【意外な危険!?】犬に猫用のいなばちゃおちゅーる

 頭から離れないCMをバンバン打っている猫用ちゃおちゅーる

 

 猫用ちゃおちゅーるをワンちゃんにもあげることは可能なこと知ってましたか?

 

 ただし、与えるにあたって想像の斜め上をいく注意点があり、それらについてまとめましたので見ていきましょう!

 

 「【カビ混入で大炎上?】犬用ちゃおちゅーるはやっぱり超危険だった!?」でも話したことと合わせてチュールについての理解を深めていただければと思います!

【意外な危険!?】犬に猫用のいなばちゃおちゅーる

〜犬に猫用いなばちゅーるを与えるのは危険なの?〜

 結局のところの結論を知りたいところですよね。

 

 結論としては「安全ではある」というような少し曖昧な感じにしておきます。

もちろん猫用ちゃおちゅーるで犬が死ぬことはない

 上記に書いたように、ワンちゃんに猫ちゃんのチュールをあげたところでになるような成分は入っていません。

 

 すぐに体調が悪くなったり、死んでしまうといったことはありません。

 

 結局動物が「食べるもの」ですし、犬猫両方を買っているご家庭で例えば「うっかり」あげてしまうこともあると思います。

 

 「犬が猫用ちゃおちゅーるを食べて死亡!」みたいなニュース聞いたことあります?

 

 ないですよね。

 

 作っているいなばペットフード株式会社さんもそんな危険なことはしないですよ。

 

 ただ、あくまでもワンちゃん用にはワンちゃん用の、猫ちゃんには猫ちゃん用のちゃおちゅーるを作っているので、「それぞれにそれぞれのチュールをあげることが望ましい」ということです。

犬が食べてはいけないものは入っていない

 例えば、ワンちゃんが絶対に食べてはいけないものの代表として、

 ・チョコレート

 ・ココア

 ・刺激物(ねぎ、ニンニク、ニラなど)

 ・ぶどう

 ・レーズン

 ・アボガド

 ・キシリトール

 などが挙げられますが、この後に書いている犬用・猫用ちゅーるの成分比較表を見てもらってわかるように、もちろん入っていません。

 

 仮にこれらが入っていたら今頃とんでもないことが世の中で起こっていることになります(゚Д゚)

犬が猫用いなばちゅーるを食べても安全です

 上記に書いたようなワンちゃんが食べてはいけないものを食べてしまうと、

 ・けいれん

 ・貧血

 ・興奮

 ・発熱

 ・食欲不振

 ・腹痛

 ・ふらつき

 ・皮膚の炎症

 ・せき

 ・虚脱

 ・大量によだれが出る

 などが症状として出ますが、ちゃおちゅーるには犬猫用ともに、そのような成分が含まれていませんので、心配の必要は全くなしです。

 

 仮に「うっかり」猫用ちゃおちゅーるを犬にあげたところで慌てる必要は一切ないですし、犬猫でちゅーるを交換して与えてもそれぞれ安全なものしか入っていないので、ご安心ください!

〜猫に大人気のいなばちゃおちゅーる〜

 猫ちゃんを飼っていない人でもテレビCMや口コミを見たり、あげてみたい、あんな仕草を見てみたいと思う人が続出中のちゃおちゅーるですが、猫ちゃんは袋を開けただけでも大喜び、何度か食べると箱や袋を見せただけで猫なで声を出して擦り寄ってきます。

犬用のいなばちゃおちゅーるもあるの?その名もワンチュール!

 美味しそうに食べる猫ちゃんをCMなどで見て、ワンちゃんも喜ぶかしら?と思った方はいませんか。

 

 ドッグフードや犬用のおやつは歯が強く、鍛えたい犬向けに固めのフードが多いですが、子犬や老犬にはソフトなちゃおちゅーるのようなおやつをあげたいと思う方もいることでしょう。

 

 ちゃおちゅーるは宣伝の影響か猫用だけだと思われていますが、実は犬用のちゃおちゅーる(ほんとは「Wanちゅ~る」と言うらしいです!も販売されており、犬が好きな味付けでソフトなおやつに仕上がっています(最近ようやく犬用のチュールCMもやるようになってきました)。

 

犬用ちゅーるのワンチュールは置いている店が少ない

 ということで、犬には犬用のちゃおちゅーるをあげればいいわけですが、犬と猫と両方を飼育されている方などは犬用、猫用と分けて買うのは面倒だし、不経済と思う方もいるかもしれません。

 

 また、人気の猫用は近くのスーパーやコンビニでも手に入るけれど、ワンチュールはうちの近くのお店では見かけたことがないとか、種類が少ないとお困りの方もいることでしょう。

 

 犬用と猫用では味のラインナップが違っているので、もしかしたら、ヘルシーな魚味を犬に食べさせたいと思う方もいるかもしれません。

 

 基本パッケージは1箱14本入りなので、犬と猫にあげて早めに消費したほうが効率的で経済的と思う方もいるのではないでしょうか?

