猫を飼っている人の中で、爪を切られる事を嫌がったり、じっとしていることが苦手な猫ちゃんを飼っている方はいらっしゃいませんか?
そのため猫の爪切りに苦戦して、毎回引っ掻き傷を作っている飼い主さんも多いのではないのでしょうか。
さらに苦手意識があるとコツがつかめず力が入ってしまい、猫が嫌がって爪を立てて反抗して、引っかかれたり噛み付かれたりすることもあるでしょう。
一度そうなってしまうと爪を切ること自体を諦めてしまうこともあるかもしれません。
しかし、コツさえつかめれば猫の爪切りは難しいことではないのです。
〜なぜ猫は爪切りを嫌がるのか〜
猫が爪切りを嫌がる理由として、飼い主さんの「さあ爪切りするぞ」という気合いを感じ取ってしまうことがあります。
そして猫の抱え方が安定していなかったり、手のホールドの仕方で猫がリラックスできず緊張状態になってしまうこともあります。
爪切りを持っていることで猫の爪以外の場所を傷つけたり、深爪しないようにと思う飼い主さんの配慮もわかるのですが、猫は相手の雰囲気を敏感に感じ取ることができるので、居心地が悪く逃げようとしてしまうのです。
爪切りをする時も飼い主さんがリラックスして、ソフトタッチで猫に触れることが楽に爪切りができる大きなポイントとなります。
そしてホールドする手も優しく持ってあげましょう。
猫は通常爪を指の間に隠しているので、肉球の手先を軽く押す事で爪が出てくる仕組みになっています。
しかし、慣れない人は手をぎゅっと握ってしまいがちですが猫はそれを好みません。
爪は軽く押すだけで簡単に出るので、力任せに行うのはやめましょう。
〜爪切りは猫のペースで〜
爪切りに慣れない猫もいるので、初めのうちは怖がってしまうかもしれません。
そんな時は爪切りハサミが見えないように抱きかかえたり、目を覆ってしまうなどして猫の視界に入らないようにするのもいいでしょう。
そして無理やり猫を押さえつけて爪切りをしないようにしましょう。
一度に無理に爪切りをして猫が嫌がっているのに爪切りを続けてしまうと、その記憶がトラウマになってしまうこともあります。
嫌がってしまう場合は、その場は中断して焦らずにまたの機会を見つけて試してみることが良いでしょう。
また、全ての指の爪を一度に切らずに、一日一本ずつ切っていくのも猫の負担にならないのでおすすめです。
〜失敗しない爪切りのポイント〜
爪の切り方の目安については、爪の性質を知ることが大切です。
猫の爪の中には血管が通っている場所があります。
中の血管を見る方法は、光に爪をかざす事で赤い色をした血管が見えます。
この血管ギリギリに切ろうとすると猫が不意に動いた時に傷つけてしまう可能性があるので、少し手前で切るようにしましょう。
爪切りは二枚爪による巻き爪防止と、爪先が尖っていることで傷をつけたりしないためのものなので、爪先5ミリを切る事でも十分なのです。
初めてでどこまで切ればいいかわからない場合は尖っている部分だけを削るだけでも大丈夫です。
初めは緊張するかもしれませんがやり方のコツさえつかめれば難しい事ではありません。
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最後に
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