ワンちゃんが高年齢になるにつれ、やはり病気になるリスクも高まってきます。
なのでどのような症状や疾患が多いのか、そしてそうならないためにできることを知っておく必要があります。
ここでは老犬に多い病気と、事前にできる対策などをまとめましたので見ていきましょう!
~老犬に多い病気~
病気と言っても感染症や身体的な疾患など様々です。
免疫力の低下による感染症
まず年老いたワンちゃんに多いのは、感染症のリスクです。
免疫機能が低下しているため、ウイルスに感染しやすくなっていることを忘れてはいけません。
特に肺炎や胃腸炎、口内炎などにかかりやすくなります。
これらは体内の栄養が足りていない場合で起こりやすく、体内での生成量が少なくなる成分もあることから、今まで以上に気を使う必要があります。
目や耳が悪くなり併発する病気
感染症以外にも、目や耳の疾患が多くなるのも老犬の特徴です。
これらは他の炎症の症状から、連鎖的に起こることがあります。
更に目や耳が悪くなることで家のあちこちに体をぶつけてしまったり、車と接触しやすくなるなどの危険性が増し、怪我をしたり傷口からの感染リスクも高まります。
一つの疾患から連鎖的に広まっていくこともあるため、健康を損なわないに越したことはありません。
~癌が1番多い死因~
それからワンちゃんの病気といえば、やはり「癌」を想像する方も多いでしょう。
癌は犬の死因として、現在1番多いものとなっています。
10歳以上では「2頭に1頭は癌である」というデータもあるため、癌にかかって最期を迎えるということは、決して珍しいことではないのです。
ガンになる原因は添加物
ちなみに癌になる原因は様々なものがありますが、中でも一番多いのは食事やそれに含まれる添加物だそうです。
それらは全体の40~50%を締めており、多くは食事の内容によって癌を発症します。
細菌や紫外線、遺伝子も原因となる
ただ、食事だけに気をつけていればいいわけではなく、細菌や紫外線、遺伝子的な理由で癌になることもあります。
そのため完全に防ぐことは難しく、対応が後手に回ることも大いにあり得るのです。
ただ、仮に癌を発症したとしても、早期に気づくことができれば手術で摘出することも可能です。
老犬になった際は、より飼い主の気遣いが大切になってきます。
~病気にならないための対策は?~
ではワンちゃんが様々な症状や疾患で悩まされないために、どのような対策をすべきなのでしょうか。
栄養豊富な食事
まずは、やはり食事の内容です。
ワンちゃんが感染症などに悩まされないためにも、体内を高栄養状態にしておく必要があります。
どのような食事が必要かを配慮しつつ、癌にならないため粗悪なフードを与えないようにしてください。
生活環境を整える
また、身の回りを綺麗にしておくことも、地味ですが大切なことです。
老犬になると寝ている時間も長くなるため、ベッド周りを中心に常に清潔にしておきましょう。
そうすることで感染症への予防になります。
定期検診で早期発見!
あとは定期的に健康診断を行うことも大事です。
「気づいたときには遅かった」ということがないよう、最低でも年に1回、可能なら年に2~3回は動物病院に連れて行ってあげてください。
今までたくさん「楽しさや」「癒し」をくれた愛犬ちゃんです。
飼い主として最期まで責任を持って世話をすることが筋です。絶対に忘れないでください。
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最後に
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