 

 ですが、メーカーでは犬用と猫用に分けて販売しているのですから、犬に猫用を交換してあげていいものかは気になるところです。

 

 そこで、味の種類の違いや入っている成分などを比較してみました!

〜猫用と犬用のいなばちゃおちゅーるを比較してみた〜

猫用・犬用でちゅーるのベースの味が異なる

 犬用のちゃおちゅーるには鶏ささみをベースビーフ味チーズ味と、健康促進シリーズとして目の健康に配慮したビーフ入り、お腹の健康に配慮した緑黄色野菜入り、骨の健康に配慮した鶏軟骨入りといったラインナップがあります。

 

 これに対して猫用は犬用と共通する味の鶏ささみに加えて、まぐろやかつおなどの魚味や、鶏ささみとほたてやカニ、イカのミックスなど味も豊富です。

 

 また、1歳までの子猫用まぐろや、11歳からのとりささみなど年齢に応じた商品があるほか、猫に起こりやすい特質である毛玉に配慮したキトサンや食物繊維のセルロース配合のタイプも用意されています。

犬猫それぞれの体に合わせて作られている

 この点、犬の健康配慮シリーズや、猫の毛玉配慮など犬や猫それぞれの特質に合わせた商品はお互いにあげない方が無難です。

 

 犬の特質に合わせた健康配慮シリーズは猫にはあげない方がいいですし、猫の毛玉配慮向けのまぐろ味も犬にはあげない方がいいでしょう。

 

 あと、犬用のおやつには大体の商品で、プロピレングリコールという保湿する薬品が入っており、猫ちゃんの体にはよろしくないものとなっているので、犬用を猫ちゃんにあげるのはやめた方がいいようです。

〜犬用・猫用いなばちゅーるはどんな成分が入ってる?〜

 ワンちゃんと猫ちゃんのちゅーるにはそれぞれどんな成分が入っているのでしょうか?

 

 体に害を侵すものが入ってないか心配になりますよね。

犬猫ちゅーる配合成分比較表

 そこで、共通の味としてラインナップされている「鶏ささみ」について、配合されている成分が違うのかを比べてみることにしました。

 

 年齢制限のないベーシックなとりささみの原材料比較は下表の通りです。

 

 

猫用

(ちゃおちゅーる)

犬用

(ワンチュール)

エキス ホタテ チキン
糖類(オリゴ糖等)  
植物性油脂  
増粘剤(加工でん粉)
ミネラル類  
増粘多糖類
調味料(アミノ酸等)  
ビタミンE
緑茶エキス
カラメル色素  
カロテノイド色素  
酵母エキス  
キトサン  
紅麹色素  

(いなばペットフード株式会社 商品ページより)

 いずれにしても、犬や猫が食べて害になるような特徴的な成分は含まれていません

 

 さっき挙げた、犬が食べてはいけないものが入っていないことがわかりますよね!

 

 ワンちゃんに害になるものは無いので、心配はなさそうです。

栄養成分・カロリー比較表

 次に栄養成分やカロリーについて比べてみましょう。

 

 

猫用

(ちゃおちゅーる)

犬用

(ワンチュール)

粗たん白質(たんぱく質) 7.0%以上  7.0%以上  
粗脂肪(脂質) 0.2%以上 0.3%以上
粗繊維 0.1%以下 0.1%以下
粗灰分(灰分) 1.5%以下 1.7%以下
水分 91.0%以下 91.0%以下
カロリー/1本 約7Kcal 約8Kcal

(いなばペットフード株式会社 商品ページより)

 犬用のほうがやや資質が多いのと、灰分量が高い点以外は、大きな違いはないようです。

 

 カロリーもほとんど変わりありませんが、微妙に猫用のほうは低いので、もしかしたらダイエットにはいいかもしれません。

 

 もっとも、ほたてエキスとチキンエキスの配合に違いがあるので、犬が猫用を喜んで食べるかは疑問が残るところです。

 

 また、カニなどの甲殻類やホタテなど貝類はアレルギーが発生しやすい物質でもあるので、デリケートなワンちゃんには、やはり、犬用として作られたわんちゅーるをあげるのがいいかもしれません。

〜水分補給用の犬用いなばチャオチュール?〜

 中毒性のあるおやつですが、いなばちゅーるは水分量が多いため、水分補給を目的としてあげることもできます。

尿路系疾患の犬にぴったり

 老犬になってくると尿路系疾患を患ったりですとか、健康なワンちゃんに比べ必要とする水分が多くなることがあります。

 

