普段から愛くるしいワンちゃんが尻尾を振ることって多々あると思います。
喜んでいると思いがちですが、実は違う場合もあります。
そこでしっぽの振り方での感情の違いをまとめましたので見ていきましょう!
〜しっぽを振る2つの目的〜
犬は嬉しい時にしっぽを振るとよく言われますが、これは100%正解という訳ではありません。
実は、ワンちゃんがしっぽを振るのには様々な意味や目的があるのです。
しっぽを振る目的は大きく分けて2つに分けられます。
コミュニケーション手段
1つ目はコミュニケーションの手段として使われます。
しっぽを振ることで嬉しい、仲良くしたいなどの気持ちを伝えているのです。
バランスを取るため
2つ目は体のバランスを取るという目的です。
走る時や向きを変える時など、しっぽを振って上手にバランスを取っています。
ちょうど船の舵のような役割です。
〜振り方別の3つの気持ち〜
しっぽの振り方をよく観察するとワンちゃんの気持ちを読み取ることができます。
しっぽの振り方の強弱で興奮している度合いがわかります。
激しく振っているとき
振り方が激しい程、感情が高まっており興奮しています。
飼い主さんが散歩に連れて行ってくれる場合や、仲のいいワンちゃんに出会った場合など、しっぽを大きく激しく振って嬉しい気持ちを表しています。
その場合に腰も一緒に大きく振っている場合は、嬉しい気持ちが最高潮に達していることを表したり、飼い主さんなど自分より上位の相手に対して相手への信頼感を表したりしています。
軽く振っているとき
しっぽの振り幅が大きくなく少し振るような場合は、軽いあいさつの気持ちを表しています。
初めて会った相手など敵か味方か分からない場合に「こんにちは。」と軽くあいさつをしているような感じです。
また、しっぽが水平になってゆっくり振られている場合は、不安な気持ちを表しています。
初めて会った相手などにどう対処してよいか分からず不安な場合にこのようにしっぽを振ることがあります。
しっぽを斜め下に垂らしてゆっくり振っている場合は、安心した気持ちを表しています。
家でのんびりとくつろいでいる場合など、このようにしっぽを振っている姿が見られます。
高く上げて素早く振っているとき
なお、しっぽを高く上げて素早く動かしている場合は注意が必要です。
ワンちゃんが警戒し、攻撃態勢に入っています。
もちろんしっぽを振る以外にも鼻にしわが寄る、唸り声を上げる、口を開けて牙を見せるなどの行動も見られますので、判断ができますが、このようにしっぽを振っていても怒っている場合がありますので、十分注意するようにしましょう。
〜しっぽを右か左のどちらに振るかで感情が違うって本当?〜
右脳と左脳の動き方の違いで感情が変わる
人間の場合、左脳の働きは右半身に現れ、右脳の働きは左半身に現れます。
これはワンちゃんも同じです。
研究により左脳は積極的なプラス感情、右脳は消極的なマイナス感情との関係があることが分かってきました。
「仲間=左脳」「敵=右脳」
飼い主さんなど信頼できる相手と過ごす時はしっぽを右に振ることが多く、知らない相手や敵など警戒対象に出会った時はしっぽを左に振ることが多いという報告があります。
これからは、ワンちゃんと過ごす時にしっぽの振り方に加えて、振る方向まで観察するようにするとワンちゃんの気持ちをもっと理解することができるでしょう。
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最後に
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