単身赴任や就職などでワンちゃんと離れて暮らすようになってしまった場合、「ワンちゃんは自分のことを覚えていてくれるだろうか?」「忘れてしまうのではないか?」と不安になることはないでしょうか。
久しぶりに実家に帰ったら、ワンちゃんが自分のことを覚えておらず吠えかかってきたりしたら、非常にショックなものです。
実際のところどうなのでしょうか?
不安を払拭できるようにこの記事にまとめましたので見ていきましょう!
〜長い間会えなくても飼い主を覚えている〜
ワンちゃんは記憶力がとてつもなく良く、たくさんの物事に関連させて記憶する力がありますので、長い期間会うことができなくても飼い主さんを忘れてしまうことはほとんどないと言っても過言ではないです。
長期記憶力が尋常ではない
ワンちゃんは一飯の恩も忘れないと言われるほど、非常に記憶力がよい動物です。
物事に関連させて覚える長期記憶が特に優れています。
飼い主のこともにおい、声、散歩してくれた記憶、エサをくれた記憶、一緒に遊んだ記憶など、色々な出来事と関連付けて覚えているため、基本的には一生忘れることはないと言われています。
10年ぶりに会っても覚えている
盲導犬は1才ぐらいまではパピィウォーカーの家で過ごし、その後、視覚障害者の元に行き活動するようになります。
10才ぐらいで引退した後、元のパピィウォーカーの家に戻ることがありますが、10年ぶりに会った場合でもきちんと覚えていて、子犬のように甘えます。
匂いや音、声で思い出す
また、大学進学や海外留学で飼い主が故郷を離れ、数年ぶりに帰宅したところ、足音を聞いただけで、姿が見える前から認識し、しっぽを千切れんばかりに振って、大興奮の状態でワンワン吠えて喜ぶということもよく見られます。
ワンちゃんは聴覚と嗅覚に優れており、離れた場所にいてもにおいや音、声ですぐに思い出すことができるのです。
これらのことから分かるように、ワンちゃんは飼い主のことをずっと覚えています。
うちのココアも久しぶりに会うと尻尾をブンブン振り回して、イカ耳状態で喜んでくれます(*´∀`*)笑
〜認知症が飼い主を忘れてしまう唯一の原因〜
残念ながら、ワンちゃんが飼い主のことを忘れてしまうというケースも存在します。
どのような場合なのでしょうか?
年を取り、いわゆる認知症(痴呆)の状態になってしまった場合に、飼い主のことを忘れてしまうことがあります。
中型や大型のワンちゃんは8才以上、小型の場合は10才以上になると発症しやすくなると言われています。
人間も認知症になり家族のことも忘れてしまうことがありますが、ワンちゃんも同じです。
ワンちゃんの寿命も伸びてきており、認知症になるケースも増えてきています。
〜認知症の発症を遅らせる方法〜
ワンちゃんが自分のことを忘れてしまうなんて想像しただけでも悲しいものですが、飼い主側で色々工夫できることがあります。
普段と違うことをして脳に刺激を与える
脳に刺激を与えることで認知症の進行を遅らすことができるのです。
例えば散歩に行くコースをいつもと違う場所に変えてみたり、他のワンちゃんと遊ぶ機会を多くしたりして刺激を与えるようにするとよいでしょう。
食事を少しだけ変えてみるのも一つの方法です。
日本出身の犬は認知症になりやすい
柴犬などの和犬が認知症になりやすいと言われていますが、DHAの摂取が減ったことが一因です。
DHAは魚介類に多く含まれており、以前の和犬は人間同様、魚介類を多く摂取できていたのですが、ドッグフードの普及により欠乏し、脳に代謝性の疾患が起きやすくなってしまったのです。
サプリメントでDHAを摂取して認知症防止
サプリメントで与えるなど、意識してDHAを摂取させることで認知症の進行をくい食い止めることができるようになります。
万が一、ワンちゃんが認知症になって飼い主のことを認識できなくなってしまったとしても、あきらめることはありません。
時々急に記憶が戻ることもありますので、常に愛情を持って接するようにしましょう。
次の記事:「犬は数年後に再会したときに飼い主を記憶しているの?」→
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最後に
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