 CMで観てもわかるようにとにかく食いつきのいいおやつで、飲ませる必要がある水に少量溶いてあげても、ガシガシ飲んでくれるくらいのおやつです。

 

 犬も猫も中毒性がやばいですよねw

 

 中にはなかなか水を飲んでくれないワンちゃんもいますので、こういった飲ませ方も一つの手かなと思ってます。

 

 それと尿路系疾患のワンちゃんの場合、ミネラルが多いと症状がひどくなることもあるので、ウォーターサーバー(水がミネラルウォーター)を使用しているご家庭ではワンちゃんにその水をあげるのをやめた方がいいです。

 

 ただ、飼い主さんの中には、できるだけ新鮮な水をワンちゃんに上げたいとお思いの方もいらっしゃると思います。

 

 そういうときは水道と直結できるウォーターサーバーもあるので、こちらに変更するのも一つの手です。

 

 水道水でしたら、日本の場合「軟水」で、ミネラルがほとんど含まれていないので安心してあげることができます。

 

 ウォーターサーバーをしようしていないご家庭でも新鮮な水をワンちゃんにあげるひとつの手段としてご確認いただけると幸いです。→水道直結ウォーターサーバー詳細はこちら

 

 あと、余談ですが、ウォーターサーバー特有の水を取り替えるときのあの重い水を持ち上げる作業がなくなるのでめちゃくちゃ便利です!

ワンチュールは水分補給を目的としたシリーズもある

 通常のいなばチュールを水に溶いて飲ませてあげるのも一つの方法ですが、水分補給を目的としたバージョンのちゅーるも発売されています。

 

 これは通常のちゅーると比べ、ワンちゃんの体液に近くなるようにミネラルバランスを調整した上で、通常のちゅーると同様に美味しく仕上げたものになっています。

 

 体液に近いミネラルバランスによって、体に水分が吸収されやすくなり、普通の水を飲むよりは少量の水で体への水分補給ができます。

 

 効率よく水分電解質の補給ができるので、人間で考えるとポカリスウェットのような飲み物と同じ考え方です。

通常&水分補給でワンチュール成分比較

 通常版のちゅーる水分補給版のちゅーるで成分を比較してみましょう!

 

 猫用ちゅーるとの比較と同じように「鶏ささみ」で成分比較表を作成してみました。

 

 

通常版 水分補給版
粗たん白質(たんぱく質) 7.0%以上  6.0%以上  
粗脂肪(脂質) 0.3%以上 1.0%以上
粗繊維 0.1%以下 0.3%以下
粗灰分(灰分) 1.7%以下 1.7%以下
水分 91.0%以下 91.0%以下
カロリー/1本 約8Kcal 約8Kcal

(いなばペットフード株式会社 商品ページより)

 という風にほとんどの項目で差がありません。

 

 ただ一つ違いが見られるのが「脂質」で、1.0%以上の脂質が含まれますが、カロリー的には変わらず、また1日に何十本と食べるものでもないので、心配はいらないです。

 

 先ほど「ミネラルバランス」の件に触れましたが、ミネラルの情報は「灰分」のことを指します。

 

 これはいなばペットフード株式会社さんの方にも質問してみて、確認を取りました。

 

 ミネラルというのは無機質で、カロリーのないものですから、ミネラルが多く含まれていたとしても「太る」といった心配は一切ないです。

 

 尿路系疾患を患っているワンちゃんや夏場の熱中症対策として水分補給が必要なときに是非食べさせてあげてみてください!

〜犬にいなばチャオチュールあげてみた〜

 という小見出しでココアチャオチュールをあげてみてどうだったかというレビューを書こうと思ったんですが、現在ダイエット中ということで、禁止令が出ました。笑

 

 また、ちびのちゃおちゅーるをこっそりあげてみようと試みたんですが、そもそもちびがちゅーるを食べません・・・。

 

 ちびはとても偏食家でカリカリフードしか食べないという秘密があります(健康的にはこれがいちばんなんですけどね)。

 

 なので、こんな悪さもすることができずに、ココアのダイエット期間終了を待ち、ご褒美にちゃおちゅーるをあげようと思います。

 

 その際は、この記事に追記でココアが爆食いする様子を書いていきたいと思うので、またお時間あるときに覗いてみてください。

(ココアはこういう系大好きなので超爆食いすると思いますw動画にしてアップしようかなwそして私人間ですが、「飼い主の人間がちゃおちゅーるを食べてみた」って動画も近いうちにアップする予定ですw)

 

 そんな感じで、全然締まらないですが、この記事を終わろうと思います。笑

 

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最後に

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