段ボール箱から鳴き声がしたのでのぞいてみると、捨て犬だったということがあります。
また、見たところ明らかに飼い犬だと分かりますが、迷い込んで家に帰ることができなくなっているワンちゃんもいます。
捨て犬の場合、見つけた自分が飼うのが一番よいと思っても、既にペットを飼っていてこれ以上増やせない、ペット不可の集合住宅に住んでいるため飼えないという場合もあります。
このようなワンちゃんを見つけてしまった場合は、どのように対処すればよいのでしょうか?
犬を拾ったときの注意点や対応方法をまとめましたので見ていきましょう!
〜捨て犬や迷い犬の場合はどうしたらいい?〜
動物病院で診察してもらう
特に捨てられていたワンちゃんの場合、衰弱していたり、病気にかかっていたりする場合もありますので、一度動物病院で健康状態を診てもらい、ノミや寄生中も除去してもらうとよいでしょう。
自分で飼えないことを伝え、今後どうすればよいか獣医さんに相談することもできます。
ペットショップに相談
また、ペットショップに相談するという方法もあります。
動物病院と同じような要領ですが、近くに病院がないことも考えられますし、ひとつの手段としてペットショップも上げられます。
警察へ相談
他には、警察署に届けるという方法もあります。
ただし、特に理由がない場合、届けてから3〜5日後に動物保護センター(保健所)行きになり、引き取り手が現れない場合は殺処分されてしまいます。
そのため、可能なら、「保管期間が過ぎたら引き取りに行くため連絡がほしい」と警察に事前に伝えておく必要があります。
〜SNSで里親を探せる時代到来〜
写真を添えて投稿
ワンちゃんの引き取り手はSNSを使って探すという方法が有効です。
写真を添えて、引き取り手を探していることを知らせるようにすると、かわいそうなワンちゃんを放っておけないという愛犬家の中から希望者が見つかる可能性があります。
警察で1〜2週間預かってくれる
迷い犬の場合も、警察署に届けるという方法があります。
迷い犬として届けた場合は、ワンちゃんは遺失物という扱いになり、1〜2週間程度預かってもらえます。
一定の期間が過ぎても飼い主さんが見つからない場合は、動物保護センター(保健所)行きになってしまいますので、「保管期間が過ぎたら引き取りに行くため連絡がほしい」と警察に事前に伝えておきましょう。
飼い主を見つけやすくする方法
迷い犬の場合は、元の飼い主さんが必死で探している可能性が高く、SNSや迷い犬掲示板を使って情報を発信することが効果的です。
発見した日や場所などの情報とワンちゃんの写真を添えて掲載することで、飼い主さんが見つかる確率がぐんとアップします。
なお、拾い主という立場ですので、元の飼い主さんが見つからない時、例え引き取り手が見つかったとしても基本的に半年間は他の人に譲渡することができません。
〜迷い犬や捨て犬を一旦自分の家に預かる際に注意すること〜
ノミやダニが付いていることが多い
子犬の場合は扱いが比較的楽ですが、ある程度大きいワンちゃんの場合は隔離することのできる広めのスペースがあるとよいでしょう。
保護してすぐはワンちゃんも精神的に落ち着かず、人間がいないスペースで過ごせた方が安心する場合もあります。
また、ノミ、ダニなどをワンちゃんが持っていることもありますので、いきなりソファーなどに近づけない方が無難です。
自分や家族の健康を守ることも忘れないで
ワンちゃんの保護も大事ですが、自分や家族の健康を守ることももちろん大切です。
ワンちゃんを拾う時は、健康状態を確認するまで、ある程度距離を置く必要があります。
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最後に
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