普段は温厚な猫が唸るとき、どんな理由があるのでしょうか?
ただ不機嫌なだけ?エサが気に入らない?眠い?それとも、まさか病気?
今回は、猫が唸る3つの理由についてまとめてみました。
猫はしゃべれないので、飼い主は猫が不快に感じていることを取り除いてあげましょう。
〜猫が唸る理由1.威嚇〜
唸るだけでなく、耳を後ろにペタンと倒している、目が鋭くなってしっぽを激しく振っている、全身の毛を逆立てているなどの様子が見られるなら威嚇のサインです。
おもちゃを取り上げられた、爪切りやシャンプーなど自分の嫌なことをされた、しつこく触られた…そんなときに威嚇してきます。
また、多頭飼いしているなら、猫同士のケンカの際にも「ウーッ」、「シャーッ」と唸ります。
猫が威嚇してくるときは、何に対して威嚇しているのか見極めて原因を取り除いてあげましょう。
猫にとって生活しやすいようにしてあげてください。
もちろん、爪切りなどは猫が嫌がってもしなければなりませんが、改善できることで、猫が安心できるようになることはしてあげましょう。
ですが、原因が分からず威嚇する場合は、しつけのために無視しましょう。
猫が唸って威嚇してきたら驚かすのも効果的です。
手をパンと叩いて大きな音を出したり、霧吹きで猫に水をかけるのも猫の性格によっては効果があるようです。
〜猫が唸る理由2.病気〜
原因もなく唸るなら病気の可能性もあります。
痛みがあったり、不快なことがあっても猫は話せませんので、唸ることで不調を知らせようとすることがあります。
たとえば、オシッコやウンチのときに唸るなら、排せつのときに傷みがあるのです。
猫は水分を摂取する量がもともと少ないので、膀胱炎や便秘、尿結石などの病気にかかりやすいです。
膀胱炎や尿結石はオス猫に多い病気なので注意してください。
気になる様子が見えたら、すぐに動物病院に連れていきましょう。
〜猫が唸る理由3.発情期〜
去勢前の猫が低く唸ったかと思えば高い声で唸る、外に出たいそぶりを見せる…こんな様子がみられたら、それは発情期が原因で唸っているのかもしれません。
発情期になると、猫はこれまで聞いたことがないような声で鳴きます。
猫は発情しても発散できなければストレスがたまります。
そのため、発情期に唸る場合は去勢手術をするしかありません。
オス猫の去勢は生後6ヶ月くらいがベターだといわれています。
手術はかわいそうという方もいますが、去勢することで防げる病気もあります。
また、ストレスを減らしてあげることができます。オス猫のほうがメス猫と比べて発情期は大変です。
あちこちにオシッコをかけるし、落ち着きがなくなるし、普段はおとなしく優しい性格の子も暴れまわったりします。
飼い主や家族に威嚇して唸ることもありますし、噛みついてくることさえあるかもしれません。
去勢前にこのような行動が見られたら、手術を考えてあげましょう。
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最後に
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