猫の毛が、まるでたてがみのようにぶわーっと逆立っていたら、いったい原因はなんでしょうか?
猫の毛が逆立っていたらどうしたらよいのでしょうか?
猫の気持ちを知りたい方のために、猫の毛が逆立つ理由を3つまとめました。
〜猫の毛が逆立つ3つの理由~
怒って威嚇している
背中を丸めて、毛を逆立てていたら、それは猫が怒っている証拠です。
「シャーッ」「フーッ」と鳴くこともあります。これは、怒って威嚇しているポーズです。
寝ているところを無理に起こされたり、お子さんがしっぽを踏んでしまったり、嫌がっているのにしつこくなでたりしていると、猫の怒りはマックスに。毛を逆立てて威嚇してきます。
猫が怒って威嚇してきたら、手を出すと噛みついたり、ひっかいたりするかもしれません。
刺激しないように、その場を去るのが賢明です。お子さんが猫にちょっかいをかけているときは、静かにその場を離れて別室に行くようにお子さんを促しましょう。
大声でお子さんを叱ったら猫がびっくりしてしまい、よけいに興奮してお子さんを攻撃するかもしれません。
しばらく放置して、猫が落ちつくのを待ちましょう。
怖がっている
猫は耳が良いので、大きな音が苦手です。
特に、高い音を聞き取るのが得意なので、甲高い子供の叫び声などに驚いて怖がります。
知らない人がやってきたとき、テレビから大きな音がしたときなどにも驚いて怖がります。
知らない猫がやってきたり、知らない動物を見たときなどにも毛を逆立てることがあります。
これは「怖い」と思っているからです。
猫が怖がっているとき、無理になだめようとしたり、安心させようと声をかけたり、撫でたりするのは逆効果になることもあります。
パニックを起こして逃げ回ったり、暴れたりすることがあるので、静かに様子を見守りましょう。
時間がたつと、気持ちが落ち着いてきます。
興奮している
猫同士で夢中になって遊んでいるときなどに毛が逆立つことがあります。
また、子猫のときは、遊んであげると毛を逆立てることがあります。
これは、遊びに夢中になって興奮しているしるしです。
特に、猫じゃらしやヒモなどで遊んでいるときに、ぴょんぴょんと飛び跳ねて毛を逆立てるのは、狩猟本能が刺激されているからという説もあります。
外で遊んでいるとき、急に毛が逆立って、しっぽが膨らんだら要注意。
野良猫や、別の動物の気配や匂いを感じて興奮しているのかもしれません。
逃げようとしたり、逆に近づいていこうとして急に走り出していなくなってしまうことがあります。
道路に飛び出してしまうかもしれません。
車にひかれたり、迷子になってしまうこともあるので、急に毛を逆立てて興奮しだしたら、他のものに興味をひいたり、家の中に入れるようにして注意してください。
興奮している猫は、周りが見えなくなっています。目を離さないように気をつけましょう。
~猫の毛が逆立つのは病気?~
毛が逆立つこと自体は病気ではありません。
ただ、もしかしたら「病気のサイン」になっている可能性はあるかもしれません。
先ほど、毛が逆立つ理由として「威嚇」「怒っている」を挙げましたが、このようになることの理由として「病気」は十分に考えられます。
というのは、病気だと心身ともに余裕がない状態で、飼い主さんからのスキンシップが鬱陶しいと受け止められてしまう可能性があるからです。
人間でも体調が悪いときに元気な時の絡み方されるとイラっとしますよね。笑
猫ちゃんもそれと一緒です。
単純に起こっていたり、威嚇しているだけならいいですが、それがしばらく続くようであれば病院に連れていってあげてください。
何度も書きますが「まだ大丈夫だろう。しばらく様子を見よう。」はやめてください。
猫ちゃんを何年飼っていたとしても、病気の専門知識がない限りは「素人」です。
すぐに動物病院に連れていってあげて、獣医師さんに診てもらってください!
毛の逆立ちからこういった判断ができることもあるので、普段から猫ちゃんのことをしっかり見てあげてください!
ということで、こちらの記事は以上となりますが、今後さらにわかりやすい記事になるように、随時更新・修正をしてまいりますので、これからもよろしくお願いします(*^^)v
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最後に
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