猫は常に寝て過ごすイメージがあるペットですが、実はワンちゃんもまた同じくらい寝ている時間が多い生き物です。
子犬・成犬・シニア犬それぞれ1日あたりの睡眠時間が変わってきますので、それを見ていきましょう!
〜犬は10〜11時間が平均睡眠時間〜
基本的に寝てて当たり前の動物
成犬の場合平均10〜11時間ほどの睡眠をとり、人間よりも遥かに寝ている時間が長いです。
中には、12〜15時間ほど睡眠をとるワンちゃんもおり、1日の半分以上を眠って過ごすことも珍しくありません。
ワンちゃんがいつも寝ていると元気が無いのかと心配になりますが、基本的には寝ている時間が多いのが当たり前なので、無理に起こしたりかまったりすることの無いよう気をつけてください。
必要なときに本気を出すためのパワー溜め
長い時間睡眠をとることで身体を休め、活動に必要なエネルギーを蓄えているのです。
子犬やシニア犬の場合は成犬よりもさらに長い睡眠時間を必要とし、1日中寝ていることも珍しくありません。
そのためより質の高い睡眠をとることができるよう、寝る環境については少しでも良い状態を整えてあげられるようにしてください。
〜活動時間は積極的に身体を動かせるよう付き合ってあげて〜
遊ぶことでストレス発散と良質な睡眠へ
24時間のうち睡眠を除いた時間が活動時間となりますが、ワンちゃんは活動量の多い生き物ですので、存分に身体を動かせるよう飼い主さんが積極的に付き合ってあげる必要があります。
日中の運動不足はワンちゃんにとってストレスとなり、散歩や遊びをないがしろにすると夜思うように眠れなくなるといったことに陥ります。
夜になって、走り回ったり、夜鳴きをする原因ともなるので、散歩や遊びは日課として毎日きちんと行わなければなりません。
散歩は1日2回が理想
睡眠で蓄えたエネルギーは日々発散しないと元気を有り余らせることにもなります。
パワーを有り余らせて散歩先でトラブルを起こすなどの心配も出てきますので、その日のエネルギーはその日のうちに発散させてあげましょう。
主な運動となる散歩は不定期や1日起きなどでは無く原則として毎日、さらに1日2回ほど連れ出してあげるようにしてください。
〜睡眠不足は寿命を縮めることになる〜
肉体的・精神的に悪影響を及ぼす
人間と同じように、ワンちゃんもまた睡眠不足に陥ると健康に影響が出てきます。
肉体面、精神面ともに大きな悪影響を及ぼし寿命を縮めることになるので、健やかな成長を見守っていくためにも睡眠不足が起こらないよう努めてあげなければなりません。
安心して眠れるベッドはもちろんのこと、人間の生活音や振動が睡眠に影響を及ぼさないような場所を選んであげることも大切です。
温度管理で睡眠不足を解消
また、睡眠においては快適な温度を保ってあげることも大切です。
シングルコートの犬種なら夏は22〜25℃、冬は20〜25℃、ダブルコートの犬種なら夏は23〜26℃、冬は19〜23℃を目安に温度を管理してあげてください。
夏 | 冬 | |
シングルコート | 22〜25℃ | 20〜25℃ |
ダブルコート | 23〜26℃ | 19〜23℃ |
良質な睡眠をとれるかどうかがワンちゃんの心身の健康管理、ひいては寿命に大きく関わってくるため、ベストな眠りを提供できるよう努めてあげてください。
特に外飼いのワンちゃんについては室内飼いより一層気を遣ってあげる必要があります。
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最後に
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