「爪」ってなんのためにあるか知ってますか?
私たちは月に一度や二度のペースで爪を切ったりケアをします。
爪が長いと仕事の作業などに支障がある人もいるかもしれません。
指先にあるのが当たり前に感じているかもしれませんが、この爪の存在があるから私たちはものを指先で掴めるのです。
そして私たちと同じように、動物たちも爪のケアというのはとても重要なものになります。
ペットとして多くの人が飼っている主な動物は犬や猫がほとんどでしょう。
同じペットでも犬と違い、トリミングやシャンプーに行かないことが多い猫は基本的に飼い主さんがすべてのケアをしているでしょう。
季節の変わり目などで毛が生え変わったりするのと同じで、爪のケアを気にする人も多いはず。
しかし初めて猫を飼う人にとって、どのようなケアをしていいのかわからないことは沢山あるでしょう。
ここでは猫の爪のケアについて詳しくみていきましょう。
〜猫の爪の構造を知ろう〜
まず猫の爪は定期的にケアをしなければならないのでしょうか?
飼い主さんの中には猫の習性の「爪とぎ」があるため、わざわざ爪を切る必要はないかと考える人も多いかもしれません。
爪を切るべきか判断するためには、猫の爪の性質を知る必要があります。
そもそも猫の爪は一定の長さから伸びることはないのは知っていますか?
そして人間の爪と違い、猫は爪が伸びている下から更に新しい爪が、常に生えている状態を繰り返しているのです。
家の中に猫の爪が落ちてびっくりしたことは猫を飼っていれば一度は経験したことがあるかもしれません。
猫が爪とぎをするのは爪先を削る以外に、古い爪を剥れ落とすという意味もあるのです。
〜爪が伸びることで起こる症状〜
しかし、もし爪とぎをしない場合はどうなるのでしょうか?
この場合はそのまま古い爪が残り、巻き爪などの症状を起こしてしまう可能性もあります。
人間でも巻き爪を経験した人ならわかると思いますが、巻き爪になると爪が皮膚に食い込んでとても痛いものなのです。
猫の爪も爪とぎをしなければ巻き爪になる可能性が高くなってしまうのです。
通常、猫たちは爪とぎを習性としてしますが、高齢の猫などはあまり爪とぎをしなくなることがあり、この場合は爪を切ることで巻き爪を防ぐ必要があります。
爪が伸びることで起こることは、巻き爪の他にも何かに引っかかったりした時に爪が長いと、根元から爪が取れてしまい、大出血してしまうなんてことも可能性としてあり得ることです。
ですので、爪が長くても大丈夫だろうと軽くは捉えない方が無難でしょう。
人間の爪というものは爪先(フリーエッジと呼ばれます)が白くなっている部分のみ皮膚と接着していないので、このフリーエッジを落とすように爪を切ってしまうと深爪になってしまいます。
〜素人さんはまず爪先5ミリから〜
猫の場合はそういった目印が見た目からはわかりづらいのが躊躇してしまう原因なのでしょう。
しかし、爪の尖っている部分を5ミリほど切るだけで十分なのです。
人間のように綺麗に切らなくても、猫の爪切りは巻き爪予防の他にひっかくことで傷がつきにくいようにする意味があります。
このように猫の爪とぎには意味があり、ただ遊んでいるだけではないことがわかりました。
中には爪とぎをしたがらない猫もいるので、爪の長さチェックも猫の健康状態とともにチェックしてあげることが大切になります。
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最後に
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