ちゅーる ちゅーるちゃおちゅーる♪のCMで有名な「いなばちゃおちゅーる」。
犬用のワンちゅーるという商品も出ていることをご存知ですか?
「【意外な危険!?】犬に猫用のいなばちゃおちゅーる」でも紹介しておりますが、最近は犬用ちゅーるも大注目されています!
さて、今回、Twitterにてちゅーるのをお皿に出したときに、カビが混入していたというツイートが大拡散されており、ちゅーるユーザーには大変心配な出来事が起こりました。
本当にカビが混入していて危険なものなのでしょうか?
発端となったツイートを元にまとめてみましたので見ていきましょう!
〜カビ混入ちゅーるの大炎上の発端はTwitterで〜
こちらのツイートをご覧になってください。
【緊急】【Ciaoチュール】
【拡散希望】
No.1
Ciaoチュールから、カビが出てきました。主様お皿に移し確認してからあげてください
命が軽視されています#猫#おやつ#Ciaoチュール#カビ#直やり危険#拡散希望 pic.twitter.com/3hPXKfjUif— 🐾kotetsu🐾 (@nyansdayo) August 9, 2019
『Ciaoチュールから、カビが出てきました。主様お皿に移し確認してからあげてください 命が軽視されています』
といったツイートです。
「ちゅーる」と聞くとワンちゃんも猫ちゃんも袋に直接口をつけて食べているイメージが強いですが、飼い主さんによっては一度お皿に開けてあげていることもあります。
そこでこのツイートされた方が実際にお皿に開けたところ、黒いカビのようなものや黄色味がかって変色したものが確認されたとのことでした。
現時点で約5万ツイートされており、かなりの拡散がされています。
とは言えど、私自身こんなニュースを見たのは初めてですし、私自身がチュールをあげているときには一度も混入を見たことがありません。
~犬用ちゃおちゅーるは安全に食べられる?~
今回話題に上がっているちゅーるは「猫用」ですが、犬用のちゅーるもあるため、そちらの心配も出てきます。
猫用ちゅーると犬用ちゅーるの製造工場では、おそらく同じ製造ラインで作っていると思いますので、もし仮にこういったことが起これば、どの商品にもカビが混入している可能性もあるんじゃないのか?と疑ってしまいます。
直接袋に口をつけて食べさせるやり方ですと、中身が見えないので、飼い主さんは一度お皿に開けた上でワンちゃんにあげる方がいいかもしれません。
この件については、正直なところ、真相がわかっていない部分も多く、メーカー側(いなばペットフード株式会社)も慎重な対応をしております。
〜ツイート主といなばペットフード株式会社のそれぞれの主張〜
それにしてもどちらか一方の主張を信じ込むことは大変危険な行為で、犬猫を買われている飼い主さん自身もこの件について考える必要があります。
ツイート主の主張内容
先ほどのツイートと同じものですが、このような主張をしています。
【緊急】【Ciaoチュール】
【拡散希望】
No.1
Ciaoチュールから、カビが出てきました。主様お皿に移し確認してからあげてください
命が軽視されています#猫#おやつ#Ciaoチュール#カビ#直やり危険#拡散希望 pic.twitter.com/3hPXKfjUif— 🐾kotetsu🐾 (@nyansdayo) August 9, 2019
その後のツイートも載せます。
【いなば食品】【カビ】
拡散ご協力お願い致します
いなば食品より連絡ありました。今回の炎上につき、私から止める事は出来ない。終息させる事が出来るのは【いなば食品】ですと
それは、承知して頂けました。方針が決まり次第連絡頂く事になりました。#いなば食品#拡散希望— 🐾kotetsu🐾 (@nyansdayo) August 11, 2019
だいぶ荒れてるようなので
アップしたちゅーるは、スティックと中身、両方いなば食品に送っています。検索結果、スティック(袋)には、穴あき、パウチ不良は、ありませんでした。との報告を受けています。憶測で無責任なリプお控え下さい。DMでできる限り対応しております。— 🐾kotetsu🐾 (@nyansdayo) August 11, 2019
これらのツイートを含め、「いなばペットフード株式会社」の耳にも入ったようです(そら当たり前か…。)
そのいなばさんの説明や対応を受けて次のツイートをしています。
【お知らせ】
いなば食品がホームページで発表していると言う情報を頂きました。拝見しました。私の思いは伝わらなかったようです。
【直やり注意】引き続きお願いします。
これにて、いなば食品及びCiaoちゅーるのツイート終了します。RTして頂いた皆様ありがとうございました— 🐾kotetsu🐾 (@nyansdayo) August 13, 2019
いなばペットフード株式会社の対応を受けて、こちらのツイート主さんは納得いっていないようです。
その上でちゅーるの「直やり」ではなく「お皿でちゅーる」を推奨しています。
この方のお家の猫ちゃんは元気なのでしょうか?
