子猫に離乳食を与える時期はいつごろからか知っていますか?
それは、生まれて1ヵ月ごろで歯が生え始めたころです。
子猫の歯茎を優しく触ってみると歯が生えそうになっていることがわかります。
また、母猫のドライフードに興味を持ち始めたら少しずつ始めていきましょう。
大人の猫にキャットフードをあげるときより、注意が必要です。
最後まで読んでいただくことで、子猫の離乳食の流れや絶対に与えてはいけない食べ物を知ることができますので、さっそく見ていきましょう!
〜子猫に離乳食は何を食べさせたらいいか〜
子猫はまだ胃腸が発達していないので、固い物を消化することができません。
子猫用ミルクと離乳食併用
最初は離乳食と子猫用ミルクを並行して与えてください。
そしてだんだん離乳食へ移行していくと、子猫にとっても負担ではありません。
ドライフードを子猫用ミルクでふやかす
子猫用のドライフードなどは使いやすいです。
缶詰だと開けたらすぐに食べてしますことが必要ですが、ドライフードなら、猫用ミルクなどでふやかすと必要分だけ使用することができます。
この時、必ず猫用のミルクにしてください。
猫用と人間用の牛乳はたんぱく質の大きさが違うので、人間用を使用すると、子猫の腸で吸収することができません。
ペースト状の子猫の離乳食
離乳食としては他にも、ペットショップに行くといろいろなものが売っています。
例えば、お湯で溶くとペースト状になったり、最初からペースト状の物も売っています。
子猫に食べやすい形状のものを購入してあげましょう。
~子猫には必ず総合栄養食を与えること~
猫用と明記された食品で、総合栄養食と書かれたものを選んでください。
そこには必要な栄養素が網羅されているからです。
一般食と書かれているフードはおかずにしかなりません。
子猫用フードへの移行は、生後8ヵ月の月齢のころです。
体重も1キログラムぐらいになっているでしょう。
成猫用フードに取り換える時期は「1歳」で、体重は「2kg」ぐらいになった時です。
〜子猫への離乳食の食べさせ方〜
離乳食の食べさせ方ですが、最初は指に離乳食を乗せて、匂いをかがせることから始めます。
次に口の上にのせたり、上あごの部分に離乳食を少し塗ったりし、ミルクとは違う食べ物になれさせることが必要です。
最終的にお皿で食べられるようにしていきましょう。
はじめは小さなお皿に猫用ミルクを多くし、ペースト状の離乳食を溶くようにします。
子猫がお皿をなめるようになったら、少しずつ固形に近づけていくようにします。
提供する回数は1日に4−5回です。
食べる量がとても少ないので、数回にわけて食べさせるようにします。
無理やり与えたりすると子猫は下痢をしたり、食べなくなったりするので、少量を数回に小分けしながら提供してください。
そして食べ物を十分に与え、体重の増加を観察していく必要があります。
〜子猫の離乳食の手作りは難しい〜
子猫の食事を手作りしたいと思うかもしれませんが、人間の食べるものの素材を猫に提供することはやめてください。
手作りの物を与えると、成猫になってもドライフードを食べなくなってしまいます。
アレンジしたいと思えば、猫用の粉ミルクを上に振りかけたり、ウェットフードを少しお皿におくなど、子猫用フードをアレンジするなどの工夫をしましょう。
ここまで読んでいただいて、「子猫を飼う」ということはとても大変だということが伝わりましたでしょうか?
子猫を飼うことは、人間が子供を育てるのと同じくらいの手間と時間、そして費用が掛かることは念頭においてください!
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最後に
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