「猫は三年の恩を3日で忘れる」ということわざがあります。
三年飼って、毎日ご飯やおやつをあげていても、その恩をたった3日であっさりと忘れてしまうということわざですが、本当に猫の記憶力は悪いのでしょうか?
〜猫は飼い主も忘れる?〜
「猫は三年の恩を3日で忘れる」ということわざは「犬は3日飼えば三年恩を忘れず」ということわざとセットになっています。
犬は忠犬ハチ公の例からも分かるように、飼い主に忠実で、恩義を忘れないと言われています。
ですが、猫は、しばらく旅行に行っていたり、出張で家を空けたりすると、久しぶりに会ったのにそっけない態度をとります。
犬のように尻尾を振って喜んで出迎えてくれるようなことはほとんどないでしょう。
そんな猫の態度から、猫は忘れやすいと誤解されるようです。
確かに、犬と比べると、猫の記憶力はよくないかもしれませんが、猫なりに飼い主に愛情を抱いていますし、数日で飼い主を忘れるようなことはありません。
そもそも、猫の性格は犬とはまったく違うので、犬と比べること自体がナンセンスです。
猫にとっては、エサがもらえて寝床があることが重要。
そもそも、猫は飼い主に対して犬のような執着を持っていません。よくいえば自立心があるのです。
〜久しぶりに会ったのにそっけないのはなぜ?〜
しばらく家を空けていると猫にそっけなくされるというのはよくあることです。
猫がそっけなくする理由は怒ったり、すねているからです。
特に、エサやおやつをあげていた人に対してはこの思いが強いみたいです。
「なんで置いていったのよ!」、「勝手にどこに行ってたの!」といったところでしょうか。
もう一つ、考えられる理由は、声には聞き覚えがあるけど匂いが違うので戸惑っているということです。
体臭は、食べているものや体調によって変わります。
家を留守にした期間が長ければ長いほど、体臭にも変化が生じます。
ですから、「知ってる人だけど、でも、何か違うぞ」という不信感で、そっけない態度をとっているのかもしれません。
〜猫の記憶力はどのくらい?〜
猫の記憶力がどのくらいなのか、正確なことはハッキリとは分かっていません。
猫の記憶力を実験した機関もあるようですが、結果はまちまちのようで、きちんとしたデータは出ないようです。
一説によれば、2年以上会わないと、飼い主のことを忘れてしまうと言われています。
猫は興味のあることは忘れません。
海外勤務や単身赴任、実家を離れるなど、長い間、猫と離れることになるならば、忘れられないように猫とスキンシップをとって、信頼関係を築いておきましょう。
エサや猫の好きなおやつをあげると覚えておいてもらえる確率が高くなるかもしれません。
また、電話をかけて声を聞かせるのも効果があるかもしれません。
目が悪い猫は、聴覚が優れているので、定期的に声を聞かせていれば忘れないでしょう。
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最後に
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