【お礼】
4万8千ものRTありがとうございました。
【お皿でちゅーる】
定着してくれると【安心】我が家の子達は、元気です。#お礼#猫#お皿でちゅーる#我が家は元気です#ありがとう#感謝 pic.twitter.com/a2YVsaPY6D
— 🐾kotetsu🐾 (@nyansdayo) August 13, 2019
みんな元気にしているそうです。これは本当によかった!結局動物の健康が第一ですからね!
それでは皆さんも気になっているであろう、いなばペットフード株式会社の対応内容を見ていきましょう。
いなばペットフード株式会社の主張
こちらのリンクに記載されていますが、今回の件を受けていなばさんは下記の製造工程についてホームページに記載しています。「CIAOちゅ~るの製造工程についてのお知らせ(追加ご説明)参照」
このような見解を述べております。
もちろんですが、製造工程上に何も問題はないようです。
特に、「7.殺菌による安全性の確保」に関しては、
『気密充填後は上記のとおり115度~120度の高温化で約40分の高熱殺菌処理をしていますので、製造後にちゅ~るチューブの中で微生物や糸状菌(かび)、細菌(バクテリア:かびよりも小さく外観や構造も異なります)が自然発生して増殖することはございません。』
というようにしっかりと言い切っています。
ちゅーるの袋は真空になっていますが、真空状態にした後に、高温で殺菌処理をしているので製造した後に袋内でカビや細菌が増殖することがないということです。
そりゃそうですよね。菌というのはタンパク質でできており、タンパク質というのは60℃以上の加熱をすると固まります。
ゆで卵を思い浮かべてみてください。
タンパク質が固まってしまえば、それは菌が死ぬことになります。
真空状態でそれ以上外的要因によって袋の中に菌が入ることがなければ、袋の中でカビが増殖するというのは考えることができません。
よって、いなばペットフード株式会社が主張していることも否定することはできないと思います。
もしかしたらカビが生えていたちゅーるの袋に小さな穴が空いていたのかもしれないと思いましたが、ツイート主さんは袋を確認したところそれはなかったと別ツイートしています。
いなばに送ったそうですが、袋自体に問題はなかったといなば自体も認めているようです。
謎は深まるばかりです…。
〜ちゅーるのこの炎上を見た世間の声は厳しい?〜
このツイートに対して下記のようなリプがあります。
感じることは人それぞれですが、いろんな考えがありますので見ていきましょう!
ちゅーるが乾燥している時点で違和感
投稿主様、どうやってお皿に出せば写真のようになりますか?カビも乾燥してるように見えますが、ちゅ~るの中で乾燥してたんでしょうか?だとしたら穴でも空いていたんでしょう。ちなみにチュールを普通にお皿に絞ると写真のようになります。 pic.twitter.com/78VGicimL2
— JOE(ジョー)@メタボリックはやめられない! (@lightman_JOE) August 10, 2019
こちらの方は「袋が空いていたんではないか?」と指摘しています。
カビが乾燥していることに疑問を持っているようで、確かに私も穴が空いてない限り中身が乾燥することはないと思います。
いなばペットフード株式会社の初期対応が下手
会社側の対応も下手だよね
まずは謝罪すべき
ただ一方的に会社側が悪いわけじゃなく、買った側の保存状態とか開封済みの物を数回に分けてたのか、新品だったのかとか情報が少ないよね。果たして本当に投稿者さんに1mmもマイナス面はないのでしょうかね?
— 弓月@マイクラ実況動画投稿中 (@yumituki_1083) August 9, 2019
「まずは謝らない」というのもビジネスのやり方の一つかもしれないのですが、BtoCとしてやっていく上で、個人からの信用は大事ですし、今の時代こういったSNSで真実であっても嘘であってもバズってしまえば将来的に不利になるんではないでしょうか?
「黙って沈黙を貫いて時間に解決してもらって風化させる」戦法はもう流行らないと思います。特に内需企業で大企業なら。
この事実に対して謝るんではなくて、お騒がせして申し訳ありませんと当たり障りのないことを言って、まずは企業のイメージを落とさないようにするということです。
いなばペットフード株式会社を叩くことが大事なわけではない
まあ今一番大事なことは、いなばさんを叩くことではなく、猫ちゃんたちの体に悪いものを与えていないか考えることですね。まだ全てこの商品、会社が悪いと決まったわけではないので、与える前に確認してあげることがが大事だと思います。
— たなやん (@moyashi11246) August 11, 2019
どちらにせよ、もしかしたら中に何か混入してる可能性も否定できないので、一度お皿に移してから与えることも大事かもしれませんね。
箱を開けるとちゅーるがホコリを被っている
動物病院関係者です。
病院専用ちゅーるを1箱50本入りを業者から仕入れバラで販売しているのですが、箱を開けチュールを触ってみると毎回ではないですがザラザラしてます。触ってみるとホコリを被って白くなってるんです。その度に返品交換してもらってるんですが、メーカーに改善をお願いしても— しろくま (@R298plUR8hwQBgq) August 11, 2019
んー、これはなんとも言えません。
確かにパッと見、不衛生な感じがして返品交換してもらいたくなりますけど、中身には問題ないんですよね?
動物達の体に影響はないですよね?
