老犬の睡眠時間はなんと1日18時間!

 ワンちゃんは元々睡眠時間の長い生き物ですが、老犬になると余計に長く寝るようになります。

 

 しかし、あまりに長く寝ていると「何かの病気かも…?」と心配になってしまうこともあるでしょう。

 

 ここではシニア期に入ったワンちゃんの睡眠についてまとめましたので見ていきましょう!

老犬の睡眠時間

 

~老犬の平均睡眠時間~

 まずワンちゃんの平均的な睡眠時間は、成犬で12時間~15時間ほどとされております。

1日の内ほとんどが睡眠時間

 元々1日の半数以上は寝ている状態なのです。

 

 そして老犬になるとここから更に長くなり、平均して18時間ほどになってきます。

 

 1日6時間程度しか活動しなくなるため、もはやほとんど寝ている状態と言っても過言ではないでしょう。

体の大きさや犬種によって変わる

 また、この数字はあくまで目安であり、寝ている時間は個体や犬種によっても変わってきます。

 

 超大型犬と呼ばれる犬種は比較的長時間寝ていることが多く、長年人と一緒に活動してきた作業犬などの犬種は比較的短い傾向にあります。

 

~睡眠時間が長い理由は「狩り」?~

 ちなみにワンちゃんが長く寝ている理由は、野生で生きていた頃の名残からです。

 

 狩りを行う動物であったため、当時からいつでも動けるよう体力を残しておく習性がありました。

 

 そのため今現在でも、子犬の頃から長く寝ていることが多いのです。

熟睡していないときの体勢

 しかし、全ての時間ぐっすり寝ているわけではなく、8割ほどが浅い睡眠(ノンレム睡眠)をしているだけとなります。

 

 特に顎を下に付けて寝ているときは、地面の振動を察知してすぐに起きてしまいます。

 

 ちょっとした物音でも起こしてしまうので、ワンちゃんが横になっているときは足音などにも注意が必要です。

熟睡しているときの体勢

 また、ワンちゃんがぐっすり寝ているときは、仰向けになっていたり足を伸ばしたりして寝ていることが多いです。

 

 この状態の時には飼い主の都合に関わらず、そっと寝かしておいてあげることが大事になってきます。

 

 人間もぐっすり寝ているときに邪魔されると嫌ですもんね。

 

~長過ぎる睡眠は危険信号?~

 ワンちゃんが長く寝ていると、やはり飼い主としては心配になるものです。

 

 特に老犬になって寝ている時間が異様に長いと、何かの病気かと疑ってしまうかもしれません。

そもそも長く寝る動物

 ただ、ここまでで書いた通り、ワンちゃんは元々長く寝る習性がある動物です。

 

 年老いると一日中寝ているのが普通なので、余計に心配し過ぎる必要はありません。

本能的に回復しようとしている?

 一方、何か体に不調を感じたとき、本能的に睡眠を多く取って回復に努めようとする動物でもあります。

 

 そのため、あまりに睡眠時間が長いと感じたら、ワンちゃん自身が何かしらの不調を感じているサインの可能性もあるのです。

異変があればすぐに動物病院へ

 足の怪我などの外傷はなくても、内臓疾患の可能性も考えられる年齢なので、早めに動物病院で健康診断を行ってあげてください。

 

 あまり過剰になる必要はないものの、やはりワンちゃんの変化に敏感になることは飼い主として必要事項になります。

運動不足や認知症に気をつけて!

 また、病気でなくともあまり寝かし過ぎてしまうと、運動不足や認知症を招く原因となります。

 

 ウトウトしているときであっても、散歩の時間にはちゃんと外に連れ出してあげることも大切になってきます。

 

 ただし、どうしても行きたくない様子のときは時間を変えたり、お休みの日を作るなど、その時々でワンちゃんに合わせてあげてください。

 

次の記事:「老犬の通院頻度や費用について6つのポイント」

 

前の記事:「老犬が暮らしやすくなる7つの工夫!」

 

最後に

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