犬のしっぽがだらんと下がる2つの原因

 ワンちゃんの様子を観察していると時々しっぽが下がっている時があります。

 

 このような場合は元気もあまりない場合が多く見られますが、ワンちゃんのしっぽが下がるというのはどのような時なのでしょうか?

 

 体調でも悪いのでしょうか?

 

 たまにこういうこともあるとは思いますが、犬のしっぽが下がったままの期間が長いと飼い主さんも不安になってきますよね。

 

 心配になることも多いことから、まとめてみましたので見ていきましょう!

犬の尻尾が下がる原因

〜犬の尻尾が元気がないときダランと下がる2つの原因〜

しっぽがダランと下がる2つの原因

不安や不快な気持ちから尻尾が下がる

 しっぽが下がるのは、一般的にワンちゃんの不安不快な気持ちを表しています。

 

 例えば飼い主さんが長い間戻って来なくて不安になった場合、病院に連れて行かれて痛い思いをした場合などにしっぽが下がります。

 

 このような場合は、飼い主さんはたっぷりワンちゃんを可愛がることで不安な気持ちを収めてあげることが大切です。

トラウマが蘇って尻尾が下がる

 以前、嫌なことがあった時にそれがトラウマのようになり、不安になってしっぽが下がったままの状態になる場合もあります。

 

 例えば、池に誤って落ちて以来、水が大嫌いになったワンちゃんは、水を見ただけで恐怖感を感じ、しっぽを下げてしまいます。

 

 また、以前予防注射で痛く怖い思いをしてその記憶が抜けない場合は、病院に連れていこうとしただけで元気がなくなりしっぽが下がってしまうこともあります。

〜犬の尻尾が下がるのは病気の可能性も?〜

 ワンちゃんの尻尾が下がっているときに、可能性として覚えておいていただきたいことは、病気の可能性があるということです。

 

 もちろん一概には言えないことですが、頭の片隅に置いておいていただければ幸いです。

 

 見ていきましょう!

大きな音を聞いたときや体調の悪いとき

体調不良のとき(椎間板ヘルニア)に犬はシッポが下がる

 体調がすぐれない場合にしっぽを垂らすこともあります。

 

 例えば、椎間板ヘルニアを発症している時も、しっぽがだらんと垂れ下がります。

 

 椎間板ヘルニアは肥満や老化などが原因でなる場合があります。

 

 痛みを伴うことが多く、体調的にもかなり悪い状態です。

 

 この辛さを我慢している状態なので、尻尾にも力は入りません。

 

 それにより、ワンちゃんの尻尾がだらんと下がる状態が続いてしまいます。

肛門のう炎・骨折しているときも犬はシッポが下がる

 さらに、肛門のう炎を発症している場合もしっぽが下がります。

 

 ワンちゃんは肛門近くの激しい痛みも感じているはずです。

 

 骨折している場合もしっぽが力なく下がっていることがあります。

 

 ワンちゃんの様子を観察して、病気や怪我などの体調不良によりしっぽが下がっていると思われる場合は、すぐに病院に連れていくことが必要です。

大きな音でストレスを感じているときも犬はシッポが下がる

 また、病気とは異なりますが、ワンちゃんは大きな音にも敏感です。

 

 トラックなどが通る時の大きな音や雷の音なども怖がります。

 

 そんな時はしっぽも下がることが多く、ワンちゃんが不安を感じていることを見て取ることができます。

 

 ストレスの原因になり、食欲低下にもつながることがありますので、飼い主さんは、取り除くことのできるストレス原因はなるべく取り除いてあげるようにすることが大切です。

〜犬のしっぽが丸まっている時はどんな状態?〜

 しっぽが垂れ下がるだけでなく、おしりの下に丸まって入ってしまう状態のときもあります。

 

 これはワンちゃんのどんな心理状態を表しているのでしょうか?

犬のしっぽが丸まっている時はどんな状態?

犬は相手に降参・服従しているとき尻尾が下がる

 相手に対して降参している、服従しているという気持ちを表すときにしっぽがこのようになることがあります。

 

 例えば、散歩中、非常に大きな犬に出会ったワンちゃんは、自分に敵意がないということを相手に示すために、しっぽをおしりの下に丸めて入れることがあります。

 

 ワンちゃんの世界ではこれが常識のようです。

 

 本能的にそうなるのでしょうが…。

犬は飼い主に怒られたとき尻尾が下がる

 また、飼い主さんに強く怒られた場合にもしっぽが垂れ下がることもあります。

 

 このように、しっぽがお尻の下に入ってしまうというのは、ワンちゃんが強い不安を感じていることを表しています。

 

 このような場合は、飼い主さんはなでたりやさしく声かけをしたりワンちゃんの好きなことをさせたりして、ワンちゃんの気持ちを落ち着かせるように努めることが大切です。

 

 ワンちゃんを叱りっぱなしで放置してはいけません!

 

 もちろん悪いことをしたら叱るのは当然ですが、少し時間をおいてからのアフターケアも非常に大事になってきます。

 

 この辺のさじ加減は少し難しい部分があり、一概に「このようなときにこうして、何分後にどうする」とは言えませんが、ワンちゃんの普段の生きっぷりを見ながらワンちゃんに接してあげることを心掛けてあげてください!

 

 愛するワンちゃんといつまでも長く楽しい時間が過ごせるようにココアとちび管理人も祈っております(‘◇’)ゞ

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最後に

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