猫がお風呂に入る頻度はどのぐらいが良いのかな?と考えた時、ついつい私達人間を基準にして考えてしまいませんか?
猫と人間は体の構造が違うため、お風呂に入る頻度ももちろん変わってきます。
頻繁に猫をお風呂に入れていると、猫にとっては相当なストレスになります。
そこで飼い主さんの心得ということで下記について見ていきましょう!
- 目次 -
〜人間とは体の構造が違います〜
私達人間は、毛穴から汗が分泌されたり、皮脂などが汚れと混じって体が汚れるので、頻繁にお風呂に入りますよね?
しかし、猫の場合には、汗腺がないので汗をかくことがありません。
それに、猫は自分で毛づくろいができるので、ワンちゃんよりも清潔な体をキープしやすいと言われています。
そのため、人間と比べると体は汚れ難くなっているため、頻繁にお風呂に入る必要がないのです。
しかし、まったくお風呂に入らないのでは、やはりどうしても動物臭が強くなるため、お風呂に入れてスッキリして欲しいですよね。
汗腺がないので汗をかくことはなくても、皮脂腺はあって皮脂は分泌されています。
そのため、まったくお風呂に入らないというのも、ペットとして飼われている猫にとってはNGなのかもしれません。
猫をお風呂に入れる時には、たくさんのメリットが期待できるタイミングを上手く選んで入れることが大切です。
理想的なのは、毛が生え変わる春から夏にかけての時期ですね。
ブラッシングするだけでも抜け毛をスッキリできますが、お風呂に入ればブラッシングでは取り切れなかった毛もきれいに取る事ができるのでおすすめです。
〜シャンプーはしたほうが良い?〜
猫は、シャンプーを使わずにお湯だけで入浴しても、ある程度の汚れを取る事ができます。
汚れというのは、外に出た時についた砂や土、虫などで、こうしたものはシャンプーをしなくてもお風呂に入るだけで取ることができます。
しかし、シャンプーをすれば、毛の内部にしみこんでいる汚れなども取れるので、猫のサッパリ度をアップすることは可能です。
もし猫が嫌がってストレスにならないのなら、猫用のシャンプーもしくはベビーシャンプーを使っても良いでしょう。
〜猫種によっても年の回数が変わる〜
猫にはたくさんの描種がおり、毛の長さや癖っ毛感によってもお風呂に入れるペースも変わってきます。
毛が長い猫
その中でもペルシャ猫、メインクーン、ラガマフィン、ミヌエットなど毛が長い描種の場合には、毛が絡みやすかったり汚れやつきやすいので、お風呂の回数は短猫種よりも頻度を多くするのが良いでしょう。
目安としては年に2回から3回ぐらいではないでしょうか。
毛がカールしてる猫
また、セルカークレックスやラパーマのように毛がカールしている描種は、汚れや皮脂が毛にたまりやすいので、お風呂の頻度は年に3回から4回ぐらいが理想的です。
ただし、お風呂が嫌いな猫の場合には、無理に入れるとストレスになってしまうので、蒸しタオルで体を拭くだけでもOKです。
〜外に出かける機会が多い猫はお風呂の頻度も多めに〜
猫にとっての理想的なお風呂の頻度は、描種によって異なるだけでなく、その猫のライフスタイルによっても変えた方が良いでしょう。
ほとんど室内にしかいない子なら、外から汚れをもらってくるということが少ないので、あまり神経質になってお風呂に頻繁に入れる必要はありません。
しかし、外に出かけることが大好きな子は、汚れやすいですし、虫などが体に付着しやすいので、お風呂の頻度も多めにしてあげたほうが安心ですね。
この記事のタイトルはあたかも猫を風呂に入れてる人はおかしいみたいな感じを出しましたが、飼い猫ちゃんの暮らし方によって変わってきますし、実際ちびも年1回のペースでお風呂に入れているので逆に入らない方が珍しいですよね。
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最後に
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