけ可愛がられとるように感じたら、もう片方は必ずスネる。 これはほとんどの多頭猫に共通する反応ばい。

 

🐾 次に、うちで気をつけてもらえとる「平等の工夫」を表で見てみて

以下は、うちの飼い主が意識してやってくれよる“平等対応”ば表にまとめたとよ。

配慮してくれとる行動 ちびの反応 ココアの反応
名前を交互に呼ぶ ちゃんと聞き耳立てる 「え、いま俺じゃないん?」ってなる(笑)
撫でる順番を日ごとに変える 「今日は先やけん満足ばい」 待機中にそわそわしとる
一緒におる時間を分けて確保する 落ち着いてまったり過ごせる 全力で甘えてエネルギー放出

この“ちょっとずつの意識”が、うちらにとってはものすごく大きか信頼材料になるんよ。

 

🐾 最後に、うちらは「愛情の矢印」にほんと敏感やけん

人間からしたらちょっとしたことでも、うちらは空気で全部感じ取っとるけんね。

  • 視線が多い方ばかり向いとらんか
  • 声のトーンに差がないか
  • 同じように「おつかれ〜」って言ってくれとるか

わたしたちは“平等に扱ってもらえとる”って思えるだけで、安心して一緒に過ごせるとよ。

難しいことやないけん、気持ちのバランスだけ、ちょっと気にかけてくれたらそれで十分。 それがわたしたちの信頼ば守ってくれるけんね。

大変さの先にある“うちだけの関係性”を大切に

🐾 はじめに、「しんどい」も「しあわせ」の一部なんよ

そして最後に、わたしがほんとに伝えたかことは、大変なことも含めて、それが“うちだけのストーリー”になるってことなんよ。

ケンカした日もあるし、寝不足でふらふらしとる飼い主を見たこともある。 でもね、「今日もまた無事にみんなで暮らせたね」って日が重なると、それがもう“うちの宝もの”になっていくとよ。

にぎやかで、手がかかって、でも愛おしい。 それが、多頭飼いのほんとの魅力なんよ。

 

🐾 次に、「家族らしさ」を感じた瞬間たちを表にしてみたと

以下は、うちで実際にあった「なんか家族っぽいね」って思えた出来事ばまとめてみたとよ。

出来事 様子 飼い主のひとこと
ケンカのあとに並んでお昼寝 お互いの体にちょっと触れてた 「あれ?仲直りしとるやん…」
ごはん前の行動が同時になった ふたりで同じタイミングでキッチンへ 「あ、息ぴったりやね」
同時にゴロゴロ鳴らし出す 音が重なってやさしい空気になった 「これは…しあわせの合唱やろ」

こんなちょっとした瞬間こそ、「ああ、うちって家族やな」って思わせてくれるんよ。

 

🐾 最後に、迷っとるなら、思い切って飛び込んでみてほしか

もちろん、大変なことはあって当然。 わたしもちびも、ココアと出会った最初の2週間は正直キツかったばい。

  • 音に驚いたり
  • 距離がつかめんかったり
  • ちょっと意地悪したこともあった

でも、それを乗り越えた先にしか見えん景色があるって、今は胸を張って言えるとよ。

「かわいい」だけじゃない、「一緒に生きとる」って感じられる日々が、多頭飼いのいちばんの魅力たい。

もし迷っとる人がおったら、わたしからひとこと。 チャレンジしてみてよかよ。 だってそこには、あんたと猫たちだけの物語が待っとるけんね。

⑥ まとめ表:猫の多頭飼いで感じやすいデメリットと乗り越え方

セクション 見出し ポイント
① 多頭飼い、思ったより大変かも?と思う瞬間 かわいいだけじゃ続けられない理由 見えない負担がじわじわ増えてくる。想像より手間がかかる。
性格の違いがすれ違いになることも 真逆な性格ほどストレスの原因になりやすいけん、距離感が大事。
生活リズムが崩れて疲れがたまる 活動時間の違いが積み重なると寝不足になることも
② デメリット①:ストレスの原因があちこちに潜んどる 縄張り問題は目に見えんところで起きとる 無言のストレスが関係を悪化させることもある。
片方ばかり構うともう片方が拗ねる 愛情の偏りはすぐ察知される。信頼のバランスを意識しよう。
性格が合わない場合の対処に悩む 合わなくても共存はできる。環境で調整できることが多い。
③ デメリット②:トイレと食事で問題が起こりやすい トイレ不足や位置でのトラブル 我慢→粗相や体調不良につながるけん、数と場所はしっかり見直そう。
食事中の威嚇や横取り問題 視線ひとつでごはんがストレスに。配置に工夫が必要。
環境整備ができとらんとケンカの元になる “使える場所”が足りないと衝突の火種になる。
④ デメリット③:飼い主の負担が増える 掃除・お世話の時間と労力が2倍以上 体感では2.5倍〜3倍。特に毛とトイレ掃除は要注意。
留守番中のいたずらや喧嘩のリスク 目が届かない時間にこそ、何かが起きるけん、予防策を考えよう。
お金の負担もじわじわ増えていく ごはん・砂・病院代など全部“倍”になる覚悟が必要。
⑤ でも、“備え”があればうまく乗り越えられる 環境を工夫するだけでストレスはかなり減らせる 物理的な距離が心の余裕になる。整備で大きく変わる。
「平等に関わる意識」が信頼を守ってくれる 気持ちの矢印は猫に伝わる。少しの意識で関係が安定する。
大変さの先にある“うちだけの関係性”を大切に すべてが“家族になる過程”。それを楽しんでいけるとよ。

▶︎参考記事:猫を多頭飼いする上でのメリット・デメリットとは?飼い主の心構えや、上手に多頭飼いをする方法も(ねこのきもち)

 

最後に

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コメント(1)
  • ココアとちび | 2025年06月25日 16:06

    […] そのへんは多頭飼いのデメリットとしてもしっかり知っとくと安心たい。 […]