この世の中、目に見えないホコリやゴミなどいくらでもあります。袋を拭けばいい話です。
なんか便乗していなばを叩くネタを出しているだけだと思います。
買った次の日にちゅーるの袋がパンパン
https://t.co/DhM7tTuEE1
別に保存状態が悪い訳じゃなくて、購入した次の日に袋から出してあげようとしたらこんな風になってた。賞味期限は切れてない。だから電話して膨らんだ本体は中身は開けずに、いなば社に言ったら『厳重な袋送るからそれだけそれに入れて送り返して』ってなったから送ったけど— 鳩 (@_crow_crow_) August 11, 2019
これは流石にまずいでしょw
さらにこちらの方のツイートを見ていると、お店で購入した次の日に袋がパンパンになっていたようです。
これは完全に中身の問題ですので、見過ごすわけにも動物達にあげるわけにもいきません。
いなばペットフード株式会社に連絡をし、返品・交換をしてもらったようです。
〜大炎上したちゅーるのカビについてのまとめ〜
犬にちゅーるは体に悪い?
そもそもワンちゃんにチュールを上げること自体が体に悪いんじゃないか?と思ってらっしゃる方もいるようですが、もちろんワンチュールをあげすぎてしまっては体に悪いです。
それは普段食べているドッグフードも同じで、必要以上のカロリーや塩分を取ってしまっては何を与えても同じことです。
「猫用ちゅーるの塩分量が多くて腎不全にかかるリスクが高まる」みたいな投稿がSNSにされていましたけど、完全デマということもわかっています(投稿者はあまりの影響力にびっくりして投稿を削除したようです。)。
全てにおいて誰が言ったとか、誰が書いたとかじゃなくて、ワンちゃん自身の1日あたりの摂取量を調べて、それを超えてないかどうかを確認すればいいだけです。
数分の手間を面倒ぐさがってやらない人が大多数ですが、愛するワンちゃんのためなら、その数分をしっかりと使ってあげて、本当にワンちゃんの体に悪いのかどうかを判断してあげてください。
ネットに書かれた情報が全てでは無い
いくらSNSでの個人の拡散力が大きくなったからと言って、結局は当事者同士しか知ることがない内容もあるはずで、ブラックボックスになってしまうのは致し方のないことです。
それとこう言った炎上事件が起こるとそれに便乗して、有る事無い事を発信する輩もいます。
その有る事無い事を信じ切って翻弄される末端の消費者もいます。
ワイドショーや週刊誌の情報を真に受けてしまう層ですね。
そして少数のマイナス部分が大きく拡散されて、なぜか「買わない」「与えない」といった拡大解釈に繋がり、ある一定期間買わずにいて、ほとぼりが冷めてまたCMで目にして気になって買い始めるんです。
不思議ですよね。笑
結局は飼い主さん自身が与える瞬間にお皿に開けてあげれば全てが解決だと思ってます。
ちゅーるなんて製造している絶対数が莫大なので、中には欠陥品も出るでしょう。
交通事故と一緒で確率論です。極僅かな確率の方ばっかり意識をしストレスを抱え、商品を買う買わないの判断をしてるのはアホのやることです。
大事なのは普段からワンちゃんや猫ちゃんに与えるものに異変がないか見て与えることだと思います。
異変があればその会社に思いっきりブチギレていいと思います。それはビジネスが成り立つ一つの要因だと思ってるので。
グダグダ書きすぎましたが、私自身もココアやちびにちゅーるを与える際は、一度お皿に中身を空けてからあげるようにします。
それでは、これにてこの記事は終わりにしたいと思います(‘ω’)ノ
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最後に
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お忙しい中お手数をおかけしてしまいますが、ご協力頂けると幸いです。
これからも問題解決できる記事を書いていけるよう、精進してまいります!ありがとうございました!
・私の愛犬も長老で食が進まない時が多くなっておりこの商品にお世話になっておりますのでよっても参考になりました。
・会社側の品質管理の説明を見て盲点はここしかないと思いました。
それは袋に食材を注入する機械の中ですある程度の配管がありますがどのような
設備でどうのうに清掃しているかの記述がありません、よってこの機械の配管の中で常に停留している場所でカビが発生しそれがある程度の大きさに成長した時にぽろりと塊が一部離脱して袋に充填されたのではないでしょうか袋に充填してからは滅菌しているから大丈夫と言ってますがその前工程で発生する可能性については否定できません注入装置の品質管理(温度、部屋の管理、清掃方法)を教えてほしいですね、袋詰めしたあと滅菌しているので問題はないかもしれません
でも食の風味としては最悪です悪臭、歯ごたえの悪さとても良い商品とは言えませんね。うちのわんこだったら二度と食べなくなると思います。
すいません、書き忘れました・・・
注入する機械で発生して脱落したカビの塊を想定した滅菌設定になっているようには思えません・・・やっぱり危険だと思います。
コメントありがとうございます。
見えない部分は怖いですよね・・・消費者(犬?)が安心して食べることができる過程を見せてほしいところです。