猫のひげの中に、1本だけ違う色のひげが混ざっていることがあります。
なぜ、違う色のひげが生えているのでしょうか。抜いたほうがいいのでしょうか。
そこで、意外と知られていない、猫のひげにまつわるあれこれをまとめました。
〜1本だけ違う色の白黒のひげが混ざってる原因は?〜
猫のひげをよく見ると、黒いひげの中に1本だけ白いひげが混ざってることや、白いひげに1本だけ黒いひげが混ざっていることがあります。
全部白いひげの猫もいるし、白黒混ざったひげの猫もいます。
猫のひげには決まった色がなく、それぞれの猫によって色が違うので、1本だけ違う色のひげが混ざってることはよくあることです。病気ではないので心配ありません。
〜猫のひげの色は変わる?〜
猫のひげの色は年齢とともに変わっていきます。
子猫のときは真っ白なひげも、成猫になってだんだんグレーになってくる子もいます。
白いひげから茶色っぽい色に変わる猫もいます。
猫のひげの色を決めるのは、メラニン色素です。
色素が薄い猫は白っぽいひげに、色素が濃い猫は黒っぽい色のひげになります。
人間が年をとると白髪になるように、猫のひげの色も年齢によって変化するのです。
7歳を過ぎた頃から変化してくるケースが多いようです。
猫のひげの色が変わる理由は加齢だけではありません。
食べ物、ストレスなどによってもひげの色が変わることがあります。
タンパク質やミネラルなどの栄養分が不足すると、ひげの色が白っぽくなるので気をつけましょう。
レアケースですが、皮膚炎などが原因でひげの色が変わることもあります。
ですが、ほとんどないことなので、それほど心配することはないでしょう。
ひげの色が変わるだけでなく、元気がなくなったり、エサを食べなくなるなど、気になる症状が見られたら、念のため動物病院に連れていくようにおすすめします。
〜猫のひげがちぢれたら〜
うちの猫は、ときどき変な寝方をして、クルンとひげがカールすることがあります。
寝ぐせなら可愛いですが、ひげがちぢれたらちょっと心配になりますね。
狭いところを無理やり通ってひげが引っ張られたのかもしれません。
猫のひげはセンサーです。
家具と家具の間や、塀の間など狭い隙間を通るときには、ひげをセンサーのように使って、頭が通るかどうか確認します。
ギリギリ通れると分かったら、無理にでも通ることがあります。
その際にひげが引っ張られてカールしてしまうことがあります。
また、猫は寒いのが苦手です。こたつの中やストーブの前を好みます。
ストーブやヒーターに近づきすぎて、ひげを焦がしてしまいちぢれることがあります。
人間の髪の毛も、熱によってチリチリになってしまうのと同じです。
寒い季節になったら、暖房器具にあまり近づかせないように気をつけましょう。
ひげは神経とつながっているので、無理やり抜いたり、切ったりしてはいけません。
ちぢれてしまっても、自然に抜けて生え変わるので、そのまま様子をみてください。
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最後に
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