〜基本的に飼い主を忘れるようなことは無い〜
帰省や旅行などで離れると猫が飼い主を忘れてしまうなんていう話がありますが、基本的に数日離れただけで飼い主を忘れるということはないです。
猫の記憶力は3〜4歳児程度と言われており、これだけの記憶力があれば例え数日会わなかったとしても、毎日顔を合わせてお世話をしてくれる飼い主のことを忘れることはないのです。
基本的に猫の記憶というのは興味があることはしっかり覚えており、興味の無いことは忘れてしまうといった傾向にあります。
毎日一緒に暮らし、遊んでくれる飼い主のことを数日で忘れてしまうなんていうことは無いので、安心してください。
〜忘れられたように感じるのはなぜ?〜
数日離れただけで猫が飼い主を忘れてしまったと感じるような場合、それは忘れているのでは無く、拗ねている可能性が非常に高いです。
置いてけぼりにされた、遊んでもらえなかった、または照れているなんていう可能性も考えられます。
そういった場合、知らんぷりを決め込む猫もいれば、警戒したり隠れてしまう猫というのもいます。
反応は猫それぞれの性格にもよりますが、そっけない態度をとられてしまうことが多いでしょう。
甘えたい気持ちと拗ねる気持ちの間で葛藤しているといったことがよくあり、自分でもどうしたらいいのかわからないといった猫も意外と少なくありません。
短期間のうちに忘れられてしまったと思うと「かわいくない!」だなんて思ってしまうこともあるかもしれませんが、決して忘れているということでは無く、気まぐれな態度をとっているだけですので、機嫌を取り戻すまで辛抱強くかまってあげてください。
頑固な猫でも基本的には当日、根気が必要になっても数日のうちには機嫌が直り、ケロッといつもどおりに戻ることが多いです。
飼い主が猫に合わせていつも通りに甘やかしてあげるようにしてあげてください。
〜年単位で離れていると忘れてしまうこともある〜
数日や10日といった短期間であれば猫が飼い主を忘れてしまうようなことはありませんが、これが年単位の話となってくるとまた違ってきます。
例えば就職を機に実家を離れるといった場合、年単位で猫と会わなくなってしまうことも出てきますが、そういった場合にはさすがに猫に忘れられてしまうことも珍しくありません。
「猫は3年で恩を忘れる」といった言葉があるように、3年も会わないとなると忘れられてしまうことがほとんどです。
猫との関係によっては1年ほどで忘れられてしまうこともありますので、基本的に年単位で会わないといったことが出てくる場合は、忘れられても仕方が無いと覚悟をしておくべきでしょう。
もちろん、覚えていても警戒して反応しないといったこともあります。
猫との付き合いにおいては信頼関係がとても大切になるので、忘れられないためにはできるだけ会いに行くようにし、またその際はたくさん遊んであげて良い関係を築いていけるようにしてください。
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最後に
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