ワンちゃんを飼っていると、飼い主や他の人、犬に対して唸るということが見られます。
どんな時に唸るのでしょうか?
また、なぜ唸るのでしょうか?
「去勢」と絡めて記事をまとめましたので見ていきましょう!
〜唸る2つの大きな原因〜
邪魔してほしくないとき
例えばワンちゃんがエサを食べている時に飼い主が触ろうとすると「ウー」と唸ることがあります。
これは、触るのをやめてほしい、邪魔しないでという意味の唸りです。
つまり、警告の意味があります。
それでも触り続けようとすると、噛まれてしまうことがありますので、注意しましょう。
嫌なことを我慢しているとき
自分が嫌だという気持ちを伝えるために唸る場合もあります。
例えば、水が嫌いなワンちゃんにとって、体を洗われるのは大変苦痛です。
飼い主が水を入れた洗面器を持って近づいただけで、察知して唸る場合もあります。
また、一度予防注射を受けて痛い経験をしたワンちゃんの場合は、乗った車が動物病院に近づいただけで唸ることもあるでしょう。
この場合は、嫌な気持ちを伝えるためにワンちゃんがしている行動です。
そのため、飼い主がそのまま行動を続けても噛まれるという心配は少ないのですが、「大丈夫だよ。すぐ終わるよ。」など優しく声をかけるようにしてワンちゃんの気持ちを和らげることが大事です。
予防注射などは、唸られても吠えられても飼い主はしなくてはいけません。
意地悪でワンちゃんに嫌なことをしているのではないのだよ、ということを言葉と態度で伝えることが関係を築く上で大事です。
〜去勢すると唸ることは減る?〜
去勢前と後でワンちゃんの性格が変わるとよく言われます。
よく唸っていたワンちゃんが、去勢後に大人しくなるという場合もあります。
実際のところどうなのでしょうか?
オスは喧嘩が少なくなる
オスの場合は、メスに対する興味が減少しますので、他のオスとメスを取り合って唸ったりケンカしたりすることが少なくなります。
また、ホルモンの減少により攻撃性が減るため、以前よりも唸ることが減る場合もあるでしょう。
メスは喧嘩が多くなる
メスの場合は、ホルモンの変化によりオスのように攻撃的になってしまうこともあります。
そのため、以前よりも唸ることが増えたと感じる飼い主もいるものです。
しかし、実のところワンちゃんによって変化は千差万別で、去勢手術によって必ずこう変わるとは断言できないのが現状です。
ただ、手術後に性格が変わることはよく見られます。
大人しくなるか攻撃的になるかはワンちゃんによってまちまちです。
〜飼い主への信頼度が減る?〜
去勢後、唸ることが増えた場合、一つの原因として考えられるのは、飼い主に対するワンちゃんの信頼度が下がってしまったということがあります。
飼い主からすれば、良かれと思ってした去勢手術ですが、ワンちゃんからすれば何でこんなひどいことを自分にするのかと思ってしまうのです。
考えてもみてください。
理由も分からずある日、突然病院に連れて行かれ注射を打たれて体を切られてしまい、しかも、手術後も痛みが残っています。
気をつけないと飼い主とワンちゃんの信頼関係が壊れてしまうこともあります。
飼い主への信頼を失ったワンちゃんは、唸ることで自分の気持ちを表現しているのです。
手術後、ワンちゃんに愛情がしっかり伝わるよう、精神面のフォローをすることが飼い主には求められます。
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最後に
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