猫が楽しむ様子をみると、飼い主もうれしくなります。
猫は楽しいとき、どのような合図やしぐさをするのでしょうか?
〜楽しむ猫は耳がザワザワ・・・目がキラキラ!〜
まず、耳が頻繁に動きます。
エサの袋のガサガサいう音、おもちゃの音など、楽しい音を聞きつけると、そのワクワクする音がどこから来るのか、耳を小刻みに動かして聞き取ろうとするからです。
さらに、瞳孔が開いて瞳が大きくなります。
そしてその後に、楽しい獲物の居場所を見定めるために、瞳孔を細く絞って照準を合わせようとします。
おもちゃで遊ぶときなどは、このような目の動きをしているはずです。
〜さらにお髭がヒクヒク♪〜
そして、うれしくなるとヒゲが上に向くので、ひげの付け根の筋肉が縮んで膨らんでみえます。
猫のひげはいつもは下を向いていますが、楽しいときは上を向くので、ヒゲがピンと張るのです。
このほかにも、鼻がピンク色に染まるという特徴もあります。
楽しくてワクワクすると、心臓がドキドキして血行が良くなります。
その結果、鼻の薄い皮膚がピンクに染まって見えるのです。
このようにネコが楽しむときは、全体的に表情やしぐさが生き生きとしてきます。
飼いネコの場合は、飼い主といっしょに遊ぶのが、特にうれしい時間です。
おもちゃなど動くものを見ると狩猟本能が目覚めて、ワクワクした気持ちになるでしょう。
獲物を音や目、匂いなどで探し、飛びかかる遊びがネコたちは大好きなので、多くの飼い主さんはネコちゃんが遊びに集中するしぐさや表情を見ると、微笑ましい気持ちになるのではないでしょうか。
ネコにとって体を動かすことは、本能的な行為なのでとても重要です。
家ネコの場合は運動する機会が少ないのでストレスが溜まりやすく、飼い主と遊ぶ時間はネコにとってとても貴重な機会となります。
〜そばにいる、くつろぐという楽しみ方も?〜
ネコは遊びなどでワクワクすると、喜びの表情を見せますが、年を重ねるに連れて遊ばなくなってきます。
子ネコのときは大喜びで遊びますし、表情も生き生きしています。
しかし、おじいさん、おばあさんになってくると、遊びにあまり興味を示さなくなるため、上記でご紹介した生き生きした表情やしぐさを見る機会が少なくなるのです。
ただ、老若問わず、撫でると喉をゴロゴロならす、目を閉じて気持ちよさそうにする、飼い主のそばでくつろぐなど、嬉しい気持ちをさまざまな仕草や合図で表現してくれているはずです。
見逃さないようにしたいですね。
このほかにもネコは、嬉しいと尻尾で表現します。
尻尾がピンと立っているときは機嫌が良いという合図です。
また、尻尾をピンと立てたまま、パタンパタンと左右に倒すしぐさも、機嫌が良い合図であるといわれています。
しかし、怒っているときにも尻尾を激しく振るので、見間違えないようにしましょう。
嬉しいときはゆったりとしたリズムで左右に振りますが、怒っているときはイライラとしたリズムで激しく左右に振ることが多いです。
ネコはポーカーフェイスで、何を考えているのかな?と疑問に思うことも多いのではないでしょうか。
しかし、楽しむ様子やうれしい気分は何となく伝わるものです。
機嫌よく暮らしてくれることは、飼い主にとって最大の喜びでしょう。
ネコが楽しい!と感じるシーンは様々ですが、主に遊ぶ、美味しいものを食べる、外の景色を見る、飼い主の注目を集める、撫でてもらう、ツメとぎをするなどのときにワクワクするといわれています。
毎日楽しいことを見つけて、機嫌よく暮らしてほしいものですね!
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最後に
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